SAKE BREWERY — TOCHIGI

第一酒造

栃木県佐野市田島町488 1673年創業

紹介

江戸時代初期の延宝元年(1673年)に創業された、栃木県内で最も歴史の古い老舗酒蔵である。創業時から農業も営んでおり、蔵元の自社水田にて社員の手で田植えから収穫までを行って酒米を栽培している。全国の酒蔵で唯一、政府認定の米麦集荷業と食糧検査業を兼ね備え、お米の等級検査を自社で実施している点が大きな特徴である。仕込み水には、日本名水百選にも選ばれている佐野市の良質な水を使用。平成10年(1998年)からは北関東3県で初めて全商品を特定名称酒へと移行し、小仕込みによる手造りで丁寧な酒造りを貫いている。「開華」に代表される酒は、華やかで繊細な香りとやわらかな旨みを持ち、地元だけでなく全国で親しまれている。全国新酒鑑評会において栃木県内最多の金賞受賞実績を誇るなど、国内外で高く評価されている。

歴史

第一酒造は栃木県佐野市田島町に蔵を構える酒蔵で、延宝元年(1673年)の創業以来、350年以上にわたり酒造りを続けています。創業当初から農業を兼業しており、農業と酒造りを一体で営む姿勢は現在まで受け継がれています。県内で最も古い酒蔵として知られています。

現在の看板銘柄である「開華」の名は、明治8年(1875年)に「文明開化」にちなんで「開化」と命名されたことに始まります。その後昭和11年(1936年)に商標を「開華」へと改め、現在に至るまでこの表記が主力銘柄として用いられています。

平成10年(1998年)、第一酒造は北関東3県で最初に全商品を特定名称酒へと移行しました。日本酒全体では特定名称酒の占める割合が一部にとどまる中、同社は普通酒を持たず全量を特定名称酒とする体制を敷いています。2023年には創業350年の節目を迎え、代表取締役社長の島田嘉紀氏のもと、伝統を守りながら新たな取り組みを続けています。

代表取締役社長の島田嘉紀氏は「伝統は革新の連続です」との言葉で、毎年進化を続ける姿勢を語っています。

酒造り

第一酒造の酒造りは、自社水田での米づくりから始まります。蔵元自身の水田で、田植えから収穫までの作業を社員が手掛けており、原料米の栽培段階から品質管理に関わっている点が特色です。仕込み水には日本名水百選にも選ばれた佐野市の良質な水を用いています。

蔵には一級酒造技能士や下野杜氏、酒類総合研究所認定の清酒専門評価者が在籍しており、高度な技術に裏打ちされた小仕込みでの手造りを行っています。搾りには遠心分離機を用いた無加圧搾りも取り入れており、きめ細かな酒質管理につなげています。また、全国の酒蔵の中で唯一、政府認定の米麦集荷業者および食糧検査機関としての認定を受けており、原料米の等級検査を自社で行える体制を持っています。

第一酒造は令和7酒造年度(第114回)全国新酒鑑評会では「開華 大吟醸」が金賞を受賞し、5年連続の金賞となりました。蔵元は栃木県内で最も多くの金賞を受けた蔵と紹介しています(平成25年時点)。

蔵データ

所在地

栃木県佐野市田島町488

創業

1673年(栃木県)

公式サイト

www.sakekaika.co.jp

代表銘柄

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開華:第一酒造の看板銘柄です。明治8年(1875年)に「開化」と命名され、昭和11年(1936年)に「開華」へ改称されました。全商品が特定名称酒で、山田錦を使った純米大吟醸から純米生酒、辛口の特別純米、発泡性の日本酒まで幅広いラインアップを展開しています。令和7酒造年度(第114回)全国新酒鑑評会では「開華 大吟醸」が金賞を受賞し、5年連続の金賞となりました。

開夏:かつて「開華」の夏季限定酒として展開されていた純米吟醸です。酒母・麹米に五百万石、掛米に美山錦を使用し、ほんのりとした甘みに心地よい酸味が重なる、軽快でソフトな味わいに仕上げられていました。蔵元便りでは「厳撰涼酒 開夏」として紹介されていました。

開花宣言:「開華」の春季限定の純米酒で、例年2月上旬に発売されます。爽やかな香りとほどよい米の旨味、軽やかな酸味が調和し、すっきりとキレる辛口の純米酒です。原料米には夢ささら・五百万石(いずれも栃木県産)を用い、精米歩合は麹米55%・掛米65%、栃木県酵母で仕込まれています。

開花:第一酒造が「開華」ブランドで展開する夏季限定銘柄です。公式オンラインショップでは純米吟醸生酒が720ml・1800mlで販売され、精米歩合55%、アルコール分16度です。華やかな香りとふくらみのある旨味、生酒らしいフレッシュさが特徴で、やわらかな甘みと心地よい酸味、爽快なキレのある味わいに仕上げられています。

見学・購入

蔵見学

あり(要事前確認)

直売所

蔵に併設する直売店で「開華」の試飲・購入ができます。敷地内には江戸時代の米蔵(文化庁登録有形文化財)を改築した「ぎゃらりー酒蔵楽」があり、展示会や演奏会などに利用されています(利用は申し込み制)。直売店の営業時間は10:00〜16:30(昼休業12:00〜13:00)で年中無休。公式オンラインショップでも通信販売を行っています。

補足

蔵見学は完全予約制です。レギュラーコース(1名500円、11名以上は無料)は月〜金曜(3月中旬〜10月中旬)または月〜土曜(10月中旬〜3月中旬)の13:00〜15:30、プレミアコース(5千円+1名500円、11名以上は5千円のみ)は月〜日曜の13:00〜15:30に実施され、所要時間はいずれも15〜30分程度です。レギュラーコースでは仕込み蔵内部の見学はできず、内部まで見るにはプレミアコースの申し込みが必要です。冬期はいずれのコースでも仕込み蔵内部の見学ができません。予約は電話(0283-22-0001、受付は月〜木曜9:00〜17:00)で前日までに行う必要があります。このほか、ぎゃらりー酒蔵楽内で写真により説明する無料コース(平日9:00〜16:00、5〜10分程度)もあります。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

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出典

pto.co.jp / meimonshu.jp / sakekaika.co.jp / sakeworld.jp / foodvalley-tochigi.jp / shop.sakekaika.co.jp

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