金銀花酒造
代表銘柄:金銀花
愛知県
AICHI
1716年創業
愛知県一宮市に位置する金銀花酒造は、江戸時代の享保年間(1716〜1736年)に創業した一宮市内唯一の酒蔵です。蔵名および代表銘柄の「金銀花」は、古くから招福や健康の幸禄として「金、銀、花」と詠われたことに由来しています。
仕込み水には木曽川の清らかな伏流水を使用しています。石刀神社の参道沿いに酒蔵を構え、地元の神社へのお神酒や神事用の酒も手掛けてきました。2024年時点では姉妹(姉が蔵元、妹が蔵人)を中心に、女性目線を活かした酒造りや各種PR活動を行っています。
代表銘柄「金銀花」のほか、一宮市のシンボルである展望塔と同じ名を持つ、昔ながらの製法で仕上げた「大吟醸 ツインアーチ138」なども展開しています。また、蔵では初心者向けの日本酒造り体験のほか、日本酒を使用した石鹸作り体験も実施しています。
金銀花酒造の歩み
金銀花酒造は、愛知県一宮市今伊勢町にある酒蔵です。創業は江戸時代の享保年間(1716〜1736年)と伝わり、いまは一宮市内に唯一残る酒蔵として、地域の歴史とともに歩んできました。蔵は石刀神社の参道沿いにあり、徳川家康が関ヶ原の戦いの前に参拝したと伝わるこの神社をはじめ、地元の神社のお神酒や神事に用いる酒を長年にわたって造っています。
蔵と同じ今伊勢町の本神戸には、酒造りの神様である酒弥豆男命と酒弥豆女命を祀る酒見神社があり、この一帯は清酒発祥の地とされています。酒見神社は斉衡3年(856年)に勅命を受けて伊勢神宮に供える御神酒を造ったと伝わり、上質な米が取れる土地柄から、伊勢の祭りに備える酒が造られたとも伝えられています。金銀花酒造は、そうした酒造りの土地に根ざす蔵です。
「金銀花」という酒名は、人の世に金と銀の珠玉が織りなす様をめでたいもの、うまいものの極みとし、古来、招福・健康の幸禄として「金、銀、花」と万歳楽に詠われてきたことにあやかって付けられました。先人の願いを込めた由来を、そのまま蔵の名と代表銘柄の名に受け継いでいます。
長く築100年を超える蔵で酒造りを続けてきましたが、2022年には耐久性の問題から、敷地内の新しい建物へ蔵の機能を移しました。2024年時点では、姉の佐藤博子さんが主に営業や広報を、妹の厚子さんが蔵人として酒造りを担当し、姉妹で蔵を支えています。博子さんは唎酒師の資格を持ち、日本酒に関する講演やイベントも手がけています。家族そろって矢沢永吉さんの熱烈なファンでもあります。
女性に喜んでもらえる日本酒造りを大切にしており、すっきりした大吟醸を中心にラインナップを揃えています。販路づくりにも積極的で、2024年6月には台湾・タイ向けのメタバース展示会、2025年2月にはアメリカの食品バイヤー向けのメタバース展示会に出展しました。2024年時点では、海外向けの流通に限って、蔵の公式キャラクター「Cana」を使ったラベルなどを生産していました。
酒造りの特徴
仕込み水には、犬山から一宮にかけて広がる木曽川の伏流水を使っています。この清らかな水で、すっきりとした味わいの酒を醸しています。
看板の「大吟醸 金銀花」は、山田錦など酒造好適米を50%まで磨いた大吟醸です。果実を思わせる華やかな吟醸香があり、ふっくらとした旨みをシャープな酸味が切ります。白ワインに近い味わいでも楽しめ、どんな料理にも合わせやすい一本です。もう一つの柱である本醸造の「上撰 金銀花」は、伝統の風味を感じさせるふくよかな味わいで、日本料理によく合います。この二本を組み合わせた「縁結びセット」も用意されています。
このほか、「大吟醸 ツインアーチ138」は、一宮市のシンボルである高さ138mの展望塔と同じ名を持つ、昔ながらの製法で仕上げたやや辛口の大吟醸です。この銘柄のアルコール度数は15.0〜16.0度、日本酒度はプラス0.5、酸度は1.4、アミノ酸度は1.2です。最高級品の「大吟醸 慶(よろこび)」は、米の持つ切れ味と風味を最大限に生かした、贈り物向けの大吟醸です。
蔵では、日本酒造りを体験できる催しも行っています。酒米2種類をブレンドし、酵母を加えて実際にお酒を仕込む体験で、所要時間は説明を含めて約40分です。日本酒を使った石けん作り体験もあり、日本酒の間口を広げる取り組みです。
代表銘柄
金銀花
蔵名と同じ名を持つ代表銘柄です。名は、古来、招福・健康の幸禄として「金、銀、花」と万歳楽に詠われてきたことにあやかって付けられました。木曽川の伏流水で醸し、看板の「大吟醸 金銀花」は山田錦など酒造好適米を50%まで磨いた一本で、フルーティーな香りとすっきり切れる辛口が持ち味です。本醸造の「上撰 金銀花」は、ふくよかで日本料理によく合う味わいです。
見学・購入
- 蔵見学
- なし
- 直売所
- 金銀花酒造(臼屋酒店)の店頭で購入できます。営業時間は9時から18時で、定休日は不定休です。公式オンラインショップでも取り扱っています。
- 補足
- 酒蔵見学は現在受け付けていません。日本酒造り体験(所要約40分)と日本酒せっけん作り体験(所要約15分)が案内されており、詳しくは電話かお問い合わせフォームで相談できます。日本酒3種飲み比べは当面休止中です。最寄りは名鉄石刀駅で、徒歩約10分です。配達や仕込みで不在のことがあるため、来店前の電話連絡が確実です。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
蔵の基本情報
- 所在地
- 愛知県一宮市今伊勢町馬寄字山之小路19番地
- 創業
- 1716年
- 公式サイト
- kinginka.jp
出典
youtube.com / sake-times.com / oishiisake.jp / kinginka.jp / sakeworld.jp / 138ss.com / ichinomiya-cci.or.jp / washoku-premium.com / sakeraku.ocnk.net
本ページは自動収集した情報を編集したものです。公開資料に基づく記事で、現地取材・実飲による評価ではありません。内容に関するご指摘はお問い合わせへお寄せください。