SAKE BREWERY — HYOGO

泉酒造

兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-9-6 1756年創業

紹介

宝暦6年(1756年)、初代泉仙介が有馬郡道場村で酒造業を開始したことに始まる老舗酒蔵です。三代目の時代に、酒造りに適した環境を求めて灘五郷の一つである「御影郷」(現在の兵庫県神戸市東灘区)へ製造所を移転しました。1995年の阪神・淡路大震災により蔵が全壊・焼失し、約12年間の醸造休業を余儀なくされましたが、2007年に自家醸造を再開し復活を遂げました。仕込みには地元・兵庫県産の酒米(山田錦等)を100%使用し、代々受け継がれた丹波杜氏の技術と六甲の伏流水を用いて、総米700〜800kgほどの小仕込みで丁寧にお酒を醸しています。代々の当主の名に由来する代表銘柄「仙介」は、全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなど高い評価を受けています。また、もう一つの主要銘柄として「琥泉」も展開しています。

歴史

泉酒造の歴史は、宝暦6年(1756年)に初代・泉仙介が兵庫県有馬郡道場村(現在の神戸市北区道場町)で酒造業を始めたことにさかのぼります。当時から代々の当主が「仙介」の名を継承しており、この名は後に主力銘柄として蘇ることになります。

3代目・泉仙介の代に、道場村から灘五郷の一つ御影郷(現在の神戸市東灘区)へ製造拠点を移しました。以来、灘の酒どころの一角を担う蔵として歴史を重ねてきました。

転機となったのは1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災です。木造の仕込み蔵や瓶詰め場が倒壊し、火災により蔵の大部分を焼失するなど壊滅的な被害を受け、残ったのは製品倉庫と事務所のみでした。その後は長期の休造を余儀なくされましたが、焼け残った倉庫を改築し、2007年に規模を縮小して自家醸造を再開しました。

醸造再開からほどなく、先代の当主で現蔵元・泉藍氏の祖父にあたる泉仙介が、再開後の新酒を口にすることなく亡くなりました。代々の当主に受け継がれてきた「仙介」の名を新銘柄名とすることが従業員一致で決まり、看板銘柄「仙介」が誕生しました。現在は泉藍氏が蔵元を務めています。

醸造再開からほどなく、丹波杜氏組合で当時最年少とされた若手の和氣卓司氏を杜氏に迎えました。灘の歴史と伝統を受け継ぎながら、若い世代のエネルギーを注ぎ込むことで、新生「仙介」としての酒造りが本格的に歩み始めています。

酒造り

泉酒造では、原料米に兵庫県産米を100%使用することにこだわり、複数の品種を少量ずつ仕込む多品種・小仕込みの体制を採っています。1回あたり総米700〜800kg程度の小仕込みを基本とし、丹波杜氏の技術を受け継ぐ和氣卓司杜氏のもと、麹は手づくりの箱麹で丁寧に育てる一方、温暖な時期でも安定した醸造を可能にする大型冷却機を導入するなど、伝統的な手仕事と設備投資を組み合わせた蔵づくりを進めています。

仕込みは夏季の一定期間を休造にあてつつ、それ以外の時期を醸造期間とする体制を取ることで、熟成を要する純米酒や本醸造酒に加え、フレッシュな味わいが持ち味の無濾過生原酒を一年を通じて出荷できるようにしています。

主力銘柄「仙介」は、兵庫県産の酒造好適米、主に山田錦を100%用いた丹波流の仕込みで醸され、お米の旨みを引き出した上品な味わいを目指す蔵の看板シリーズです。一方、「琥泉」は香りと旨みのバランスを兼ね備えた味わいを目指す銘柄で、主力商品の純米吟醸 無濾過生原酒では麹米に五百万石、掛米に兵庫県産の一般米を用いるなど、仙介とは異なる個性を打ち出しています。

蔵データ

所在地

兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-9-6

創業

1756年(兵庫県)

公式サイト

www.izumisyuzou.co.jp

代表銘柄

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仙介:兵庫県産の酒造好適米、主に山田錦を100%使用し、丹波流の仕込みで醸す銘柄です。蔵を守り抜いた代々の当主の名を受け継いでおり、阪神・淡路大震災による長期の休造を経て2007年に蔵の再興とともに誕生しました。お米の旨みを引き出した上品な味わいを目指す、蔵の看板シリーズとして展開されています。

琥泉:主力商品の純米吟醸 無濾過生原酒では、麹米に五百万石、掛米には兵庫県産の一般米(コシヒカリ)を用い、精米歩合は60%で、兵庫県産の酒造好適米(主に山田錦)を用いる仙介とは異なる個性を打ち出しています。香りと旨みのバランスを兼ね備えた、ワンランク上の酒として位置づけられています。

見学・購入

蔵見学

なし

直売所

事務所内の直売コーナーで仙介・琥泉を購入でき、試飲もできます。営業時間は平日10時から16時30分で、土曜・日曜・祝日は休みです。冬季は営業日が変則的になるため、来訪前に電話での確認をおすすめします。

補足

酒蔵内部の見学は行っていません。直売コーナーの利用に費用はかかりません。取り扱いや営業日は変わる場合があるため、来訪前に蔵へお問い合わせください。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

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出典

izumisyuzou.co.jp / umaisake2024.com / sake-times.com / nihonshu-tourism.com / itami-nadagogo.com / jodo.or.jp / sakekoba.com / stores.jp / moromikoji.net / jp.sake-times.com / watobi.jp / sakeworld.jp / nadagogo.ne.jp / japansake.or.jp

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