佐藤酒造店
代表銘柄:藤乃井
福島県
FUKUSHIMA
1710年創業
福島県郡山市に位置する佐藤酒造店は、1710年(宝永7年)に奥州街道沿いで「藤屋本店」として創業しました。代表銘柄の「藤乃井」は、蔵の敷地に咲く美しい藤の花と井戸に感銘を受けた二本松藩主の丹羽公が命名したと伝えられています。
伝統を重んじつつ地元の人が毎日楽しめる酒造りを目指しており、長年計画していた酒蔵の大改修にあわせて南部杜氏を迎えました。洗米後に吸水させた米を脱水して水分量を一定にそろえる工程などを取り入れ、山田錦を主原料とした吟醸・純米大吟醸の製造体制を強化しています。
受賞歴としては、全国新酒鑑評会での金賞受賞や入賞をはじめ、福島県春季・秋季鑑評会での金賞、仙台国税局主催の東北清酒鑑評会での優等賞、南部杜氏自醸清酒鑑評会での優等賞などの実績があります。
佐藤酒造店の歩み
佐藤酒造店は、福島県郡山市富久山町久保田にある酒蔵です。創業は宝永7年(1710年)で、当時は藤屋本店と称していました。奥州街道筋に上質の井戸があり、藤の枝が豊かに茂る様子を見た二本松藩主の丹羽公から「藤乃井」の銘を授けられたと伝えられ、この名が現在まで続く代表銘柄になっています。酒蔵の敷地に美しい藤が咲いていたことから、通りかかった丹羽公が名付けたとも語られています。
長年計画していた酒蔵の大改修にあわせて、南部杜氏の高橋正芳が加わり、吟醸酒と純米大吟醸酒に力を入れる体制になりました。目指すのは「香りがあり、フルーティーで飲みやすい吟醸酒、純米大吟醸酒」で、手間を惜しまず基本に忠実な酒造りを心がけています。あわせて、地元に根差した酒蔵として、地元の人が毎日飲める品質の高い酒を造ることを掲げています。令和元酒造年度以降も、高橋正芳杜氏のもとで南部杜氏自醸清酒鑑評会に出品を続けています。
全国新酒鑑評会では、平成29酒造年度から令和6酒造年度まで8年連続で入賞しています。このうち令和4酒造年度は金賞で、出品銘柄はいずれも「藤乃井」です。令和元酒造年度は金賞が選定されなかった年で、この年度は入賞です。
全国新酒鑑評会のほかにも、東北・福島県内の鑑評会や南部杜氏自醸清酒鑑評会で実績を重ねています。仙台国税局が東北6県の製造場を対象に開催する東北清酒鑑評会では、平成30年から令和7年まで8年連続で優等賞を受けました。内訳は吟醸酒の部が令和3年・令和5年・令和6年・令和7年、純米酒の部が平成30年・令和元年・令和2年・令和4年・令和5年・令和6年です。令和4年の純米酒の部は、優等賞のうち上位3場に選ばれる評価員特別賞に入りました。令和5年と令和6年は両部門で優等賞を受けています。
福島県春季鑑評会・秋季鑑評会では、平成30年の春季鑑評会で純米酒の部の金賞を受けたあと、令和2年の春季から令和7年の秋季まで、春秋あわせて12回続けて金賞を獲得しました。令和2年から令和7年の金賞は、吟醸酒の部と純米酒の部を合わせて延べ21件にのぼります。令和5年の秋季鑑評会では、純米酒の部で県知事賞も受けました。さらに南部杜氏自醸清酒鑑評会では、第101回(令和元酒造年度)から第106回(令和6酒造年度)まで6回続けて、吟醸酒の部と純米酒の部の双方で優等賞を受けました。
上位入賞では、第102回(令和2酒造年度)の純米酒の部で第3位、第105回(令和5酒造年度)の吟醸酒の部で第7位に入っています。
酒造りの特徴
仕込みでは、洗米後に吸水させ、そのあと脱水を行って米の水分量を一定にそろえる独自の手法を取り入れています。この方法は、改修にあわせた仕込み作業の見直しで取り入れたものです。
酒造好適米の山田錦を使った大吟醸は、精米歩合40パーセントと50パーセントの2タイプがあります。精米歩合40パーセントの大吟醸は日本酒度プラス5、精米歩合50パーセントの大吟醸はプラス3のやや辛口で、フルーティーな仕上がりが特長です。常温か冷やしてのお飲みがおすすめです。純米大吟醸は山田錦、麹、水だけを使い、精米歩合50パーセント、日本酒度プラス1で、どんな飲み方でも飲みやすい酒です。
日常向けの酒には、チヨニシキを精米歩合70パーセントまで磨いた精撰藤乃井、同じ米と精米歩合のみちのく地酒の純米酒、アルコール度数19度の藤乃井原酒があります。いずれも日本酒度はプラス1です。大吟醸から日常の酒まで、幅広く揃えています。
代表銘柄
藤乃井
「藤乃井」は、創業当時の藤屋本店の時代に二本松藩主の丹羽公から授けられた銘を受け継ぐ、佐藤酒造店の代表銘柄です。吟醸酒と純米大吟醸酒を主体に、香りがあってフルーティーで飲みやすい酒を目指しています。山田錦を使った大吟醸は精米歩合40パーセントと50パーセント、純米大吟醸は山田錦、麹、水だけで精米歩合50パーセントです。全国新酒鑑評会では令和4酒造年度に金賞を受けました。
見学・購入
- 直売所
- 売店あり(2024年11月時点)
- 補足
- お問い合わせは電話(024-922-1763)で受け付けています。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
蔵の基本情報
- 所在地
- 福島県郡山市富久山町久保田字久保田5
- 創業
- 1710年
- 公式サイト
- satoushuzouten.jp
出典
fukunosake.com / satoushuzouten.jp / japansake.or.jp / wikipedia.org / f-sake.com / youtube.com / pon.sh / nta.go.jp / sake.fukushima.jp / nanbutoji.jp / nrib.go.jp / houjin-bangou.nta.go.jp
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