プロヴァンスのワイン産地のイラスト

WINE REGION — PROVENCE

プロヴァンス

ワイン産地 ・ フランス

フランス南東部、地中海沿岸に広がるプロヴァンスは、世界で最もロゼワインの生産が盛んな地域として知られています。温暖な地中海性気候と豊かな日照に恵まれ、古くからワイン造りが行われてきました。AOCプロヴァンスを中心に、コート・ド・プロヴァンスやコトー・デクス・アン・プロヴァンスなどの主要なアペラシオンが点在し、近年ではその洗練された味わいから世界的な評価が急上昇しています。海風がもたらす冷涼さがブドウの酸を保ち、エレガントでドライなスタイルがこの地の代名詞となっています。

詳細マップ

地図データ: OpenStreetMap contributors: ODbL

格付け・分類

位置

番号は地図の番号に対応。

  1. 01Provenceプロヴァンス

主要 AOC

  1. Côtes de Provenceコート・ド・プロヴァンス / ロゼの中心的 AOC
  2. Bandolバンドール / ムールヴェードル主体の長期熟成型の赤で有名
  3. Cassisカシー / 白の評価が高い港町の AOC

基礎データ

色・スタイルスタイル
生産量の大半を辛口ロゼが占めるロゼ大国
品種品種
グルナッシュ、サンソー、ムールヴェードル、シラーなど
気候気候
日照豊富な地中海性気候
例外・注意点バンドール
ロゼ主体の地方にあって、バンドールは赤の銘醸地

出典

テロワール

地中海性気候に属し、年間を通じて日照時間が長く、乾燥した夏と穏やかな冬が特徴です。北からの冷たい風「ミストラル」が畑を乾燥させ、病害虫の発生を抑える重要な役割を果たしています。土壌は多様で、沿岸部の石灰岩質や砂質土壌から、内陸部の結晶片岩まで多岐にわたります。代表品種は、ロゼの骨格を成すグルナッシュ、サンソー、ムールヴェードル、シラーが中心です。白ワインにはロール(ヴェルメンティーノ)が用いられ、赤ワインではこれらに加えてカベルネ・ソーヴィニヨンやカリニャンが栽培されています。

歴史

紀元前600年頃、ギリシャのフォカイア人がマルセイユに植民地を築いた際、ブドウ栽培が持ち込まれたのがフランスにおけるワイン造りの始まりとされています。その後、ローマ帝国時代に栽培が拡大し、中世には修道院がその技術を継承しました。19世紀後半のフィロキセラ禍を乗り越え、20世紀に入るとロゼワインの品質向上に注力し、1977年にコート・ド・プロヴァンスがAOCに昇格。現在では、そのライフスタイルを象徴するワインとして、世界中で愛されるブランドを確立しました。

有名な生産者

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