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西酒造

代表銘柄:天賦

鹿児島県

KAGOSHIMA

1845年創業

1845年(弘化2年)の創業と伝わり、鹿児島県日置市吹上町に蔵を構える酒蔵です。本格芋焼酎「薩摩宝山」や「富乃宝山」の製造元として広く知られ、「酒造りは農業」という信念のもと、薩摩の大地が育む恵みと真摯に向き合う酒造りを実践しています。

代表取締役の西陽一郎氏のもと、2020年頃から新たに清酒(日本酒)製造に取り組み、日本酒専用の蔵で醸す「天賦(TENBU)」を立ち上げました。銘柄名には、自然環境や農作物などすべてが「天からの授かりもの」であるという想いが込められています。

「目指すのは食中酒」をコンセプトに掲げ、米の旨味を十分に引き出しながら「甘み・辛み・酸味・苦み・渋み」のそれぞれが一体となった、調和のとれたシームレスな味わいを表現しています。「SAKE COMPETITION 2026」では「天賦 純米吟醸」が純米吟醸部門でGOLDを受賞するなど、高い評価を受けています。

西酒造の歩み

西酒造は、弘化2年(1845年)の創業と伝わる鹿児島県日置市吹上町の蔵元です。東シナ海に面し、日本三大砂丘の一つに数えられる吹上浜を抱く薩摩半島西海岸のほぼ中央にあり、180年にわたってこの町で酒造りを続けてきました。代表取締役は西陽一郎氏です。

本格焼酎の蔵として知られ、「薩摩宝山」「富乃宝山」などの芋焼酎のほか、ウイスキーやワインも手がけています。蔵の根底にあるのは「酒造りは農業のようなもの」という考え方で、気候や畑の土、栽培の質が酒の旨さを大きく左右するため、まず農業を知り尽くして敬意を払うことから始めるという姿勢を掲げています。

日本酒の醸造は、焼酎蔵の歴史からみれば新しい取り組みです。鹿児島で日本酒を手がけるようになって6年になる2026年時点では、日本酒専用の蔵(日置市吹上町与倉)で醸す銘柄「天賦(てんぶ)」を展開しています。

「天賦」という名には、大地の豊かさや生命の神秘から生まれる酒は天からの授かりものである、という考えが込められています。自然の理(ことわり)に寄り添い、先人が磨いてきた技(こだわり)に感謝しながら、職人集団として造りを突き詰めることが、蔵の掲げる姿勢です。

天賦は、SAKE COMPETITIONで2024年に純米酒部門のSILVER、2025年に純米酒部門のBRONZE(いずれも「天賦 純米酒」)、2026年に純米吟醸部門のGOLD(第5位)と、純米吟醸部門のBRONZE(「天賦 純米吟醸 播州愛山」)を受賞しています。

酒造りの特徴

「天賦」の日本酒蔵では、精米から洗米、浸漬、蒸米、製麹、酒母、段仕込み、上槽、瓶詰め、火入れまでの工程を蔵人が担っています。精米では、磨き足りなくても磨きすぎてもいけないとして、米ごとに最適な精米歩合を見極めます。洗米は水で米を磨くように丁寧に行い、浸漬では米によって異なる最適な吸水率を見極めます。

麹造りは、蒸米を麹室の床に広げて適温まで冷まし、麹菌を散布する種つけから、床もみ、出麹へと進みます。出麹のタイミングは香りと味で決め、香りが十分で甘みを感じたところで麹の完成とします。酒母は、麹と水と蒸米をタンクに仕込んで酵母を加え、タンクを密閉せず温度を管理しながら約2週間かけて育てます。その後、初添え、踊り、仲、留めの段仕込みを経て、約1か月の発酵で醪が完成します。搾りたての生酒は、最適なタイミングで瓶詰めと火入れを行います。

仕込み水は、雨が大地にしみ込み、年に1メートルほどの歩みで地下深くの水脈へと向かう間に磨かれた地下水で、やわらかな口当たりとほのかな甘みを持ちます。原料米は国産米を使い、研究栽培のための自社田でも米を育てて、理想の米を探っています。酒米には、契約農家が育てる岡山県赤磐産の雄町、兵庫県産の愛山、東条地区少分谷の山田錦などを使い、2026年8月には山形県の高木酒造が開発した酒未来を譲り受けて醸した純米吟醸「羽前酒未来」が完成しました。

天賦蔵では、いつでもフレッシュな味わいを届けるため、丁寧な小仕込みを重ね、年間を通して安定した酒質の日本酒を醸しています。蔵には毎年、奈良・三輪明神の杉から作られた杉玉を迎えています。2026年3月には、鹿児島県産米で醸す本醸造「百年櫻」も加わりました。

代表銘柄

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天賦

「天賦」は、西酒造が日本酒蔵で醸す銘柄です。純米吟醸は精米歩合50パーセントで、「目指すのは食中酒」を掲げ、甘み、辛み、酸味、苦み、渋みが一体となった柔らかな味わいです。蔵の発表では、2025年にJapan Women's SAKE Awardのフルーティ部門で「天賦 純米吟醸」が金賞とCA賞を受賞し、2026年には同賞で純米大吟醸が金賞、赤磐雄町の搾立生酒が雄町サミットで優等賞に選ばれました。

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見学・購入

直売所
西酒造本社では商品の販売を行っていません。お近くの販売店の紹介や蔵直クラブ、オンラインショップを利用できます。
補足
日本酒蔵は鹿児島県日置市吹上町与倉3142-10にあります。見学の可否は公式に案内がないため、事前にお問い合わせください。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
鹿児島県日置市吹上町与倉4970-17
創業
1845年
公式サイト
www.nishi-shuzo.co.jp

出典

kagojob.jp / nishi-shuzo.co.jp / wikipedia.org / inuisaketen.co.jp / kosedosaketen.com / saketime.jp / sakenomy.jp / ja.wikipedia.org

本ページは自動収集した情報を編集したものです。公開資料に基づく記事で、現地取材・実飲による評価ではありません。内容に関するご指摘はお問い合わせへお寄せください。