モレ・サン・ドニのワイン産地のイラスト

WINE APPELLATION — MOREY SAINT DENIS

モレ・サン・ドニ

村・アペラシオン ・ コート・ド・ニュイ

モレ・サン・ドニは、フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区に位置する、極めて評価の高いワイン産地です。北にジュヴレ・シャンベルタン、南にシャンボール・ミュジニーという二大銘醸地に挟まれており、両者の個性を併せ持つような複雑でエレガントなワインを生み出します。村の面積は小さいながらも、5つの特級畑(グラン・クリュ)を擁しており、特に赤ワインにおいて世界中の愛好家から絶大な信頼を寄せられています。力強さと繊細さが絶妙なバランスで共存する、ブルゴーニュワインの真髄を体現する村の一つです。

詳細マップ

地図データ: INAO / data.gouv.fr: Licence Ouverte / Open Licence

格付け・分類

Grand Cru(特級畑・5)

「クロ」の名を持つ歴史ある特級が並ぶ。ボンヌ・マールは隣村シャンボール・ミュジニーとまたがる。

  1. 01Clos de la Rocheクロ・ド・ラ・ロッシュ / 村内最大の特級
  2. 02Clos Saint-Denisクロ・サン・ドニ / 村名の由来
  3. 03Clos des Lambraysクロ・デ・ランブレ
  4. 04Clos de Tartクロ・ド・タール / モノポール
  5. 05Bonnes-Maresボンヌ・マール / 一部のみ。大部分はシャンボール・ミュジニー側

基礎データ

品種品種
ピノ・ノワール主体の赤。ごく少量の白も認められる
色・スタイルスタイル
ジュヴレの力強さとシャンボールの優雅さを兼ね備えると評される
例外・注意点モノポール
クロ・ド・タールは単独所有(モノポール)の特級
法規・制度特級畑
特級は5つ(ボンヌ・マールの一部を含む)

出典

テロワール

気候は典型的な大陸性気候で、冬は寒く夏は温暖です。土壌はジュラ紀の石灰岩を基盤とし、斜面の上部には泥灰土や石灰質が混じり、下部には粘土質が多く含まれます。この多様な土壌構成が、ワインに骨格とミネラル感、そして豊かな香りの層を与えています。代表品種はピノ・ノワールで、特級畑のクロ・ド・タールやクロ・デ・ランブレに代表されるように、深みのある色調と凝縮した果実味、そして熟成とともに現れるスパイスや森の下草のような複雑なアロマが特徴です。白ワインもわずかに生産されていますが、圧倒的に赤ワインの評価が高い産地です。

歴史

モレ・サン・ドニの歴史は古く、12世紀にシトー派の修道士たちがこの地のテロワールの可能性を見出し、ブドウ栽培を本格化させたことに始まります。かつては「モレ」という名称でしたが、1927年に村の最も有名な特級畑「クロ・サン・ドニ」の名を冠し、「モレ・サン・ドニ」へと改称されました。長らく隣接するジュヴレやシャンボールの陰に隠れがちな存在でしたが、20世紀後半からドメーヌ・デュジャックなどの革新的な生産者が台頭し、その品質の高さが世界的に再認識されるようになりました。現在ではブルゴーニュを代表する銘醸地として確固たる地位を築いています。

有名な生産者

この産地の有名ワイン

[PR] 本セクションは楽天アフィリエイトのリンクを含みます。

関連する産地

本ページは自動生成した解説を編集したものです。イラストはイメージです。内容の正確性を保証するものではありません。