シャサーニュ・モンラッシェのワイン産地のイラスト

WINE APPELLATION — CHASSAGNE MONTRACHET

シャサーニュ・モンラッシェ

村・アペラシオン ・ コート・ド・ボーヌ

フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ド・ボーヌ地区に位置する、世界最高峰の白ワイン産地の一つです。ピュリニー・モンラッシェと並び、シャルドネから造られる極めて長命で複雑味のある白ワインの聖地として知られています。村の南側には赤ワインの銘醸地サントネイが隣接しており、白ワインが圧倒的に有名ですが、ピノ・ノワールを用いたエレガントな赤ワインも少量生産されています。モンラッシェの特級畑の一部を村内に有し、その名声は世界中のワイン愛好家から絶大な信頼を寄せられています。

詳細マップ

地図データ: INAO / data.gouv.fr: Licence Ouverte / Open Licence

格付け・分類

Grand Cru(特級畑・3)

  1. 01Montrachetモンラッシェ / ピュリニーとまたがる
  2. 02Bâtard-Montrachetバタール・モンラッシェ / ピュリニーとまたがる
  3. 03Criots-Bâtard-Montrachetクリオ・バタール・モンラッシェ / シャサーニュ側のみ

基礎データ

品種品種
シャルドネの白とピノ・ノワールの赤の両方を産する
色・スタイルスタイル
白は厚みとミネラルを備え、赤は果実味豊か
例外・注意点またがる特級
モンラッシェとバタール・モンラッシェはピュリニー・モンラッシェと共有する
法規・制度特級畑
村内の特級はすべて白のみ

出典

テロワール

気候は大陸性で、冷涼ながらも日照に恵まれています。土壌はジュラ紀の石灰岩を基盤とし、斜面の上部は小石の多い泥灰土、下部は粘土質が強くなるなど、区画ごとに複雑な地質構成を持つのが特徴です。この多様なテロワールが、ワインに強固なミネラル感と豊かな酸、そして重層的な果実味を与えます。代表品種はシャルドネで、樽熟成を経てナッツや蜂蜜、白い花のような芳醇な香りを纏います。赤ワイン用のピノ・ノワールは、主に村の南側や標高の低い区画で栽培され、繊細でしなやかなタンニンを持つワインに仕上がります。

歴史

中世にはシトー派の修道士たちによってブドウ栽培の基礎が築かれました。19世紀後半、フィロキセラ禍による壊滅的な被害を乗り越え、品質重視のワイン造りが再開されます。1937年にAOCとして認定され、その際、村の名声と誇りを高めるために、当時の村名「シャサーニュ」に、世界的に有名な特級畑「モンラッシェ」の名を冠して「シャサーニュ・モンラッシェ」と改称しました。以来、ブルゴーニュを代表する最高級白ワインの産地として、その地位を揺るぎないものにしています。

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