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森ファーム

代表銘柄:雪桃水・ゆきはな・円居

茨城県

IBARAKI

1998年創業

茨城県古河市に拠点を置く農業法人(有限会社森ファームサービス)です。有機JAS認証や低農薬による米、そば、野菜などの栽培から加工・販売、レストラン運営までを手掛ける6次産業化を推進しています。2007年に古河市が「濁酒(どぶろく)特区」の認証を受けたことを機に、自社栽培のお米を原料とした手作りのどぶろく醸造を開始し、2008年に初蔵出しを行いました。

「古河のどぶろく」は古河大使の著名人(俳優の渡辺徹氏や作家の永井路子氏など)が命名した4銘柄で、2019年時点では濃醇・淡麗の全8種類を展開していましたが、現在の商品紹介は濃醇タイプの4種類です。2011年には「濃醇どぶろく」が古河市の優れた産品として「古河ブランド」の認証を受けました。自社で醸造するお酒はどぶろくで、2021年には自社農園のいちごを使い、宇都宮市の栃木マイクロブルワリーに醸造を委託したクラフトビール「いちごヴァイセ」を限定発売するなど、自社農産物を活かした商品づくりにも取り組んでいます。

森ファームの歩み

森ファームを運営する有限会社森ファームサービスは、茨城県古河市上片田に本社を置く農業の会社です。会社の創立は1998年7月1日で、事業は農産物の生産・加工・販売、農業体験イベントの開催、レストランの運営です。森ファームの発足は昭和55年(1980年)です。森雅美さん(現代表取締役)は20歳で実家の兼業農業を継ぎ、専業経営を目指しました。生産性を重んじる経営から安心・安全の追求へと方針を切り替えたことを契機に、法人組織へ移行しました。

栽培では、有機JAS認証のオーガニック栽培や、茨城県特別栽培農産物認証の低農薬栽培で、お米、そば、じゃがいも、各種野菜を育てています。2012年の時点で、水稲30ha、そば100ha、小麦20ha、ばれいしょ30ha、にんじん5haを手がけ、ほ場は約100haに広がっていました。2021年時点で、古河市や結城市などに約120haの農地を持っていました。

直売所の「里山の森ぽっぽ」は、有機栽培や低農薬栽培のお米や野菜、石臼製粉のそば粉、手作りの田舎味噌、自家栽培・自家焙煎の落花生やそば茶などを扱う拠点です。敷地内にはレストランの「ゆるりの森」があり、森ファームが育てた野菜やお米、お蕎麦を楽しめます。直売所前の畑では農業体験やイベントが開かれ、野菜のオーナー制もあります。

お酒づくりは、この農業の延長として始まりました。2007年に濁酒特区の認証を受け、自社で生産したお米を原料に、2008年に初めて「古河のどぶろく」を蔵出ししました。2008年には古河税務署からどぶろくの製造免許を受け、地酒4種類を蔵出ししました。2011年には濃醇タイプのどぶろくが、古河市の優れた産品を認証する「古河ブランド」に認められ、2016年度(平成28年度)の審査会でも、古河のどぶろくが古河ブランドに認証されました。

2017年12月時点の関東信越国税局の「酒蔵マップ」には、里山の森ぽっぽのどぶろくが載っています。

酒造りの特徴

どぶろくは有機肥料で育てた自社のお米を使い、すべて手作業で仕込んでいます。2019年当時は濃醇と淡麗の2タイプを各4銘柄、全8種類で展開していましたが、現在の商品紹介は、4銘柄・濃醇の4種類です。濃醇はもろみ(お米の粒)を楽しむタイプで、昔ながらの風味ととろっとした濃厚さが特徴とされ、アルコール度数は15度です。そのままのほか、ロックやソーダ割りもすすめています。4銘柄はいずれも720mlで、古河ゆかりの「古河大使」4名がそれぞれ命名しました。

自社醸造ではないお酒もあります。いちごのクラフトビール「森ファームいちごヴァイセ」は、森ファームのいちごを使った、アルコール度数5%・330mlの酸味を利かせたドイツ風の発泡酒です。2021年6月の発売時は、宇都宮市の栃木マイクロブルワリーに醸造を委託していました。自社醸造のお酒はどぶろくです。新型コロナウイルスの影響で行き場を失ったいちごを生かす取り組みとして、2021年6月に限定150本で発売されました。2026年3月にも限定130本(330ml・5%)で販売されました。

代表銘柄

雪桃水

「雪桃水」(せつとうすい)は、古河大使で俳優の渡辺徹さんが命名した、古河のどぶろくの1本です。商品名の読みは「せつとうすい」で、味わいは桃色の甘口、容量は720mlです。もろみ(お米の粒)を楽しむ濃醇タイプにあたり、アルコール度数は15度です。有機肥料で育てた自社のお米を使い、すべて手作業で仕込まれています。そのままでも、ロックやソーダ割りでも楽しめます。

ゆきはな

「ゆきはな」は、古河大使で直木賞作家の永井路子さんが命名した、古河のどぶろくの1本です。白色の甘口で、容量は720mlです。もろみ(お米の粒)を楽しむ濃醇タイプにあたり、昔ながらの風味ととろっとした濃厚さが特徴で、アルコール度数は15度です。有機肥料で育てた自社のお米を使い、すべて手作業で仕込まれています。ロックやソーダ割りもおすすめです。

円居

「円居」(まどい)は、古河大使で映画監督の樋口真嗣さんが命名した、古河のどぶろくの1本です。白色の辛口で、容量は720mlです。もろみ(お米の粒)を楽しむ濃醇タイプにあたり、昔ながらの風味ととろっとした濃厚さが特徴で、アルコール度数は15度です。有機肥料で育てた自社のお米を使い、すべて手作業で仕込まれています。ロックやソーダ割りもおすすめです。

古河の誇り

「古河の誇り」は、古河大使で元プロ野球選手の仁志敏久さんが命名した、古河のどぶろくの1本です。白色の辛口で、容量は720mlです。もろみ(お米の粒)を楽しむ濃醇タイプにあたり、昔ながらの風味ととろっとした濃厚さが特徴で、アルコール度数は15度です。有機肥料で育てた自社のお米を使い、すべて手作業で仕込まれています。ロックやソーダ割りもおすすめです。

見学・購入

直売所
直売所の「里山の森ぽっぽ」(古河市上片田1224-2、電話0280-77-0011)で、自社のどぶろくや味噌、お米、そば粉などを販売しています。敷地内にレストラン「ゆるりの森」があります。
補足
野菜の収穫体験などのイベントや野菜のオーナー制があります。いちご狩りは季節営業で、2026年は6月にシーズンを終了しました。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
茨城県古河市上片田1224-2
創業
1998年
公式サイト
www.morifarm.co.jp

出典

ibaraki-shokusai.net / morifarm.co.jp / arwrk.net / openwork.jp / ibaraki-koga.lg.jp / alic.go.jp / co-trip.jp / kogakanko.jp / city.ibaraki-koga.lg.jp / tokyo-np.co.jp

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