SAKE BREWERY — GUNMA
高井
紹介
高井株式会社は、群馬県藤岡市に所在する歴史ある酒蔵です。江戸時代中期の享保14年(1729年)、近江日野商人であった初代・高井作右衛門が酒造業を創業したことに始まります。かつては質屋業や醤油・味噌の醸造なども手がけていました。仕込み水には御荷鉾山東麓を源流とする鮎川的伏流水(井戸水)を使用し、杜氏の考えを尊重した型にはまらない酒造りを行っています。代表銘柄には、大山巖元帥にちなんで名付けられた「巖(いわお)」や「上州の寒梅」、「十代目作右衛門」などがあります。また、地元・藤岡市出身で零式艦上戦闘機(ゼロ戦)の設計者である堀越二郎を顕彰して造られた「堀越二郎」をはじめ、群馬県産の酒造好適米を使用した「舞風」、季節限定酒の「初しぼり」「秋上がり」などを展開しています。地元を中心に根ざした実直な酒造りを続けています。
歴史
高井株式会社は、群馬県藤岡市に本社を置く酒蔵です。創業は享保14年(1729年)で、近江日野出身の商人であった初代・高井作右衛門が、幾度も行商に通ったその勤勉さが認められ、藤岡の城主の要請を受けて藤岡・苗木町で酒造業を興したことに始まります。
江戸時代から明治時代にかけては、清酒醸造だけでなく醤油や味噌の醸造、荒物雑貨の卸売、質屋業も手がける多角的な事業を展開していました。慶応元年(1865年)には三重県津に支店を開設したのを皮切りに、明治元年(1868年)に津の入江町、明治19年(1886年)に津の常磐町へと出店するなど、県外にも事業を広げた時期がありました。1950年に個人商店から株式会社高井商店へと改組し、1987年には本社と酒蔵を現在の藤岡市鮎川に新築移転するとともに、社名を高井株式会社へと改めました。現在は清酒醸造を主体としており、醤油の醸造は行っていませんが、酒粕を使った「巖」味噌など、酒造りに由来する加工品も少数手がけています。関連会社には十一屋醸造株式会社があります。
代表銘柄「巖(いわお)」の名は、陸軍大将・大山巖元帥にちなんで名付けられました。女性的な名の銘柄が主流であった当時の酒造業界にあって、力強い男性名を冠した点が特徴とされています。歴代の当主は代々「高井作右衛門」を襲名してきました。
2022年2月には10代目高井作右衛門が逝去し、その後の企業診断で資金繰りが行き詰まっていたことが判明、蔵の存続が危ぶまれる事態となりました。これを受けて高井株式会社は、創業294年の歴史で初めてとなるクラウドファンディングに挑戦し、2023年3月15日から4月28日までREADYFOR上で支援を募集しました。目標金額300万円に対し、最終的に91人から4,338,000円の支援が集まり成立しました。募集期間中には、地元藤岡市の居酒屋「奥多野」で「巖」を囲む会が開かれ、蔵の酒に多くの応援が寄せられました。今回の支援は、リターン品の準備や手数料を差し引いたうえで、2024年の新酒に使用する米の仕入れ代金として活用するとされました。現在の代表取締役社長は伯耆原幹夫が務めています。
酒造り
仕込み水には、御荷鉾山系に源を発する鮎川の伏流水(硬水)を用いています。硬水であることから、穏やかですっきりとした味わいの中にも独特の酸を感じさせる酒質が特徴です。
酒造りにおいては杜氏の考えを尊重し、型にはめない醸造を方針としており、「飲んでうまい酒」であることを大切にしています。
現行の商品ラインナップには、純米大吟醸原酒、大吟醸、純米吟醸(生原酒・原酒を含む)、姉妹銘柄の「上州の寒梅」(通常・原酒)、「十一代旨味純米」、日常使いの「晩酌」(通常・原酒)、本醸造辛口原酒などがあり、普段使いの晩酌酒から高級な原酒まで幅広い価格帯・味わいの酒を取り揃えています。
蔵データ
代表銘柄
- 堀越二郎
- 初しぼり
- いわお
- 秋上がり
- 舞風
いわお:「巖(いわお)」は高井株式会社の代表銘柄で、陸軍大将・大山巖元帥にちなんで名付けられました。御荷鉾山系に源を発する鮎川の伏流水(硬水)で醸され、穏やかですっきりとした味わいの中に独特の酸を感じさせる酒質が特徴です。純米大吟醸、大吟醸、純米吟醸(生原酒・原酒)、本醸造辛口、晩酌酒まで幅広いラインナップを展開しています。
見学・購入
あり(要事前確認)
オンラインショップがあり、クレジットカード・コンビニ決済・スマートフォン決済(PayPay・メルペイ・楽天ペイ)に対応しています。電話・メールでの注文にも応じているほか、本社事務所(藤岡市鮎川138番地)での小売販売も行っています。
蔵見学は要相談の予約制で、人数や日時によっては対応できない場合があります。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
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出典
gunma-shoyumiso.jp / yk-test.net / pref.gunma.jp / takai-iwao.com / gunma-sake.or.jp / ameblo.jp / iwao-takai.com / readyfor.jp / jp.sake-times.com
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