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弥栄酒造

代表銘柄:弥栄の酒 寿

愛知県

AICHI

1865年創業

1865年(慶応元年)創業、愛知県愛西市に蔵を構える酒蔵です。長く「渡辺酒造」の名で酒造りを続け、2026年6月2日に株式会社弥栄酒造へ商号を変更しました。仕込み水には地下150mから汲み上げた木曽川の伏流水を使用しています。機械化する蔵が増えるなかでも、麹づくり、温度管理、発酵の見極めを人の手で行う姿勢を大切にしています。

かつては「平勇正宗」の銘柄でも酒を造っていましたが、2025年に「造る酒は、ひとつ」という方針を掲げて既存の銘柄をすべて廃止し、祝いの席のための純米大吟醸「弥栄の酒 寿(いやさかのさけ ことぶき)」だけを手がけています。

弥栄酒造の歩み

愛知県愛西市に蔵を構える弥栄酒造は、慶応元年(1865年)の創業です。長く渡辺酒造の名で酒造りを続けてきました。法人の設立は昭和31年12月15日で、2026年6月2日に渡辺酒造株式会社から株式会社弥栄酒造へ商号を変更しています。

かつては「平勇正宗」の銘柄でも酒を造っていました。平成30年度の名古屋国税局酒類鑑評会では、「平勇正宗 黒松 純米酒」が純米酒の部で優等賞を受けています。2022年1月の時点でも、蔵の銘柄は「平勇正宗」でした。

転機は2025年です。蔵は「造る酒は、ひとつ」という方針を掲げ、既存の銘柄をすべて廃止して、祝いの席のための純米大吟醸「弥栄の酒 寿」だけを造ると発表しました。2025年8月1日に発売し、年間の生産は1万本限定で、増産は行わない方針です。王冠には和暦とシリアルナンバーが刻まれています。

経営を担う代表取締役の山田栄治さんは、酒造業界とは異なる分野から酒蔵の経営に加わったと蔵は説明しています。杜氏は七代目の渡辺秀幸さんで、現在の「寿」の仕込みを率いています。

王冠のシリアルナンバーは、購入者向けの招待イベントの抽選番号を兼ねています。第1回の「春のお客様感謝祭」は2026年4月14日にホテル日航大阪で開かれ、150名が集まりました。第2回は2027年4月13日に同じホテルで開く予定です。

酒造りの特徴

仕込み水は、地下150mから汲み上げる木曽川の伏流水です。蔵は洗米、蒸米、麹、酒母、醪という酒造りの工程のうち、機械化する蔵が増えるなかでも、素材に手で触れて仕上げる製法を磨いてきたと説明しています。麹づくり、温度管理、発酵の見極めを人の手で行い、量産できないほど手間をかけることを掲げています。

2025年8月に発売した「弥栄の酒 寿」は、山田錦100%、精米歩合50%の純米大吟醸です。蔵の発表では、アルコール度数は15度台、日本酒度は+2、酸度は1.5、アミノ酸度は0.95で、完熟マスカットを思わせる香りと、すっきりした辛口のキレが特徴です。開封前も10度以下の冷蔵で保管し、ワイングラスで飲むことを勧めています。

2026年の仕込みは、蔵が令和8年度と呼ぶ酒造りです。銘柄も味の方向性も変えないまま、使う米だけを二つに分け、山田錦100%で7,000本、食用米「にこまる」100%で3,000本とし、どちらも精米歩合は40%です。にこまるは品評会で特別優秀賞を受けた米で、粒が硬く割れやすいため、蔵は洗米、吸水、麹づくり、醪の温度管理に細心の注意を払ったと説明しています。2026年3月12日に上槽の完了を発表しました。

2025年に造った「寿」は、蔵内で瓶内熟成を重ねました。蔵は2026年2月、この2025年製造の酒が飲み頃の完成形に達したと判断して提案しています。にこまる仕込みの「寿」は、2026年4月に既存顧客と公式会員向けの限定販売から始まり、9月2日からの大阪髙島屋「日本酒祭」で初めて店頭に並びました。9月8日からは公式オンラインショップで一般販売されており、内容量は720mL、価格は11,000円(税込)です。

蔵の発表では、このにこまる仕込みは2026年8月にオーストラリア・ケアンズで開かれた「Cairns Sake Award 2026」で第2位の銀賞を受けています。

代表銘柄

弥栄の酒 寿

愛知県愛西市の弥栄酒造が、2025年に既存の銘柄をすべて廃止して造り始めた純米大吟醸です。蔵の発表では、仕込み水に地下150mから汲み上げる木曽川の伏流水を使い、麹づくりや温度管理を手作業で行います。2025年製造は山田錦100%・精米歩合50%、2026年の仕込みは山田錦とにこまるの2種をどちらも40%まで磨いて仕込みました。年間生産は1万本の限定です。

見学・購入

直売所
蔵元の公式オンラインショップ(蔵元直送)で購入できます。蔵の電話受付は9時から17時で、土日祝は休みです。
補足
販売先は公式オンラインショップのほか、一部の百貨店・飲食店・特約店に限られています。購入者向けの招待イベントは4月に開かれ、第2回は2027年4月13日にホテル日航大阪で開かれる予定です。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
愛知県愛西市草平町道下83
創業
1865年
公式サイト
sake-kotobuki.com

出典

peraichi.com / oishiisake.jp / japansake.or.jp / sakenomy.jp / pon.sh / sake-kotobuki.com / nomooo.jp / prtimes.jp / nta.go.jp / houjin-bangou.nta.go.jp

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