チリのワイン産地のイラスト

WINE COUNTRY — CHILE

チリ

チリは南米の西海岸に南北に細長く伸びる、世界有数のワイン生産国です。東にアンデス山脈、西に太平洋という自然の障壁に囲まれており、フィロキセラの影響を免れた歴史を持つため、自根のブドウ樹が多く存在します。地中海性気候に恵まれ、安定した品質とコストパフォーマンスの高さから、世界中で愛されるワインを数多く輩出しています。近年では冷涼な沿岸部や山岳地帯の開拓が進み、多様なテロワールを反映したプレミアムワインの生産も急成長しており、国際的な評価を飛躍的に高めています。

詳細マップ

地図データ: OpenStreetMap contributors: ODbL

格付け・分類

主要産地

番号は地図の番号に対応。

  1. 01Casablanca Valleyカサブランカ・ヴァレー / 沿岸の冷涼白ワイン産地
  2. 02Maipo Valleyマイポ・ヴァレー / 首都近郊のカベルネ銘醸地

産地区分

  1. Aconcagua / Central Valley など南北に連なる DO 区分
  2. Costa / Entre Cordilleras / Andes2011年導入の東西 (海岸・中間・山麓) 区分

基礎データ

品種品種
カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール、ソーヴィニヨン・ブラン
例外・注意点カルメネール
ボルドーで失われた品種がチリで再発見された
気候気候
フンボルト海流とアンデスに挟まれた乾燥した地中海性気候
法規・制度フィロキセラ
自根栽培が広く残る、フィロキセラ被害のない稀な国

出典

テロワール

チリの気候は主に地中海性気候で、夏は乾燥して暑く、冬は穏やかで雨が多いのが特徴です。東のアンデス山脈からの冷気と、西のフンボルト海流による冷涼な海風が、ブドウの酸を保つ重要な役割を果たしています。土壌は沖積土や火山性土壌が中心で、水はけが良くブドウ栽培に適しています。代表品種は、かつてフランスで絶滅したと思われていたカルメネールが有名です。他にもカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーといった黒ブドウ、白ブドウではソーヴィニヨン・ブランやシャルドネが、各地域の微気候に合わせて栽培されています。

歴史

チリのワイン造りは16世紀、スペインの征服者や宣教師がミサ用のワインを造るためにブドウを持ち込んだことに始まります。19世紀半ばにはフランスの醸造技術が導入され、カベルネ・ソーヴィニヨンなどの欧州品種が植えられました。特筆すべきは、世界中のブドウ畑を壊滅させた害虫フィロキセラの被害を、地理的隔離により免れたことです。これにより、欧州では失われた古いクローンが守られました。1990年代以降は輸出産業として急速に近代化し、現在では世界トップクラスのワイン輸出国としての地位を確立しています。

有名な生産者

この産地の有名ワイン

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この産地から学ぶ

チリの産地

本ページは自動生成した解説を編集したものです。イラストはイメージです。内容の正確性を保証するものではありません。