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日々醸造

代表銘柄:日日 武者修行・日日

京都府

KYOTO

2021年創業

元・松本酒造の杜氏であった松本日出彦氏が2021年に設立した、京都府京都市伏見区に位置する酒蔵です。禅語の「日日是好日」と酒造りへの想いを重ねて「日々醸造」と名付けられました。新蔵の本格始動前には、志を共にする全国の仲間(冨田酒造、花の香酒造、白糸酒造、せんきん(仙禽)など)のもとへ赴き、各蔵で酒を醸すコラボレーション企画「武者修行」シリーズを展開し、大きな話題を集めました。代表銘柄「日日(にちにち)」は「米と水のみで醸す」を哲学とし、京都の水と天然の乳酸菌を用いて全量生酛(きもと)造りで醸されています。

兵庫県播州地方の契約栽培による山田錦をはじめ、亀の尾や愛山、玉栄など多様な酒米を使い分け、原酒でありながら低アルコール(12度前後)に抑えた、滑らかな旨味と酸味のバランスが特徴です。素材の美しさを引き出し、料理に寄り添う酒造りを追求しています。

日々醸造の歩み

日々醸造は、京都市伏見区城通町に蔵を構える酒蔵で、運営するのは2021年に設立された日々醸造株式会社です。代表取締役の松本日出彦氏が新たに興した蔵で、2022年時点では杜氏も務めていました。蔵があるのは京都駅から南へまっすぐ下った、伏見城の外堀沿いにあたる京都市の美観地域で、約60キロ離れた兵庫県の播州地方で栽培された山田錦を中心に、京都の仕込み水の滑らかで深い味わいを引き出す酒造りを目指しています。

松本氏は、1791年創業の伏見の松本酒造に生まれました。東京農業大学で基礎を学んだのち、萬乗醸造で三年弱の修業を積み、2007年に実家の蔵へ戻って酒造りを始めています。2年後の28歳で杜氏となり、澤屋まつもとの酒を手がけましたが、2020年12月31日付で松本酒造の取締役を退任し、新たな蔵づくりに踏み出しました。

蔵の完成を待つあいだ、松本氏は日本各地の親しい酒蔵を訪ね、それぞれの蔵で酒を醸す「武者修行」シリーズに取り組みました。巡ったのは、滋賀の冨田酒造(七本鎗)、栃木のせんきん(仙禽)、熊本の花の香酒造のほか、田中六五と新政の蔵を加えた5蔵で、各蔵とのコラボレーション酒が2021年に発売され、このシリーズは短期間で完売しました。

2021年12月23日、松本氏は、2022年春に京都・伏見で日本酒蔵を興し、「日々醸造」と名付けると挨拶を公表しました。仲間と共に一日一日を良い日として生き、美味い酒を造るという思いを、禅語の「日日是好日」に重ねた名前です。2022年5月14日に「日日」ブランドの日本酒のリリースを始め、同年7月には第一酒造期の「日日 自社田」をオンラインストア限定で販売しました。応募が在庫数を超えたため、購入できる人は抽選で決まっています。12月には第二酒造期の新酒が、全国の特約酒販店に並びました。

酒造りの特徴

日々醸造が掲げる哲学は「米と水のみで醸す」ことです。京都の水と天然の乳酸菌から丁寧に育て上げた酒は、透過性の高い旨味と美しい余韻をもちます。酒は生酛造りの純米酒で、すべて原酒のまま出荷され、アルコール度数は12度前後です。公開しているのは原料だけで、精米歩合などのスペックは明らかにしていません。

目指す味わいは、「甘さ」「香り」「アルコール」を限りなく少なくし、ダイニングでボトル1本を飲み切れる日本酒です。軽さの中に洗練された旨さを表現し、料理をより美味しくする酒を造ります。

原料米は、産地ごとに醸し分けるのが日日の特徴です。基本となる「日日 山田錦」は、兵庫県旧米田村の契約栽培の山田錦を醸した酒です。秋津より50mほど高い山間にあり、やや冷涼な農村の特徴を生かして、繊細な旨味と心地よい酸をもつ上品な味わいに仕上げています。なお、発売当初の案内では、旧東條町と旧米田村の契約栽培の山田錦だけで仕込むとされていました。旧東條町の最北にあたる秋津エリアは、西戸村・常田村・古家村の3つの村からなり、ここで穫れた山田錦を醸したのが「日日 秋津山田錦」です。

そのうち西戸村には日々醸造自身の田があり、自ら栽培した山田錦で醸す最高峰が「日日 自社田」です。

このほか、栃木県さくら市産の亀の尾、滋賀県湖北産の玉栄、兵庫県東條貞守産の愛山を使った限定の日日があります。蔵で低温熟成させた「日日 Library Selection」も用意されています。2022年12月に第二酒造期の新酒を出した際、蔵は冷酒のほか、63℃から68℃の「熱熱」で燗にして楽しむことを勧めました。

代表銘柄

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日日 武者修行

蔵の完成前の2021年に、松本氏が各地の親しい酒蔵を訪ねて醸した「武者修行」シリーズの酒です。滋賀の冨田酒造での木桶仕込みの純米酒や、栃木の仙禽での亀の尾を使った生酛の純米酒などを醸しました。いずれも蔵が完成する前に各蔵で仕込まれた限定酒で、すべて完売しています。

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日日

蔵の主力ブランドで、読みは「にちにち」です。「米と水のみで醸す」哲学のもと、産地ごとの米を醸し分け、山田錦、秋津山田錦、亀の尾、玉栄、愛山、自社田などが揃います。軽さの中に洗練された旨味をもつ、料理に寄り添う味わいを目指した酒で、公開しているのは原料のみです。

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見学・購入

蔵見学
なし
直売所
蔵での特別販売は予約制で、限定グッズや限定ボトル、搾りたての酒粕などを扱っています。
補足
見学や試飲は行っていません。販売内容は在庫状況によって変わります。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
京都府京都市伏見区城通町628
創業
2021年
公式サイト
sake.inc

出典

sake.inc / sakedata.jp / nom2.jp / goetheweb.jp / sakenomy.jp / j-s-p.or.jp / prtimes.jp / sake-wadaya.com / hasegawasakeqr.com / rakuten.co.jp / pn-online.com / ontable.jp / saketime.jp / club-sapiens.com

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