SAKE BREWERY — YAMAGUCHI
大嶺酒造
紹介
1822年(文政5年)創業。1955年に一度休業しましたが、2010年に現在の代表者によって約半世紀ぶりに復活を果たしました。2018年にはカルスト台地で知られる秋吉台の麓(別府弁天池の近く)に、直売所やカフェを併設したモダンな本社・酒蔵を建設しました。仕込み水には別府弁天池と同じ水脈のミネラル豊かな湧水(地下水)を、原料米には地元の契約農家が育てる山田錦を使用しています。白桃やマスカットを思わせるフルーティーな香りと芳醇な味わい、ミネラル由来のキレの良さが特徴で、米粒をモチーフとした洗練されたボトルデザインでも話題を集めています。2013年にはダボス会議の日本政府主催晩餐会で各国首脳に振る舞われ、「SAKE COMPETITION 2023」では「Ohmine 2粒 火入れ 山田錦」が純米大吟醸酒部門で第1位(GOLD)を獲得するなど、国内外で高い評価を得ています。
歴史
大嶺酒造は1822年(文政5年)、山口県美祢市で桶売りを主体とする酒蔵として創業しました。しかし経営上の事情により1955年に一度蔵を閉じ、以後長らく休業状態が続きました。
2010年、秋山剛志氏が大嶺酒造の酒造免許を引き継ぐ形で酒造りを再開しました。秋山氏は20代の多くをニューヨークで過ごすなかで日本酒への関心を深めて帰国し、故郷での酒造り復活を志したと伝えられています。再開当初は別の酒蔵の設備を間借りして醸造を行っていました。
2018年には、秋吉台の麓・別府弁天池の近くに白い外壁の新しい社屋を建設し、酒蔵に直売所とカフェを併設しました。この建物はお米の粒をモチーフにしたデザインが特徴で、漢字を用いないラベルやボトルにも同様のコンセプトが反映されています。
2013年にはダボス会議の日本政府主催晩餐会で「Ohmine」が各国首脳に振る舞われました。2023年の「SAKE COMPETITION 2023」(335蔵1000銘柄が参加)では「Ohmine 2粒 火入れ 山田錦」が純米大吟醸酒部門で1位を獲得するなど、国内外で高い評価を得ており、海外にも展開しています。
酒造り
仕込み水には、不老長寿の言い伝えがある別府弁天池と同じ水脈の湧水を使用しています。この水は軟水でありながらカルシウムを程よく含み、良好な発酵をもたらすとされています。原料米には地元の契約農家が栽培する山田錦のほか、雄町・愛山・出羽燦々など各地の酒造好適米も使用しています。
大嶺酒造の日本酒は、アルコール発酵中に失われがちな旨味成分を最大限に引き出すことを目指し、加水調整を行わない純米原酒として仕上げています。アルコール度数は、一般的な清酒の16〜17度に対し14度で仕上げる点が特徴です。うまみ・甘み・酸味のバランスを重視した味わいづくりを行っています。
商品ラインナップは、精米歩合を米粒の数で表す等級表記 (粒数が少ないほど高精白) を採用しており、定番は「3粒」「2粒」、上位に「1粒」があります。ボトルは漢字を用いず、お米の形をモチーフにしたモノトーンのデザインを採用し、江戸時代から伝わる白磁の質感を生かした仕上げとなっています。このデザインはスウェーデンのストックホルム・デザイン・ラボが手がけたものです。
蔵データ
代表銘柄
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大嶺:1822年創業の蔵名をそのまま受け継ぐ看板銘柄で、精米歩合の違いを米粒の数で表す「3粒」「2粒」「1粒」のシリーズを展開しています。地元契約農家が栽培する山田錦と別府弁天池の湧水を用い、加水調整をしない純米原酒として仕上げられており、2023年の「SAKE COMPETITION 2023」では「2粒 火入れ 山田錦」が純米大吟醸酒部門で1位を獲得しました。
Ohmine Junmai:「Ohmine Junmai」は、大嶺酒造が手がける純米酒シリーズの英語表記です。加水調整を行わない純米原酒で、アルコール度数は一般的な清酒より低めの14度に設定されています。ミネラル豊かな仕込み水由来のバランスの良い味わいが特徴で、漢字を用いずお米の粒をかたどったモノトーンのボトルデザインを採用しています。
見学・購入
酒蔵に併設する直売所では、定番の日本酒「Ohmine 3粒」「Ohmine 2粒」や季節限定酒のほか、オリジナルグッズなどを販売しています。
2018年完成の白い外壁の新社屋にカフェと直売所が併設されており、カフェでは仕込み水を使ったコーヒーや酒粕を使った自家製チーズケーキ、日本酒の飲み比べセットなどを提供しています。直売所・カフェの営業時間は月曜〜日曜10:00〜18:00、水曜定休です(公式サイトによる)。駐車場も併設されています。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
同じ山口県の酒蔵
出典
wikipedia.org / y-shuzo.com / papersky.jp / imadeya.co.jp / ohmine.jp / ja.wikipedia.org / mi-journey.jp / jp.sake-times.com / karusuto.com / pegublog.com / yamaguchi-tourism.jp
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