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藤田酒造店

代表銘柄:富士泉

茨城県

IBARAKI

1462年創業

藤田酒造店は茨城県石岡市に蔵を構える酒蔵です。寛正3年(1462年)の創業と伝えられ、初代が京都から石岡へ移り酒蔵を興したとされ、現存する日本の酒蔵の中でも非常に長い歴史を持つ老舗蔵として知られます。江戸時代には水戸光圀公が当地を訪れた際にお褒めの言葉を授けられたという逸話も伝わっています。また、1933年には27代目の藤田英が日本酒の四季醸造(通年醸造)プロジェクトの技術確立責任者としてハワイへ派遣されるなど、歴史と伝統を守る一方で先進的な試みにも尽力してきました。

代表銘柄である「富士泉(ふじいずみ)」は全量が茨城県内で消費される地酒とされます。近年は他の蔵から酒を買い入れて自蔵で調合する形で製品化しています。

藤田酒造店の歩み

藤田酒造店は、茨城県石岡市井関に蔵を構える酒蔵です。創業は寛正3年(1462年)と伝わり、初代は京都から石岡へ移って酒蔵を興しました。もとは京都の福知山で酒造業を営んでいたという話も伝わっています。室町時代にさかのぼる歴史は、日本に現存する酒蔵の中でも屈指の古さです。

以来550年余り、蔵は地域とともに清酒「富士泉」の伝統を守り続けてきました。江戸時代には水戸光圀公がこの地域を訪れ、藤田酒造店の活動をお褒めになったという話が伝わっています。伝統を重んじながら、常に新しいことに挑戦する企業を目指すというのが、蔵の姿勢です。

昭和8年(1933年)、27代目の藤田英(ヒデ)は、日本酒の四季醸造(通年醸造)プロジェクトで技術を確立する責任者として、ハワイへ派遣されました。蔵は酒造りへのこだわりを通じて、地域や社会への貢献にも力を注いできたとしています。

現在の酒造場は、昭和12年(1937年)に先代が建てたものです。平成25年(2013年)当時の当主は28代目の藤田聰さんで、80代でひとりで酒を造っていました。二人の息子さんには、酒蔵経営の厳しい時代が来ると早くから見越して、別の道を歩ませたといいます。当主は、料理と日本酒の相性についても何十年も前から研究を続けていました。

その後、蔵の酒造りの形は変わりました。平成27年(2015年)には、蔵がかつて造っていた酒に近い原酒を他の蔵から買い入れ、自社の水で加水して調整するようになっていました。令和2年(2020年)には、気に入った酒を他の蔵から買い付けて自蔵でブレンドし、製品にしていました。茨城県酒造組合の現行の会員一覧には載っていません。

酒造りの特徴

藤田酒造店の酒は、蔵が自ら仕込む形から、他の蔵の酒を選んで調整する形へと移ってきました。平成25年(2013年)ごろまでは、当主が蔵でひとりで酒を造っていました。のちに、かつて蔵が造っていた酒に近い原酒を信頼できる他の蔵から買い入れ、自社の水で加水して味を整える方式になりました。

令和2年(2020年)には、蔵の方が、気に入った酒を他の蔵から買い付けて自蔵でブレンドして製品化していると話していました。このとき販売していたのは6種類の酒です。富士泉の辛口は、蔵では造らず委託醸造で造られている銘柄でもあります。この辛口は昭和49年(1974年、寅年)に発売された「虎の子富士泉」で、のどごしのよい辛口の酒です。平成28年(2016年)時点で、蔵は自らの酒質を「のどごしの良いキレのある酒質」とし、大吟醸山田錦の「清韻富士泉」も商品に挙げていました。

酒質は銘柄ごとに異なります。くれない富士泉の純米吟醸は国産米を使い、アルコール分は15度台です。平成25年(2013年)に購入された純米吟醸の富士泉は、精米歩合60%、アルコール分15度の国産米の酒でした。辛口の富士泉は本醸造クラスとされています。流氷の生酒は普通酒で、平成30年(2018年)瓶詰めの300ml瓶では、原料に醸造アルコールを使い、精米歩合は70%でした。

製造の形は変わっても、蔵は石岡市井関の古い酒造場を拠点に、富士泉の名を守っています。富士泉は、ほぼ茨城県内で飲まれる地酒として知られる銘柄で、令和2年(2020年)時点でも地元でしか流通していませんでした。

代表銘柄

富士泉

富士泉は、藤田酒造店の代表銘柄です。蔵は寛正3年(1462年)の創業と伝わる石岡の老舗で、550年余りにわたり、この銘柄で地域とともに歩んできました。辛口の虎の子富士泉、くれない富士泉の純米吟醸、流氷の生酒など、複数のタイプがあります。ほぼ茨城県内で飲まれる地酒で、現在は他の蔵の酒を選んで調整する形で造られています。

見学・購入

蔵見学
なし
直売所
蔵(石岡市井関)での直売は、限られた時期のみとされます。令和2年(2020年)には、蔵の近くの商店でもほぼ全銘柄が購入できました。
補足
蔵見学はできません。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
茨城県石岡市井関994-1
創業
1462年

出典

exblog.jp / ameblo.jp / sakenomy.jp / fc2.com / kotobank.jp / ishioka-kankou.com / city.ishioka.lg.jp / hatenablog.jp / livedoor.blog / saketime.jp

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