SAKE BREWERY — YAMAGUCHI

村重酒造

山口県岩国市御庄5-101-1 1951年創業

紹介

山口県岩国市、名橋「錦帯橋」の上流に蔵を構える村重酒造は、明治初期創業の名門・森乃井酒造を1951年に継承して創業されました。

「品質第一」をモットーに、伝統的な手造りの技を生かした酒造りを行っています。最大の造りの特徴は、清流・錦川的の伏流水である超軟水(巌流井戸)と、石灰岩地層から湧き出る硬水(観音井戸)という性質の異なる2つの井戸水を、求める酒質に応じて使い分けている点です。代表銘柄「金冠黒松」のほか、協会八號酵母に特化した「eight knot」シリーズなどを展開しています。また、直売所・蔵の看板として「玲瓏(れいろう)」と名付けられた日本最大級の大杉玉が掲げられていることでも知られています。

主な受賞歴として、山口県新酒品評会一般酒部門での第1位や、IWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)での受賞実績などがあります。

歴史

村重酒造は山口県岩国市御庄、名橋・錦帯橋の上流に蔵を構える酒蔵です。明治初期に創業した森乃井酒造株式会社を1951年(昭和26年)に継承する形で設立され、「品質第一」をモットーに手造りの良さを生かした酒造りを続けています。現在の代表取締役は村重雅崇氏です。

蔵の敷地には、直径5メートルにおよぶ大杉玉「玲瓏(れいろう)」が掲げられています。杉玉は新酒ができた合図として酒蔵の軒先に吊るされる伝統的な飾りですが、村重酒造の玲瓏はその規模の大きさで知られ、地元テレビ局でも紹介される蔵のシンボルとなっています。

平成20酒造年度の全国新酒鑑評会では、第Ⅱ部(山田錦を50%超使用)に出品した「金冠黒松 大吟醸 錦」が金賞を受賞しました。IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2021のSAKE部門純米酒の部では、eight knot藤黄がSILVER、eight knot白練がBRONZEを受賞したほか、Kura Master日本酒コンクールでのプラチナ賞、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024」プレミアム純米部門での金賞受賞など、国内外のコンクールでも評価を高めています。

酒造り

酒造りに用いる仕込み水には、性質の異なる2つの井戸水を使い分けています。蔵内にある「巌流井戸」は錦川の伏流水による超軟水(2019年の測定でpH6.7、全硬度1.6度〈ドイツ硬度〉)、一方「観音井戸」は1613年(慶長18年)の昔から続く浄土真宗本願寺派の寺院・宗覚寺の境内にあった井戸に由来する硬水(同年の測定でpH7.5、全硬度7.6度〈ドイツ硬度〉、カルシウム51.0mg/L)です。ひとつの蔵で性質の異なる硬水と軟水を使い分けられることが、酒造りの幅を広げています。

原料米には、山口県独自の酒造好適米「西都の雫」を主に使用しています。米の持ち味を最大限に生かし、味わい深く風味豊かな酒に仕上げることを重視しています。

酵母面では、昭和52年に頒布が中止された希少な「きょうかい8号酵母」の復活に取り組み、この酵母を突き詰めたシリーズ「eight knot」を展開しています。同シリーズの「白練」はほのかな洋梨系の香りとさわやかな酸味が特徴で、「藤黄」はストロベリー系・ショコラ系の香りとコクのある味わいなど、銘柄ごとに異なる表情を見せます。同社は水と米と微生物に加え、蔵人の丹精を重視した手仕事による酒造りを大切にしており、自然とともに酒を造るという姿勢を貫いています。

蔵データ

所在地

山口県岩国市御庄5-101-1

創業

1951年(山口県)

公式サイト

murashige-sake.co.jp

代表銘柄

[PR] 本セクションは楽天アフィリエイトのリンクを含みます。

金冠黒松:金冠黒松は村重酒造の看板銘柄で、古来より祝い事の飾りとして用いられてきた黒松に、初代蔵元がより多くの幸せがもたらされるようにとの願いを込めて金冠を配し命名した定番酒です。平成20酒造年度の全国新酒鑑評会で「大吟醸 錦」が金賞を受賞した実績を持ち、蔵内の巌流井戸と、宗覚寺境内に由来する観音井戸の水を使い分けながら、手造りの技を受け継ぐ蔵の顔として親しまれています。

見学・購入

蔵見学

あり(要事前確認)

直売所

直売所は山口県岩国市御庄5丁目101-1にあり、JR新岩国駅から徒歩5分、錦帯橋から車で10分の立地です。営業時間は10時から17時(2026年6月1日改定)、定休日は1月1日から3日の年始のみで、駐車場30台を完備しています。店内では定番酒に加え季節限定酒や希少酒、岩国の特産品、日本酒を使ったスイーツなどを取り扱うほか、有料試飲やカフェ「mCAFE」も併設されており、現金のほかクレジットカードやQRコード決済にも対応しています。

補足

蔵見学は事前予約制で、電話またはメールで申し込みます。3名未満または10名以上の場合は2週間前までの予約が必要で、20名以上は複数グループに分かれての案内となる可能性があるため事前の相談が必要です。所要時間は1時間程度、料金は大人1名500円(税別)からで、酒蔵見学に加えて製造工程の動画上映、試飲、大杉玉「玲瓏」前での記念撮影が含まれます。20歳未満は保護者同伴で無料見学が可能です。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

同じ山口県の酒蔵

出典

murashige-sake.co.jp / japansake.or.jp / sakedata.jp / sakenomy.jp / iwakuni-city.net / sakagura-press.com / akin-do.com / nrib.go.jp / yab.co.jp / sakeno.com / saketime.jp

本ページは自動収集した情報を編集したものです。内容の正確性を保証するものではありません。