SAKE BREWERY — CHIBA

東灘醸造

千葉県勝浦市串浜1033 1867年創業

紹介

千葉県勝浦市に所在する東灘醸造は、慶応3年(1867年)に創業した酒蔵です。太平洋の海岸からわずか数百メートルの地に蔵を構えています。創業時からの銘柄「東灘(あずまなだ)」は、西の銘醸地である兵庫の灘に対し「東の灘」を目指すという志から命名され、地元勝浦の海の幸に合う淡麗でキレのある味わいが特徴です。2006年には、勝浦で親しまれてきた呼称に由来する新銘柄「鳴海(なるか)」をスタートしました。搾りたての酒をそのまま瓶詰めする直詰め生酒を中心に、フレッシュなガス感と豊かな味わいで知られています。仕込み水には山から湧き出る中硬水を使用し、小規模ながら手造りにこだわった酒造りを続けています。

歴史

東灘醸造株式会社は、千葉県勝浦市串浜に本社を置く酒蔵です。慶応3年(1867年)の創業で、太平洋の海岸から約200メートルという近さに蔵を構え、1867年の創業以来、一貫して酒造りを続けてきました。現在の蔵元は6代目の君塚敦氏です。

創業以来の看板銘柄「東灘」は、当時栄華を極めていた銘醸地・灘(兵庫県)を目指し「東の灘」になるという志から名付けられました。地元の魚介と好相性の淡麗でキレの良い酒質は、勝浦の人々に長く親しまれてきました。2006年には、首都圏の日本酒ファン向けに新銘柄「鳴海(なるか)」を発売しています。名称は、蔵の近くにある勝浦湾が地元で「鳴海湾」とも呼ばれ、湾を見下ろす高台に鳴海神社があることに由来する、地元でなじみのある呼称から取られました。

2020年、酒造りを担っていた杜氏が7月末での退職を決めたことをきっかけに、後継の杜氏が見つからない状況に直面します。君塚氏は、これまでの手造りの作業工程を維持できなければ品質を保てないと判断し、2020~2021年期の休造をいったん決意しました。しかし休造決定から約1か月後、大矢孝酒造の「残草蓬莱」や明利酒類の「水府自慢」などで杜氏を務めてきた菊池譲氏との面談が実現し、製造再開が決まりました。菊池氏は2020年から東灘醸造の杜氏を務めています。君塚氏はこの再建にあたり「納得できる品質のものを造らなければいけない」と、品質へのこだわりを強調しています。

酒造り

東灘醸造は年間製造量が約200石という小規模な蔵で、全量を手造りで丁寧に仕込むことにこだわっています。大学で微生物化学を専攻し醸造系の研究職を経験した君塚敦社長自身も、麹造りなど酒質を左右する重要な工程を担っています。

看板商品である「鳴海」の直詰め生原酒は、搾り機をそのまま瓶詰め機につなぎ、多いときには3人がかりで人手をかけて、搾られたそばから瓶に詰めていく製法で造られています。この工程によって発酵由来の微炭酸感を酒にそのまま閉じ込めており、フレッシュな味わいが持ち味です。

蔵見学は常時受け付けているわけではないものの、設備や体制が整っている日であれば、事前の連絡により見学に対応しています。

商品ラインナップも豊富で、「東灘」ブランドでは初しぼりの純米90直詰め生原酒に加え、手間のかかる生酛造りによる純米大吟醸や純米酒、純米吟醸「アクチバ」なども手がけています。「鳴海」では雄町・総の舞・ふさこがね・五百万石など複数の酒米を使い分けた直詰め生原酒のほか、ガス感を残したうすにごり生原酒、精米歩合33~50%台の大吟醸シリーズ、白麹を使ったヴァージニティシリーズまで、幅広い商品展開をしています。

蔵データ

所在地

千葉県勝浦市串浜1033

創業

1867年(千葉県)

公式サイト

azumanada.net

代表銘柄

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鳴海:2006年に首都圏の日本酒ファン向けに発売された銘柄です。名前は、蔵の近くの勝浦湾が地元で「鳴海湾」とも呼ばれ、湾を見下ろす高台に鳴海神社があることに由来します。搾ったそばから瓶詰めする直詰め生原酒が中心で、発酵由来の微炭酸感とフレッシュな味わいが特徴です。限られたパートナー酒販店のみで流通する限定銘柄です。

東灘:東灘醸造の創業時から続く看板銘柄です。名称は、当時銘醸地として名高かった兵庫県の灘に対し「東の灘」を目指すという志から名付けられました。地元・勝浦で水揚げされる魚介との相性を意識した、淡麗でキレの良い酒質が特徴で、創業以来一貫して地元の人々に飲み継がれています。

見学・購入

蔵見学

あり(要事前確認)

直売所

「鳴海」は東京・千葉・神奈川をはじめ全国のパートナー酒販店で取り扱われています。

補足

蔵見学は通常の受け入れ体制を設けているわけではありませんが、事前に連絡すれば対応可能な日時に案内してもらえます。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

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出典

sake-times.com / azumanada.net / japansake.or.jp / imadeya.co.jp / sakenomy.jp / sakestreet.com / nihonshu-tourism.com / sakecommunication.com / katidoki.shop / officelum.com / saketime.jp

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