SAKE BREWERY — HYOGO

名城酒造

兵庫県姫路市豊富町豊富2222-5 1864年創業

紹介

名城酒造は、兵庫県姫路市に位置する酒造会社です。元治元年(1864年)創業の今井酒造を中心に、1966年(昭和41年)に姫路市内の蔵元が合併して誕生しました。社名・銘柄の「名城」は、日本一の名城と称される姫路城(白鷺城)にちなんで名付けられており、播州地域トップクラスの生産量を誇ります。昔ながらの技術に最新設備を組み合わせた「四季醸造蔵」として年間を通じた仕込みを行っており、高品質な酒をリーズナブルな価格で提供しています。特に大吟醸酒や純米酒では麹造りから手作業で行い、低温でじっくりと発酵させるのが特徴で、過去には全国新酒鑑評会で金賞を受賞した実績もあります。姫路ゆかりの軍師・黒田官兵衛にちなむ「官兵衛」シリーズをはじめ、「千姫」「兵庫男山」などの銘柄のほか、一般流通を行わず通信販売や蔵元限定で展開する無濾過生原酒「隠し酒」なども手掛けています。

歴史

名城酒造は、元治元年(1864年)創業の今井酒造を中心に、姫路市内の6つの蔵元が昭和41年(1966年)9月に合併して誕生しました。社名の「名城」は、播州平野の中心にそびえる日本一の名城「姫路城(白鷺城)」にちなんで名付けられており、合併後も一貫してこの名を社名・銘柄に冠しています。

創業から150年以上にわたって酒造りの技術と伝統を受け継ぎ、播州地域でトップクラスの生産量を誇る蔵元へと成長しました。2006年には新社屋が完成し、除湿空調システムなどの最新設備を備えた「四季醸造蔵」として、一年を通じて仕込みができる体制を整えています。

酒造り

名城酒造は、最新式の除湿空調設備を導入した「四季醸造蔵」により、一年を通して酒を仕込むことができる体制を敷いています。コンピューター管理による品質管理を取り入れる一方、大吟醸などの要となる麹造りは、伝統的な「箱麹法」を用いて手造りで丁寧に行い、杜氏の経験と勘に委ねています。

特に大吟醸酒や純米酒は、麹造りから手造りで行い、低温でじっくりと発酵させることで、香り高い酒に仕上げるのが特徴です。一升瓶換算で年間約80万本を生産する規模とされ、播州地域でもトップクラスです。

一般には流通させない無濾過生原酒「隠し酒」は、火入れも加水もせずに搾ったままの状態で瓶詰めする限定商品で、年に2回、3月と11月にのみ製造しています。かつて蔵人だけが口にできた酒であったことにちなんで「隠し酒」と名付けられており、蔵元への直接来訪または公式サイトからの注文でのみ購入できます。

受賞歴としては、全国新酒鑑評会で1989年・1991年に金賞を受賞したほか、全国熱燗コンテストで2016年・2017年・2023年に金賞、2019年・2020年に最高金賞、2022年にはワイングラスでおいしい日本酒アワードで金賞を受賞しています。

蔵データ

所在地

兵庫県姫路市豊富町豊富2222-5

創業

1864年(兵庫県)

公式サイト

www.meijoshuzou.co.jp

代表銘柄

千姫:大吟醸酒を展開する銘柄です。酒造好適米を50%まで磨き上げ、大吟醸専用酵母とツキハゼ麹を用いて仕込み、アルコール分は15〜16度です。上品な香りとキレのある後口が持ち味のやや辛口で、1.8Lと720mlの2サイズがあり、化粧箱入りの贈答用としても販売されています。

金次郎:名城酒造の純米酒で、まろやかな口当たりで飲み飽きしにくいことから長年親しまれているロングセラー銘柄です。アルコール分14〜15度の辛口で、燗酒としても楽しめるすっきりとした後味が特徴です。1.8Lで通信販売や酒販店を通じて販売されています。

兵庫男山:淡麗な味わいの普通酒です。さらりとした喉ごしで飲み飽きしにくく、アルコール分13〜14%、日本酒度±0・酸度1.3の中口で、食事に合わせやすい食中酒として親しまれています。1.8L・720ml・300mlなど複数のサイズで販売されています。

官兵衛:姫路にゆかりの深い戦国武将・黒田官兵衛にちなみ、名城酒造が商標登録した銘柄シリーズです。しぼりたて官兵衛は鮮度の良いフレッシュな味わい、特撰からくち官兵衛はすっきりとした辛口の食中酒、官兵衛にごり酒は甘さ控えめで飲みやすいのが特徴です。2014年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送時期には、播州の地酒を広く知ってもらう機会として期待を寄せていました。

見学・購入

蔵見学

なし

直売所

蔵元事務所での直売のほか、電話・FAXによる注文にも対応しています。営業時間は8時30分から17時までで、土曜・日曜・祝祭日は休業です(土曜営業の場合あり)。

補足

試飲は行っていません。「隠し酒」には無地ラベルが同封されており、誕生日や記念日向けにお客様自身で文字やイラストを書き込むことができます。搾りたての新鮮な味わいだけでなく、冷蔵庫などで熟成させて味の変化を楽しむこともできます。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

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出典

sakedata.jp / sake-times.com / himeji-kanko.jp / harima-sake.jp / sakenomy.jp / compalyze.co.jp / meijoshuzou.co.jp / hyogo-sake.or.jp / meijosake.com / saketime.jp / jp.sake-times.com

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