SAKE BREWERY — AICHI
盛田
紹介
1665年(寛文5年)、愛知県小鈴谷(現・常滑市)にて清酒醸造を開始した老舗の蔵元です。日本酒のほか、味噌や醤油などの発酵調味料の製造・販売も手がけています。
知多半島の風土と地元の食文化に根ざした「芳醇旨口」な酒造りを特徴としており、味噌やたまり醤油を用いた濃厚な味わいの郷土料理とも相性が良いお酒を醸しています。仕込み水には木曽御嶽山の湧水などを用い、熟練の杜氏・濵嶋安伸らによる伝統の手作業を活かした造りを続けています。
受賞歴としては、「大吟醸 鸞(らん)」が「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023」メイン部門にて金賞を受賞したほか、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2022」で大会推奨酒に選ばれています。全国新酒鑑評会での受賞実績もあり、「ねのひ」「尾張男山」「盛田」「鸞」といった銘柄を展開しています。
歴史
盛田は寛文5年(1665年)、尾張知多郡小鈴谷村(現在の愛知県常滑市小鈴谷)にて清酒の醸造を始めたことに始まります。同家はその後、宝永5年(1708年)にみそ・たまりの醸造を、慶応4年(1868年)には醤油の醸造を手がけるようになり、日本酒とみそ・醤油という複数の発酵食品を一つの家業として育ててきました。
明治31年(1898年)には盛田合資会社を設立し、明治33年(1900年)のパリ万国博覧会には清酒と醤油を出品しています。昭和30年(1955年)に盛田株式会社へ改組し、昭和56年(1981年)には清酒「盛田」を発売しました。現在の盛田株式会社は平成16年(2004年)9月に設立されており、本社は愛知県名古屋市中区栄一丁目7番34号に置かれています。
盛田家は、ソニー創業者の一人である盛田昭夫を輩出したことでも知られています。盛田昭夫は小鈴谷村出身の盛田家14代目・盛田久左衛門の長男で、ソニー創業初期の資金難の際に盛田家が増資引受という形で資金を提供し、一時は同社の筆頭株主となりました。もっとも、盛田株式会社自体はソニーの経営には関わっておらず、みそ・醤油・清酒の醸造を家業とする食品・酒類メーカーとして事業を続けています。
酒造り
清酒の醸造拠点は、創業の地である愛知県常滑市小鈴谷に置かれています。伊勢湾に面した知多半島の小鈴谷に位置するこの地は、冬になると伊勢湾を渡って「伊吹おろし」と呼ばれる寒風が吹き、江戸時代から使われる蔵に冷たく新鮮な空気を運びます。盛田では米・水・人にこだわり、手間を惜しまず酒を仕込むことを基本方針として掲げ、地元の食文化に根ざした「芳醇旨口」の味わいを追求しています。
大吟醸「鸞」をはじめとする吟醸系の日本酒を中心に、伝統の技を生かした酒造りが行われています。盛田では日本酒の醸造とあわせて、みそ・たまり・醤油といった発酵調味料の製造も同じ蔵元の伝統として続けられており、常滑市内の「盛田味の館」では、みそ、たまり、日本酒ができるまでの醸造について知ることができます。
蔵データ
代表銘柄
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ねのひ
440円
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- 尾張男山
- 盛田
- 濱嶋
- 鸞
尾張男山:「尾張男山」は、盛田が知多半島・尾張地方の酒として展開する銘柄で、大吟醸や本醸造などがラインナップされています。淡麗ですっきりとした飲み口が特徴で、量販店でも広く扱われる定番酒です。高い香りと軽やかで気品ある味わいの大吟醸は、300mlから一升瓶まで複数の容量で展開されています。
ねのひ:「ねのひ」は盛田を代表する看板銘柄で、上撰・佳撰・特選本醸造・純米酒・吟醸「花風月」など幅広いラインナップを持ちます。芳醇旨口の味わいを基本としながら淡麗辛口タイプの展開もあり、食中酒として日常的に楽しめる清酒として名古屋を中心に広く親しまれています。
盛田:「盛田」は昭和56年(1981年)に発売された銘柄で、現在は純米大吟醸原酒「盛田BLACK」、純米大吟醸「盛田WHITE」、純米吟醸無濾過など、五百万石を使用した吟醸系の商品を中心に展開しています。原酒ならではの濃厚な味わいと、すっきりとした純米大吟醸の飲み口の両方を楽しめるのが特徴です。
鸞:「大吟醸 鸞(らん)」は杜氏の濵嶋安伸が手がける大吟醸酒で、穏やかな香り立ちとふくよかな旨みを持ち、日々の食事に合わせやすい食中酒として仕上げられています。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023」メイン部門で金賞を受賞しました。
見学・購入
あり(要事前確認)
常滑市小鈴谷にある「盛田味の館」(1990年開館、180年前のみそ蔵を改装した施設)内に直売店があり、みそや日本酒などの商品を購入できます。館内では「おすすめの日本酒」の試飲も行っています。
盛田味の館は10:00〜16:00の営業で、毎週火曜日・水曜日が休館日です。館内ではみそ、たまり、日本酒ができるまでの醸造について知ることができるほか、購入した酒をその場で楽しめる飲食スペースも設けられています(20歳未満と運転者の飲酒は禁止されています)。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
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出典
moritasake.com / digitalpr.jp / nagoya-nenohi.com / oishiisake.jp / sakemuseum.com / belluna-gourmet.com / moritakk.com / jugem.jp / yahoo.co.jp / sakenomy.jp / morita.moritakk.com / ja.wikipedia.org / sakeno.com
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