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奥藤商事

代表銘柄:忠臣蔵・乙女

兵庫県

HYOGO

1601年創業

奥藤酒造郷土館
奥藤酒造郷土館(2006年撮影)「Okutoke Sakoshi Ako Hyogo03bs1950.jpg」 — 写真:663highland / CC BY 2.5縮小・WebP変換

慶長6年(1601年)創業。江戸時代には赤穂藩の御用酒屋を務めた歴史を持ち、赤穂市に現存する唯一の酒蔵です。代表銘柄には、赤穂浪士の物語にちなんだ「忠臣蔵」のほか、地元向けの「乙女」などがあります。

酒造りでは、清流・千種川の水と地元兵庫県産の「山田錦」や「兵庫夢錦」などの酒米を用い、昔ながらの手造りにこだわっています。しっかりとした酸と旨味を備えた「飲みごたえ」のある味わいを目指しており、18代目当主が蔵元杜氏を務めています。

敷地内には、大庄屋や廻船業を兼ねていた奥藤家の歴史資料や昔の酒造道具を自由に見学できる「奥藤酒造郷土館」が併設されています。受賞歴としては、全国新酒鑑評会で平成14・22・23・24酒造年度に「忠臣蔵」が金賞を受賞しているほか、「忠臣蔵 生酛純米雄町」が雄町サミットの純米酒部門で優等賞を重ねています。

奥藤商事の歩み

現在の兵庫県赤穂市坂越にあたる地で、慶長6年(1601年)に酒造りを始めました。奥藤家は代々、廻船業で栄えた坂越の大庄屋を務めた家柄で、江戸時代には赤穂藩の御用酒屋も務めました。坂越は赤穂の塩などを運ぶ廻船で栄えた港町で、蔵が面する坂越本通りは旧坂越港へ続く通りにあたります。今も酒蔵を中心に、当時からの落ち着いたたたずまいが色濃く残っています。

敷地内の酒蔵は寛文年間(1661年〜1673年)に建てられたもので、黒い羽目板に白い塗込め窓の美しいコントラストを今に伝えています。奥藤商事は赤穂市に現存する唯一の酒蔵で、日本全国の人にうまいと思ってもらえる酒を目指し、造りを続けています。

敷地内には「奥藤酒造郷土館」を併設しています。大庄屋や船手庄屋も務めた奥藤家に伝わる昔の酒造道具や廻船業に関わる資料、生活道具などを自由に見学でき、見学の際には利き酒も楽しめます。

18代目にあたる奥藤利文さんは平成元年に家業へ入り、現在は自ら蔵元杜氏として酒造りにあたっています。酒造りを継ぐ前は異業種で働いていた経験もあり、その視点を生かしながら蔵人とともに酒を育てています。代表銘柄「忠臣蔵」は、赤穂浪士の忠義の物語にちなんで名付けられました。

酒造りの特徴

仕込み水には、日本名水百選にも選ばれた清流・千種川の水を使用しています。原料米は兵庫県産の山田錦や兵庫夢錦、岡山県産の雄町などを用い、酒造好適米の産地である播磨の風土を生かした酒造りにこだわっています。2020年には、山田錦発祥の地とされる播磨地域の酒の認知度向上を目的とした地理的表示「GIはりま」が指定され、山田錦を使う「忠臣蔵 大吟醸」と「忠臣蔵 純米吟醸47 QUATRE SEPT」の2商品がその対象になっています。

目指す酒質は、淡麗辛口とは対照的な、しっかりとした酸と旨味を備えた飲みごたえのある味わいです。原料処理に細心の注意をはらい、温度管理に心を尽くして醪を育て、狙い通りのタイミングで搾ることを心がけています。山廃や生酛など手間のかかる仕込みにも取り組んでおり、低温でじっくり仕込む吟醸系の酒とあわせて幅広いタイプの酒を手掛けています。

地元兵庫県佐用町の棚田で無農薬栽培された酒米「神力」を使った純米酒「宿神」や、地元の県立上郡高校農業科の生徒が育てた兵庫夢錦を用いる純米酒「上高夢錦」など、地域の米を生かした酒造りにも力を入れています。

看板の「忠臣蔵 純米吟醸」には9号系酵母を用いており、程よい厚みの吟醸香となめらかで柔らかな旨味に仕上げています。瀬戸内海でとれる魚介との相性がよく、冬に水揚げされる牡蠣にもよく合う一本です。忠臣蔵は平成14酒造年度から令和4酒造年度にかけて全国新酒鑑評会にたびたび入賞しており、地道に評価を重ねてきました。製造量は年間およそ200石と大きくはありませんが、地元での消費を中心に据えながら、赤穂の酒として広く知ってもらえるよう酒造りを続けています。

代表銘柄

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忠臣蔵

赤穂浪士の忠義にちなむ、奥藤商事の看板銘柄です。大吟醸は山田錦を40%まで磨き上げ、ふくよかな吟醸香とすっきりしたキレが持ち味です。純米吟醸は9号系酵母を用い、程よい厚みの吟醸香となめらかな旨味に仕上げています。四十七士にちなむ「47 QUATRE SEPT」はGIはりまの対象商品です。岡山県産雄町を生酛で仕込む「生酛純米雄町」は雄町サミットで優等賞を重ねており、兵庫夢錦を使う山廃純米・山廃本醸造もそろいます。全国新酒鑑評会では平成14・22・23・24酒造年度に金賞を受賞しています。

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乙女

忠臣蔵と並ぶ、創業の頃から続く銘柄です。吟醸は兵庫県産山田錦を使った、爽やかな吟醸香とやさしい甘みが持ち味の一本です。生酛純米は兵庫夢錦を用いた奥深い味わいの純米酒で、上撰は昔ながらのまろやかでコクのある味わいが楽しめます。地元で長く親しまれてきた、飲みごたえのある味わいを目指して醸されています。

見学・購入

蔵見学
あり(要事前確認)
直売所
酒蔵に併設する「奥藤酒造郷土館」で利き酒や直売を行っているほか、公式のオンラインショップでも購入できます。
補足
見学いただけるのは「奥藤酒造郷土館」で、酒蔵の内部は見学できません。郷土館の見学は月曜日から土曜日の9時から17時までで、入館は無料です。日曜・祝日や年末年始の見学は要問い合わせです。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
兵庫県赤穂市坂越1419-1
創業
1601年
公式サイト
okutocorp.com

出典

kato-yamadanishiki-sake.jp / okutocorp.com / memenet.or.jp / don-sayo.com / ako-kankou.jp / issendo.jp / sakagura-press.com / ako.lg.jp / okuto.theshop.jp / city.ako.lg.jp / harima-sake.jp / nihonshu-tourism.com / omachi.marumaru-okayama.jp / ja.wikipedia.org

本ページは自動収集した情報を編集したものです。公開資料に基づく記事で、現地取材・実飲による評価ではありません。内容に関するご指摘はお問い合わせへお寄せください。