津乃峰酒造
代表銘柄:出世毘沙門天王・津乃峰・阿波美人
徳島県
TOKUSHIMA
1953年創業
徳島県阿南市に位置する津乃峰酒造株式会社は、1953年(昭和28年)の設立以来、地元に鎮座する津峯神社の御神酒として「清酒津乃峰」を醸造してきた蔵元です。
銘柄の「出世毘沙門天王」は、奈良県生駒郡の信貴山管長大本山玉蔵院・野澤密厳法主より企業振興の啓示を賜った縁から命名と直筆を拝受した製品です。お客様の健康・開運・隆盛を念願し、一切の添加物を用いず日本古来の酒造りの手法に基づいて醸造されています。
「山は津乃峰、酒は津乃峰」のキャッチフレーズで親しまれ、蔵の名を冠した「津乃峰」や純米酒「阿波美人」などを醸しています。大吟醸酒や純米酒などの清酒をはじめ、しぼりたて生原酒、すだちのリキュールや梅酒、甘酒など幅広い商品を展開しています。
津乃峰酒造の歩み
津乃峰酒造は、徳島県阿南市長生町にある蔵元です。会社の設立は昭和28年10月で、創業以来、阿波三峰の一つである津乃峰の山頂に鎮座する津峯神社の御神酒として「清酒津乃峰」を醸造してきました。津峯神社は賀志波比売命(かしわひめのみこと)を祀り、社歴は神亀元年(724年)に遡ります。相殿には酒の神である大山祇命(おおやまつみのみこと)も祀られています。
ハイテク機器のなかった時代、海の男たちはこの神社の灯火を頼りに沿岸を航行したと伝えられます。蔵は設立以来、津峯神社の御神酒を醸す蔵として、「山は津乃峰、酒は津乃峰」のキャッチフレーズとともに酒造りを続けてきました。
田舎の小さな蔵元であるため、長らく販売は徳島県内に限られていましたが、公式サイトにショッピングバスケットを設けてウェブ通販を始め、県外からも注文できるようになりました。主な取引先は徳島県酒類卸協同組合で、取扱品目は清酒、リキュール、甘酒です。代表者は赤塔逸民さんで、資本金は5,000万円です。
酒造りの特徴
酒造りは、精米、洗米、浸漬、水切り、蒸し、製麹、酒母造り、もろみの仕込み、搾り、火入れ、貯蔵、瓶詰め、出荷という一般的な清酒の工程で進みます。大吟醸などは米を半分以上磨きます。蒸した米は寒風にさらして冷まし、麹室に運んで麹菌をふりかけ、二昼夜ほどかけて麹に仕上げます。
酒母は7日から15日を要します。もろみの仕込みは、麹と酒母を混ぜ、何度かに分けて増量していく工程で、温度を管理しながら時々攪拌します。搾りでは、もろみを搾り機にかけて酒と酒粕に分け、酒粕は20kgのブロックに積み上げます。酒粕は全体の2〜3割にあたります。
搾った酒は滓を除いて濾過したあと加熱殺菌(火入れ)をしてタンクで貯蔵し、瓶詰めの際にも再度加熱殺菌をして充填します。瓶詰めのあとは目視で異常がないかを検査し、組合に納品します。2012年には、12月に蒸米が冷やされて出て酒造りが始まり、夏に梅を仕入れて梅酒を仕込み、白味噌も手がけていました。
清酒のほか、阿南市長生町にある明谷梅林にちなんだ甘さひかえめの梅酒「ながいけ」、すだちのリキュール「すだち美人」、酒造りと同じ麹を使い、もち米を少し加えて甘さを抑えた甘酒も造っています。2012年には、地元漁協が作る塩を原料にした塩麹も手がけていました。蔵の「しぼりたて生原酒」は火入れをしていない生酒で、フレッシュで爽快な味わいとしています。
代表銘柄
出世毘沙門天王
奈良県平群町の信貴山寺は聖徳太子が開創した毘沙門天王の総本山で、その管長である大本山玉蔵院の野澤密厳法主から企業振興の啓示を賜る縁を得て、「清酒出世毘沙門天王」の命名と直筆を拝受した純米酒です。健康と開運、隆盛の願いを込め、米を選び、一切の添加物を用いず、日本古来の酒造りの手法に基づいて醸造しています。
津乃峰
津峯神社の御神酒として醸してきた、蔵の名を冠した酒です。「津乃峰大吟醸」は特に厳選した米とこだわりの水、細心の管理で醸し、蔵はフラグシップと位置づけています。「津乃峰吟醸」は、蔵が香り控えめで食事をおいしくいただける酒としているものです。2012年時点の組合名簿には、近所の方との手づくりで、昔ながらの製法と古い設備で造る酒と記されています。
阿波美人
「讃岐男に阿波女」という昔の四国の言い回しがあり、蔵は徳島を代表する米の名でもある「阿波美人」を、清酒の美人をめざして醸造技術を磨いた純米酒として造っています。1800mlのほか、求めやすい720mlの詰めも用意しています。2012年時点の組合名簿には、精米歩合65%の純米酒と記されています。
見学・購入
- 直売所
- 公式サイトのウェブ通販で清酒、梅酒、甘酒、酒粕などを購入できます。
- 補足
- 1万円以上の購入で送料無料です。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
蔵の基本情報
- 所在地
- 徳島県阿南市長生町諏訪ノ端11
- 創業
- 1953年
- 公式サイト
- www.tsunomine.com
出典
sakenomy.jp / sake-times.com / tsunomine.com / sup-anan.com / tsunominesyuzou.blog.fc2.com
本ページは自動収集した情報を編集したものです。公開資料に基づく記事で、現地取材・実飲による評価ではありません。内容に関するご指摘はお問い合わせへお寄せください。