ニュイ・サン・ジョルジュのワイン産地のイラスト

WINE APPELLATION — NUITS SAINT GEORGES

ニュイ・サン・ジョルジュ

村・アペラシオン ・ コート・ド・ニュイ

フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区に位置する、村名アペラシオンです。ニュイ・サン・ジョルジュ村と隣接するプレモー・プリセ村のブドウから造られるワインが対象となります。特級畑(グラン・クリュ)は存在しませんが、非常に質の高い一級畑(プルミエ・クリュ)を多数擁しており、力強く骨格のしっかりとした赤ワインの産地として世界的に有名です。長期熟成能力に優れたワインが多く、愛好家から高い評価を得ています。

詳細マップ

地図データ: INAO / data.gouv.fr: Licence Ouverte / Open Licence

格付け・分類

代表的な Premier Cru

特級畑は無いが、41の一級畑を持つ。

  1. 01Les Saint-Georgesレ・サン・ジョルジュ / 村名の由来となった筆頭一級
  2. 02Les Vaucrainsレ・ヴォークラン
  3. 03Les Caillesレ・カイユ

基礎データ

品種品種
ピノ・ノワール主体の赤が大半。白も少量ある
例外・注意点特級なし
コート・ド・ニュイの主要村で特級畑を持たない代表例
色・スタイルスタイル
骨格のしっかりした長期熟成型の赤
法規・制度地区名の由来
コート・ド・ニュイの名はこの村(ニュイ)に由来する

出典

テロワール

気候は大陸性気候で、冬は寒く夏は温暖です。土壌は複雑で、北側は泥灰土や石灰岩が混じり、南側はより粘土質が強くなる傾向があります。この土壌の多様性が、畑ごとに異なる個性を生み出しています。主要品種はピノ・ノワールで、深みのある色調と黒系果実の凝縮したアロマ、しっかりとしたタンニンが特徴です。ごく少量ですが、シャルドネを用いた白ワインも生産されており、ミネラル感と豊かな果実味を兼ね備えたスタイルで知られています。

歴史

中世から修道士たちによってブドウ栽培が発展し、古くからその品質の高さで知られていました。19世紀には鉄道の開通により流通が拡大し、ブルゴーニュワインの重要な拠点として名声を確立しました。1936年にAOCとして認定され、現在に至るまでコート・ド・ニュイの商業的・文化的な中心地として重要な役割を果たしています。かつては「ニュイ」という村名でしたが、名高い畑「レ・サン・ジョルジュ」に敬意を表し、1892年に現在の名称へ改称されました。

有名な生産者

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