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上越酒造

代表銘柄:越後美人

新潟県

NIIGATA

1804年創業

1804年(文化元年)に創業し、200年以上の歴史を持つ新潟県上越市の酒蔵です。第二次世界大戦中の酒造中断を経て1956年に再開され、代表銘柄「越後美人」や「越の若竹」を醸造しています。

「人に寄り添う酒造りを」「古式を大切に 今様を探り 心込めた酒造り」をモットー・信条とし、昔から使う涸れない井戸水や新潟県産の五百万石などを原料に使用。蒸米・麹・醸しといった仕込みの中心は手仕事で行い、新しい設備による温度管理と組み合わせて酒造りをしています。

2006年の第77回関東信越国税局酒類鑑評会(燗審査の部)と2009年の第80回(燗酒の部)で『越後美人』が優秀賞を受賞したほか、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)やワイングラスでおいしい日本酒アワードなどでも受賞歴があります。2021年の事業承継を経て、伝統技術と新たな設備を融合させながら酒造りを続けています。

上越酒造の歩み

上越酒造は、文化元年にあたる1804年に創業した、新潟県上越市飯田の酒蔵です。創業から200年以上続く蔵で、「越後美人」と「越の若竹」の2つの銘柄を醸しています。モットーは「人に寄り添う酒造りを」で、蔵は「古式を大切に 今様を探り 心込めた酒造り」を信条としています。

第二次世界大戦中の1944年に酒造りを中断しましたが、1956年に上越酒造株式会社として酒造りを再開しました。会社の設立もこの1956年です。

造り手の高齢化と後継者不足が進むなか、2021年に事業譲渡を受けて日本トーター株式会社の子会社となり、新たな当主が200年以上の伝統ある蔵を受け継ぎました。酒造りの根本は杜氏だった先代社長から直伝で受け継ぎ、上越の人々に愛されてきた味を変えずに、最先端の装置を導入して一部をオートメーション化し、通年で安定した品質の酒を届けることを目指しています。2022年には新設備での日本酒造りを始めました。

全国新酒鑑評会では、平成24酒造年度に「越の若竹」が入賞しています。関東信越国税局酒類鑑評会では、第73回(平成14年)で「越の若竹」が受賞し、第77回(平成18年)の燗審査の部と、第80回(平成21年)の燗酒の部で、「越後美人」が優秀賞を受賞しました。

近年は海外の品評会でも評価を重ねています。IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)では、2024年に「越後美人 純米大吟醸酒 猫」が大会推奨酒に選ばれ、2025年には古酒部門で「越後美人 古酒 H16BY」がゴールドを受賞しました。この古酒は新潟県の古酒トロフィーにも選ばれています。同じ2025年には、「越後美人 純米大吟醸 甘雫」と「越後美人 貴醸酒」、熟成酒部門の「越後美人 花 1年氷温」がそれぞれブロンズを受けました。蔵の発表では、2023年にはシンガポールSAKEチャレンジでも金賞を受けています。

酒造りの特徴

上越酒造の酒は、上越の人の気質のように「遠慮深い」やさしい味わいです。よその酒と比べて個性は強くありませんが、やさしい味と柔らかい飲み口が持ち味で、長く親しめる酒です。その味わいをつくるのは、昔から使われてきた井戸水です。豊かな自然の中で涸れることがなく、水そのものがやさしい味わいをしています。蔵はこの環境を大切にして、酒の味わいとともに未来へ残していきたいと考えています。

酒は微生物がつくるもので、微生物が働きやすい環境を整えるのが人の仕事だと、蔵は考えています。そこで重視するのが温度管理で、現在の蔵ではオートメーションによるきめ細かな温度管理を行っています。これまで冬にしかできなかった酒造りを通年で行えるようになり、少量ずつ仕込んで適宜搾り、できるだけ新しい酒を市場に届けるフレッシュローテーションが可能になりました。

一方で、米を蒸す、麹をつくる、醸すといった仕込みの中心部分は、今も人の手と勘が頼りです。蔵人が心をひとつにして酒造りに向かうことが、よい酒を造るために何より大切だとしています。

商品は銘柄ごとに幅があります。「越後美人」には、山田錦100%を40%まで磨いた純米大吟醸、五百万石を使った純米吟醸と純米酒、純米大吟醸を仕込み水の一部に使った貴醸酒があります。「越の若竹」には、純米大吟醸「SANDO」、純米吟醸「Prova」、日本酒度プラス11の純米酒「+10→」、普通酒があります。純米吟醸「Prova」は、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2025のプレミアム純米部門で金賞を受賞しました。

代表銘柄

越後美人

上越酒造を代表する銘柄です。純米大吟醸は山田錦100%を精米歩合40%まで磨き、果樹のような華やかな香りとやわらかな酸味を持ちます。純米吟醸と純米酒は新潟県産の五百万石100%で、純米吟醸は飽きの来ないすっきりした辛口です。「甘雫」は越淡麗100%、日本酒度マイナス46、アルコール分8度の甘口で、美酒コンクール2024のロウ・アルコール部門で金賞を受賞しました。

見学・購入

蔵見学
あり(要事前確認)
直売所
蔵の売店で各種日本酒を販売しています。営業時間は9時から17時で、定休日はお盆、年末年始のほか不定休です。
補足
見学は予約制で、料金は見学が無料、試飲が有料です。所要時間は見学が20〜30分、試飲が30〜40分で、合わせて60分ほどです。定休日はお盆、年末年始のほか不定休で、団体向けのツアーも設定されています。アクセスは、えちごトキめき鉄道の高田駅から車で15分、北陸新幹線の上越妙高駅から車で20分、上信越自動車道の上越ICから車で10分です。駐車場は大型バス1台、または中型バス2台まで停められます。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
新潟県上越市飯田508
創業
1804年
公式サイト
www.joetsu-shuzo.com

出典

j-monodb.jp / niigata-sake.or.jp / joetsu-shuzo.com / rakuten.co.jp / naganojoho.com / kotobank.jp / joetsu-shuzo.shop / sake-harasho.com / cushu.jp / nta.go.jp / nrib.go.jp / sake-times.com / niigata-kankou.or.jp

本ページは自動収集した情報を編集したものです。公開資料に基づく記事で、現地取材・実飲による評価ではありません。内容に関するご指摘はお問い合わせへお寄せください。