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芳烈酒造

代表銘柄:櫻芳烈・備中松山城・有漢

岡山県

OKAYAMA

1918年創業

芳烈酒造の建物
芳烈酒造の建物(2018年撮影)「Houretsu shuzou.jpg」 — 写真:KASEI / CC BY-SA 4.0縮小・WebP変換

岡山県高梁市有漢町に位置する1918年(大正7年)創業の酒蔵です。代表銘柄の「櫻芳烈(オウホウレツ)」は、江戸時代の岡山藩3代藩主・池田光政公の逝去時のおくり名である「芳烈公」に、縁起物の「櫻」を冠して命名されました。

仕込み水にはミネラルを豊富に含んだ有漢川の伏流水を使用しており、山田錦や雄町など100%岡山県産の米にこだわった醸造を行っています。ほどよい味わいとのどごしの良さを特徴とした酒造りを追求しており、全国新酒鑑評会では、蔵の発表では開催年で平成8・10・13・14・23・25年の計6回金賞を受賞しており、平成22・24酒造年度の金賞はこのうち平成23・25年の分にあたります。

また、蔵は映画『バッテリー』(2007年)のロケ地にもなりました。予約制の酒蔵見学のほか、3月上旬の蔵開きや、毎年4月の酒蔵ジャズコンサート「JAZZ in UKAN」(2019年に第25回)など、地域や日本酒ファンに向けたもてなしも行っています。

芳烈酒造の歩み

芳烈酒造は、岡山県高梁市有漢町にある大正7年(1918年)創業の酒蔵です。代表銘柄の「櫻芳烈(おうほうれつ)」は、江戸時代の岡山藩3代藩主・池田光政の逝去時のおくり名「芳烈公」に、縁起物の櫻を冠して命名されたと蔵は説明しています。

全国新酒鑑評会では、平成14酒造年度以降に5回入賞しており、その内訳は平成14・19・22・23・24酒造年度で、いずれも「櫻芳烈」の酒での入賞です。このうち平成22酒造年度と平成24酒造年度は金賞でした。蔵の発表では、金賞は開催年で数えて平成8年・10年・13年・14年・23年・25年の6回です。平成23年と25年がそれぞれ平成22酒造年度と平成24酒造年度の金賞にあたり、平成14年までの4回は平成13酒造年度以前の酒です。

平成25年の金賞は大吟醸「櫻芳烈」で、蔵ではこの金賞受賞酒の大吟醸と日本そばを楽しむ会を開いたこともあります。

蔵は、平成19年(2007年)の映画「バッテリー」(あさのあつこさん原作)のロケ地にもなりました。2026年には、岡山県備中県民局が発行した「おかやま備中杜氏の郷 酒蔵めぐり2026」に、見学可能な備中エリアの酒蔵14蔵の一つとして掲載されています。

酒造りの特徴

仕込みに使う水は有漢の天然水で、ミネラルを豊富に含む有漢川の伏流水です。約120年前に造られた深さ約8メートルの井戸から汲み上げています。ミネラルを多く含む水で造ると、一般にはキリッとした硬い喉ごしになりますが、低温でじっくり長時間発酵させることで、やわらかく飽きのこない飲み口に仕上げるのが蔵の考え方です。

原料米は、山田錦・雄町・アケボノなどの酒造好適米を使い、すべて岡山県産です。岡山で育った米で岡山の酒を飲んでもらいたいという社長の方針で、杜氏は山田錦・雄町・アケボノ・日本晴などの米と、酒造りに適した有漢の気候や水に恵まれていると語っています。

造りは精米、洗米、約60分の蒸米、28〜30度の麹室での麹づくり、酒母、もろみの順に進みます。もろみは1本5,000リットル入りの青いタンクで仕込まれ、蔵にはこのタンクが全部で50本あります。しぼった酒は半年ほど熟成させ、ちょうどおいしくなった頃に瓶詰めして出荷されます。

蔵では、備前焼の酒器に入れ、自家製の粕漬けをつまみに味わうことを勧めています。粕漬けは期間・数量限定で、蔵ならではの濃厚な風味とバリバリとした歯ごたえが特徴です。

代表銘柄

櫻芳烈

蔵の代表銘柄で、岡山藩3代藩主・池田光政のおくり名「芳烈公」に櫻を冠した名です。全国新酒鑑評会では、平成22酒造年度と平成24酒造年度に商標「櫻芳烈」で金賞を受賞しました。蔵のネットショップには、米の旨さとフルーティーな香りの純米大吟醸と、名水で醸した大吟醸があります。ほかに、純米吟醸・純米・本醸造を各180ミリリットルで詰め合わせた「櫻芳烈飲みくらべ3本セット」も扱われています。

備中松山城

備中松山城の名を冠した銘柄です。本醸造は、現存する日本一高い山城をPRするために造った辛口のお酒で、純米吟醸はすっきりとしたやや辛口です。純米吟醸と本醸造を各720ミリリットルで詰め合わせた「松山城セット」も、蔵のネットショップで扱われています。

有漢

蔵のある地名を冠した、しぼりたての生原酒です。やや甘口で、できあがる前から予約が入る酒です。初しぼりの生原酒をにごり酒にした「初しぼり 有漢」もあり、2012年12月には、甘口でうまみがあり口当たりのよい味わいに仕上げたと蔵のブログに綴られています。

見学・購入

蔵見学
あり(要事前確認)
直売所
蔵に直売の店舗があり、メールで注文できるネットショップでは全国への発送にも対応しています。蔵開きの日には、蔵元限定の新酒生原酒の販売や試飲・試食があります。
補足
酒蔵見学は要予約で、料金は1人300円、所要は約40分、受付は9時から16時です。見学では各銘柄の試飲もできます。毎年4月に開かれてきたジャズコンサート「JAZZ in UKAN」は、2019年に第25回を数え、2020年は中止となりました。2013年4月7日の開催に向けては、タンクを外に出して舞台と客席をつくり、豚汁やおでん、樽酒などを用意しました。蔵開きは2013年から2016年にかけて毎年3月上旬の日曜日に開かれ、酒蔵見学や新酒の試飲、マイラベルづくりなどがありました。2026年も3月1日(日)の10時から16時に蔵開きが予定され、県の「酒蔵めぐり2026」のチラシにも掲載されています。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
岡山県高梁市有漢町有漢2535-1
創業
1918年
公式サイト
www.houretu.jp

出典

wikipedia.org / houretu.jp / wonderful-setouchi.jp / occ-sake.shop / ameblo.jp / pref.okayama.jp / nrib.go.jp

本ページは自動収集した情報を編集したものです。公開資料に基づく記事で、現地取材・実飲による評価ではありません。内容に関するご指摘はお問い合わせへお寄せください。