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檜山酒造

代表銘柄:千姫・光圀・朝日正宗

茨城県

IBARAKI

1884年創業

明治17年(1884年)、阿武隈山系を望む旧棚倉街道沿いの茨城県常陸太田市町屋町にて創業した蔵元です。清らかな里川の流れる風土と山々からの豊かな伏流水に恵まれた地で酒造りを続けています。創業時からの地酒「朝日正宗」をはじめ、女性にもお酒を楽しんでもらいたいとの思いから主力となった純米自然酒「千姫」、徳川光圀公ゆかりの隠居地「西山荘」がある当地に敬意を表して1988年(昭和63年)に誕生した大吟醸酒「光圀」などを手掛けています。

さらに日本酒や本格焼酎の製造にとどまらず、自社農園で栽培する山ブドウ交配品種や地元特産の巨峰を用いた「常陸ワイン」の醸造も行うなど、多角的な酒造りに取り組んでいます。

檜山酒造の歩み

檜山酒造は、明治17年(1884年)に旧棚倉街道沿いの現在の常陸太田市町屋町にあたる地で創業した蔵元です。阿武隈山系を望み、清らかな里川が流れ、付近の山々からの伏流水に恵まれた土地で、創業以来の地酒が「朝日正宗」です。蔵はJR水郡線の常陸太田駅から北へ車で15分ほどの町屋町にあります。

昭和40年(1965年)頃、他社と共同の瓶詰工場を構えた際に、その工場の銘柄を「千姫」としました。数年後に工場が解散するにあたって檜山酒造の銘柄となり、女性にももっとお酒を楽しんでほしいという思いから、純米自然酒として主力銘柄に育ちました。ラベルの書は遠縁の書道家、矢萩春恵氏によるものです。昭和55年頃に、徳川家康の孫である千姫の墓所が茨城県水海道市(現在の常総市水海道町)にあると知り、現社長の檜山雅史氏がその水海道市で生まれていたことにも驚いたと蔵は述べています。

昭和63年(1988年)には、お酒の高級志向に応えて大吟醸を造り、蔵で一番のお酒として「光圀」と名付けました。水戸黄門で知られる徳川光圀公の晩年の隠居地「西山荘」がある地に敬意を表した銘柄です。こうして「朝日正宗」「千姫」「光圀」の三つの銘柄がそろいました。

清酒のほかに、酒粕を原料とした本格焼酎「千姫」「常陸姫」も造っています。ワイン造りは、地元が巨峰の産地であることから、地域の要望を受けて考え始めたものです。昭和51年(1976年)に先代が50歳でブドウ栽培を始め、昭和56年(1981年)にワイン製造免許を取得して「常陸ワイン」が生まれました。全国新酒鑑評会では、平成19酒造年度に「光圀」が入賞しています。

酒造りの特徴

仕込水はすべて自社の井水です。主な清酒は、大吟醸「光圀」が山田錦100%・精米歩合40%・アルコール17度、本醸造「光圀」が精米歩合70%・アルコール15度、純米酒の「千姫」が茨城県産の酒造好適米ひたち錦100%・精米歩合60%・アルコール15度、本醸造の「千姫」と「朝日正宗」が日本晴ほかを使った精米歩合70%・アルコール15度です。千姫は低温発酵などで仕上げたふくよかでまろやかな純米酒です。

千姫には樽酒もあり、72リットル、36リットル、18リットル入りがあります。電話での申し込みで、ほのかな木の香りを楽しめる、辛口ですっきりした飲み口の酒です。

ワインは、昭和51年(1976年)から自社農園で栽培してきた山ブドウ交配種の小公子、ブラックペガール、ホワイトペガール、ワイングランド、山ソービニヨンと、地域の観光農園で栽培される巨峰を原料に、7種類の「常陸ワイン」を醸造しています。除草剤を使わず草を生やす草生栽培や低農薬栽培を行い、ブドウの個性を楽しんでもらうため、できるだけ混ぜないワイン造りをしています。国産ワインコンクール2005では「常陸ワイン2004」が銅賞を受けています。

蔵の発表では、小公子100%のワインが2005と2007の同コンクールで銅賞を受けています。

このほか、牛久市の「うしくグリーンファームのワインLEGAME」や、大子町の「奥久慈りんごしーどる」の醸造も受け持っています。

代表銘柄

千姫

昭和40年(1965年)頃の共同瓶詰工場の銘柄が、工場の解散後に檜山酒造のものとなったのが始まりです。女性にもお酒を楽しんでほしいという思いから純米自然酒として主力銘柄になりました。純米酒はひたち錦100%、精米歩合60%で、低温発酵などで仕上げたふくよかでまろやかな味わいです。ラベルの書は書道家の矢萩春恵氏によります。本醸造や樽酒もあります。

光圀

昭和63年(1988年)に、高級志向に応える蔵の最上位の酒として誕生した大吟醸の銘柄です。名前は、徳川光圀公の隠居地である西山荘のある地への敬意に由来します。大吟醸は山田錦100%、精米歩合40%、自社井水仕込みで、吟醸香が立つきめ細かな淡麗辛口です。本醸造の小瓶もあります。平成19酒造年度の全国新酒鑑評会で入賞しました。

朝日正宗

明治17年(1884年)の創業から続く、檜山酒造の地酒です。日本晴ほかを使った精米歩合70%、アルコール度数15度、自社井水仕込みの清酒で、すっきりとした味わいを持ち、冷やでも燗でもおいしく飲めるお酒です。三つの銘柄の中で最も古い銘柄です。

見学・購入

直売所
道の駅ひたちおおた 黄門の郷などに商品を納めており、蔵からの通信販売も行っています。
補足
JR水郡線常陸太田駅から北へ車で15分ほどの町屋町にあります。会社の営業時間は8時から17時です。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
茨城県常陸太田市町屋町1359
創業
1884年
公式サイト
www.hiyama.co.jp

出典

kanko-hitachiota.com / japansake.or.jp / hitachiota.jp / liqlog.com / hiyama.hitachiota.jp / nrib.go.jp / pref.yamanashi.jp

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