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名門サカイ

代表銘柄:真珠のときめき・名門・天赦

愛媛県

EHIME

1592年創業

1592年(文禄元年)、京都にて鳥羽氏一門が「久代屋」を創業したことに始まる歴史ある蔵元です。伊達秀宗が元和元年(1615年)に宇和島藩主として入部した江戸時代初期、京都から一族が宇和島へ移り住み、前身となる鳥羽合名会社を設立して酒造業を開始しました。昭和46年(1971年)に南予地方の酒造会社3社が合併して名門酒造株式会社(現在の名門サカイ株式会社)が発足しました。

代表銘柄には「真珠のときめき」「名門」「天赦」などがあります。銘柄の一つである熟成古酒「天赦」のラベルに使用されている文字は、第7代宇和島藩主・伊達宗紀が自ら石碑に書き遺した「天赦園」という園名碑の文字が用いられています。また、清酒「名門」「天赦」、焼酎「いよ牛鬼」の醸造元であるとともに、地元宇和島産の柑橘を使用した「ブラッドオレンジ梅酒」などのリキュールの企画・販売や、酒類の卸・小売事業など多角的な業務を展開しています。

名門サカイの歩み

名門サカイ株式会社のはじまりは、文禄元年(1592年)に京都で鳥羽氏一門が「久代屋(くしろや)」を興したことにさかのぼります。伊達秀宗が元和元年(1615年)に宇和島藩の初代藩主として入部した江戸時代初期、一族は京都から宇和島へ移り住み、伊達家の御用商人として名門サカイの前身にあたる鳥羽合名会社を設立して酒造業を始めました。

明治12年(1879年)には、書家としても名高い第7代宇和島藩主・伊達宗紀(号は春山)から「醸芳」の文字を記した扁額を贈られています。これは「香りの良い美酒」という意味が込められたもので、蔵の酒造りを象徴する言葉として今日まで伝えられています。

昭和29年(1954年)には法人として鳥羽酒造を設立し、昭和46年(1971年)には南予地方の鳥羽酒造(玉乃川)・大久保酒造(万福)・谷口酒造(伊予菱)の3社が合併して名門酒造株式会社が発足しました。昭和56年(1981年)には、アサヒビールとサントリービールの特約店であった全酒類卸売業の酒井商店と企業合同し、名門サカイ株式会社としての体制が整いました。

平成元年(1989年)には宇和島市高串に新社屋を構えて移転し、現在もこの地を拠点としています。平成14年(2002年)には松爲教輔が合併後4代目の社長に就任しました。現在は代表取締役会長の村上髙志とともに経営にあたっています。

現在の名門サカイは、全酒類の卸・小売業を主軸としながら、清酒「天赦」「名門」と焼酎「いよ牛鬼」の醸造元として知られ、地元宇和島産のブラッドオレンジなどを使ったリキュールの企画・販売、家庭用ウォーターサーバーの取扱代理店事業、乳製品の宅配事業まで幅広く手がけています。自社商品「ブラッドオレンジ梅酒」は令和3年(2021年)の全国梅酒品評会で柑橘系ブレンド梅酒部門の金賞(最高位)を受賞し、この受賞を受けて翌令和4年(2022年)には宇和島市表彰条例に基づく「第4回宇和島大賞」を宇和島市から受けています。

令和6年(2024年)には、消費者投票で日本一の梅酒を選ぶ「UOG2024」で「ブラッドオレンジ梅酒」が最高位の金賞を、上位グレード品「ブラッドオレンジェリス」が銅賞を受賞しました。同じ令和6年に開催された全国梅酒品評会2024でも、「ブラッドオレンジ梅酒」が柑橘系ブレンド梅酒部門で、「BloodOrangeliss」がプレミア梅酒部門で、それぞれ銅賞を受賞しています。

酒造りの特徴

名門サカイは、愛媛県宇和島市高串の本社を拠点に、清酒「天赦」「名門」、焼酎「いよ牛鬼」の醸造元として知られています。全酒類の卸・小売業を主軸としながら、これらの自社ブランドを軸とした酒類事業を続けています。

純米酒「真珠のときめき」は、原材料に米と米麹のみを用い、アルコール分は15度から16度に仕上げられています。宇和海の真珠にちなんで名付けられた銘柄で、すっきりと爽やかな飲み口を特徴としています。

熟成古酒「天赦」は、米・米麹に醸造アルコールと糖類を加えて造られ、アルコール分は17度から18度です。十年の歳月を貯蔵で重ねることで、琥珀色の色調とまろやかな深み、新酒にはない香りを引き出しています。ラベルに記された「天赦」の文字には、書家としても知られた第7代宇和島藩主・伊達宗紀が自ら石碑に書き遺した「天赦園」という庭園名の文字が用いられています。

特定名称酒としては「芳醸 春山-SHUNZAN-」があり、原料米に愛媛県産のしずく媛を用いた純米吟醸で、精米歩合50%、アルコール分15度に仕上げられています。使用酵母は愛媛県酒造組合が開発した「愛媛さくらひめ酵母」のTYPE-3で、メロンやパインを思わせる香りとしっかりとした酸味が特徴です。令和5年(2023年)3月に県内22の蔵元が一斉発売した「えひめ香る地酒プロジェクト(愛媛さくらひめシリーズ)」の一本で、同社では唯一の特定名称酒として販売されています。

ラベルに用いられている「春山」と「芳醸」の文字は、明治12年(1879年)に第7代宇和島藩主・伊達宗紀(春山)から贈られた書に由来するものです。このほか、宇和海の海底に瓶ごと沈めて半年ほど貯蔵する「海底熟成本格焼酎 海すずめ」や、地元産ブラッドオレンジを使った梅酒など、自社商品として企画・販売する取り組みも行っています。

代表銘柄

真珠のときめき

「真珠のときめき」は、名門サカイが手がける純米酒です。原材料には米と米麹のみを用い、アルコール分は15度から16度に仕上げられています。宇和海の真珠にちなんで名付けられた銘柄で、すっきりとした爽やかな飲み口が特徴です。720ミリリットル瓶で販売されています。

名門

「名門」は、名門サカイの代表銘柄です。社名は昭和46年(1971年)に南予地方の3社が合併して発足した名門酒造株式会社に由来し、昭和56年(1981年)に酒井商店と企業合同したことで、名門サカイという現在の社名になりました。同社は清酒「名門」「天赦」と焼酎「いよ牛鬼」の醸造元であり、天赦・真珠のときめきと並ぶ看板銘柄です。

天赦

「天赦」は、十年の歳月を貯蔵で重ねた熟成古酒です。原材料は米・米麹に醸造アルコールと糖類を加えたもので、アルコール分は17度から18度に仕上げられています。ラベルに記された文字は、書家としても知られた第7代宇和島藩主・伊達宗紀が自ら石碑に書き遺した「天赦園」という庭園名の文字を用いたものです。琥珀色の色調とまろやかな深みを備え、新酒にはない熟成ならではの香りを楽しめる一本です。

見学・購入

蔵見学
なし
直売所
公式サイトのオンラインショップと楽天市場店で購入できます。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
愛媛県宇和島市高串2-1045
創業
1592年
公式サイト
www.meimon.co.jp

出典

sakenomy.jp / sipory.jp / shop-pro.jp / sakeguru.net / meimon.co.jp / ehime-syuzou.com / kuramotoya.shop-pro.jp / jp.sake-times.com

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