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LAGOON BREWERY

代表銘柄:翔空

新潟県

NIIGATA

2021年創業

LAGOON BREWERYの建物
LAGOON BREWERYの建物(2022年撮影)「Lagoon Brewery, Kita-ku, Niigata, Niigata, Japan, November 2022.jpg」 — 写真:Tail furry / CC BY-SA 4.0縮小・WebP変換

LAGOON BREWERY合同会社は、新潟県新潟市北区の福島潟のほとりで2021年(令和3年)に創業した酒蔵です。2014年から2021年まで今代司酒造の社長を務めた田中洋介氏により設立されました。2021年4月に交付が始まった「輸出用清酒製造免許」を受け、国内向けには「その他の醸造酒」(クラフトSAKE)、海外向けには輸出用の清酒の製造を行っています。

「感激できる、多様なおいしさ」と持続可能性をモットーとし、自ら米麹を造ることを基本に、原料は基本的に蔵から半径20km以内で調達することを掲げています。ホップ、クロモジ、トマトなど様々な副原料を活用したユニークで多様なクラフトSAKEのほか、海外向けには自然栽培米を使った純米酒なども醸しています。銘柄「翔空(しょうくう)」は、渡り鳥が多く飛来する福島潟のように世界へ羽ばたく酒でありたいという願いを込めて名付けられました。

敷地内に併設された売店・カフェ(Shop&Cafe)からは窓越しに発酵室の様子を眺められ、蔵の内部の見学は有料の事前予約制です。

LAGOON BREWERYの歩み

LAGOON BREWERYは、新潟市北区の福島潟のほとりにある小さな酒蔵です。運営するのはLAGOON BREWERY合同会社で、代表の田中洋介さんは千葉県出身です。広告業界などを経て、新潟市の今代司酒造に2012年に入社し、2014年から2021年まで社長を務めました。

創業のきっかけは2021年4月、国税庁が海外輸出のみを目的とする輸出用清酒製造免許の交付を始めたことです。日本酒の新規参入が長く難しかった中で開かれた門戸でしたが、輸出限定では国内での評価が得られないと考え、田中さんは同時に、米と米麹を主な原料とする「その他の醸造酒」の製造免許も取得しました。会社の設立は2021年、酒の醸造開始は同年12月です。

最初の出荷は2022年3月で、新しい酒蔵づくりへの支援を募ったクラウドファンディングの出資者500人以上へ返礼品として届けられました。2022年4月には、蔵に併設するショップとカフェが開店しています。蔵は、かつて飲食店だった日本家屋を借りて改装したもので、新潟市の中心部から30分ほどの場所にあります。

銘柄の「翔空(しょうくう)」は、渡り鳥が多く訪れる福島潟のように、世界へ羽ばたく酒でありたいという願いから名付けられました。モットーは「感激できる、多様なおいしさ」で、極小規模と持続可能性にこだわっています。輸出用の清酒とその他の醸造酒の免許ながら新潟県酒造組合にも加入しており、田中さんは、清酒もクラフトサケも同じ土俵で日本酒業界をともに盛り上げようとする組合の懐の深さを挙げています。

酒造りの特徴

酒づくりの大前提は、米麹を自分たちでつくることと、米や米麹を主な発酵原料にすることです。原料は基本的に、蔵から半径20キロ以内で調達したものを使うことをモットーとしています。製造場は約66平方メートルとごく小さく、蒸し米をつくる甑や、袋に入れて圧力をかける小型の搾り機などを使い、手作業の多い酒づくりをしています。

免許の違いにより、つくる酒は二つに分かれます。国内向けは「その他の醸造酒」にあたるクラフトSAKEで、日本酒の造り方をベースに、トマトやバジル、ホップ、いちごやメロンなどの果実、クロモジ、松葉といった副原料を加えます。第一弾は2022年発売の、地元名産のトマトと米で醸してバジルを添えた「SAKEマルゲリータ」です。ホップを米とともに醸した「HOP SAKE ほっぺ」、新潟の季節の果実を米とともに醸す「酔いどれシリーズ」も定番となっています。

2024年9月には、米とホップで醸し、福島潟に自生するサワオグルマの花から分離した花酵母を使った「ホップド福島潟」(720ml)を新潟県内のスーパーを中心に発売しました。2025年1月には、能登半島地震で被災した石川県輪島市の白藤酒造店と共同で、輪島産の米とクロマツを使った酒づくりに取り組みました。

海外向けには、輸出用の清酒を醸しています。自然栽培米の亀の尾を使った純米酒や、越淡麗を使った純米大吟醸などがあり、海外の日本食レストランなどで楽しまれています。清酒は免許の条件により国内では販売できません。Tokyo SAKE Challengeでは、「HOP SAKE ほっぺ」が2025年と2026年に続けてGOLD SAKE(金賞)に選ばれています。2026年はCraft sake部門での選出です。

代表銘柄

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翔空

翔空は、LAGOON BREWERYが展開する酒のブランド名です。渡り鳥が羽を休める福島潟のように、世界へ羽ばたく酒でありたいという願いから名付けられました。国内では、清酒ではなく「その他の醸造酒」にあたるクラフトSAKEとして、トマトを使った「SAKEマルゲリータ」やホップを使った「HOP SAKE ほっぺ」などが展開されています。

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見学・購入

蔵見学
あり(要事前確認)
直売所
ショップとカフェは10時から17時までの営業で、月曜が定休です(月曜が祝日の場合は翌日休み)。大きな窓から、営業中はいつでも酒蔵内部の発酵室の様子を眺められます。ショップでは自社醸造のSAKEやオリジナルグッズを販売し、カフェではテイスティングのほか、オリジナルブレンドのコーヒーや地元名産のトマトを使ったソフトクリーム、酒粕を使った焼き菓子などを楽しめます。
補足
酒蔵内部に入る見学は有料の事前予約制で、2か月先までの範囲で受け付けています。代表の田中さんが案内し、所要時間は約1時間、テイスティングも含まれます。希望日の1週間ほど前までにメールで相談する形で、料金は一般の方でひとり3,800円です。販売中のSAKEを1本持ち帰れる内容で、定期購入サービスを継続中の方は無料です。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
新潟県新潟市北区前新田乙576-1
創業
2021年
公式サイト
www.lagoon-brewery.com

出典

niigata-sake.or.jp / wikipedia.org / japansake.or.jp / lagoon-brewery.com / sakedata.jp / cushu.jp / project.nikkeibp.co.jp / note.com / shokuhin.net / niigatabase.shabellbase.com / wowu.jp / saketime.jp / japantimes.co.jp

本ページは自動収集した情報を編集したものです。公開資料に基づく記事で、現地取材・実飲による評価ではありません。内容に関するご指摘はお問い合わせへお寄せください。