森山酒造
代表銘柄:嘉六・月の桂
福岡県
FUKUOKA
1915年創業
福岡県小郡市に所在する森山酒造は、1915年(大正4年)に創業した小郡市内唯一の酒蔵です。「飲んで爽やか日に日に健康」をモットーに、創業100年を超える木造蔵で地元密着の酒造りを続けています。代表銘柄である「月の桂」をはじめ、初代の名に由来する大吟醸「嘉六」、七夕の里・小郡にちなんだ「牽牛」「織姫」といった地酒を製造しています。酒造りでは、山田錦を40%まで磨き低温発酵で醸す大吟醸「嘉六」や、キレのあるやや辛口の純米吟醸などを手がけており、「牽牛」「織姫」は宝満の伏流水で造られています。
また、酒の仕込み水で造る無添加の手作りアイス「もりやまのアイスキャンデー」や、純米粕で漬け込んだ奈良漬け・大根酒粕漬けなども製造・販売しており、地元で親しまれています。
森山酒造の歩み
森山酒造は、福岡県小郡市大保にある酒蔵です。創業は1915年(大正4年)で、筑後地方の最北に位置し、小郡市内に現存する唯一の酒蔵です。「飲んで爽やか日に日に健康」をモットーに、良い酒よりうまい酒をめざす地元密着の酒造りを続けています。
蔵は創業から約100年の歴史を重ねた木造蔵です。夏場は酒造りが落ち着く時期にあたり、昭和50年頃には先代が、酒の仕込みにも使われてきた良質の水でつくる「もりやまのアイスキャンデー」を夏の商品として考案しました。いまでは子どもからお年寄りまで愛される品になっています。
蔵の北側には、直営店「大保酒店」が併設されています。店頭には親しみやすい純米酒から贈答用の大吟醸までが並び、好みの銘柄を決めて買いに来る客も多い店です。蔵開きが近づくといち早く並ぶ新酒のかわいらしいラベルは、蔵の家族がデザインしたものです。遠方への配送にも応じています。
毎年4月の第1土曜・日曜には新酒まつりとして酒蔵を開放し、時間は10時から15時です。地酒と新酒、三年ものの古酒の飲み比べができる日です。2026年10月4日には2回目となる「秋の酒蔵開き」が開かれ、ひと夏の熟成を経た「ひやおろし」を中心にした試飲と販売、有志による模擬店が行われました。
酒造りの特徴
主力は、大吟醸や純米酒、純米吟醸、本醸造などの特定名称酒で、地酒の「月の桂」が代表銘柄です。大吟醸の「嘉六」は、山田錦を40%まで磨き、低温発酵で時間をかけて醸します。「月の桂」の純米酒は米と米麹だけで造り、純米吟醸はキレのあるやや辛口に仕上げます。このほか、季節限定のしぼりたて新酒(冬)とひやおろし(秋)、三年貯蔵の古酒も手がけています。しぼりたて新酒は、毎年蔵開きに先立って店頭に並びます。
七夕の里として知られる小郡にちなんで、「牽牛」と「織姫」という対の銘柄も造っています。牽牛は、やや辛口で飲みごたえのある濃醇タイプの吟醸酒で、織姫は、すっきり爽やかなタイプの純米酒です。地元でとれた米と、天の川に見立てた宝満の伏流水で造る小郡の地酒として、手土産にも選ばれています。
酒造りの副産物と仕込み水も、無駄なく商品になっています。純米酒の酒粕には、板状の板粕と二番粕があり、その純米粕で漬け込む無添加の奈良漬けは6月頃、大根の酒粕漬けは11月頃に漬け込み、月日が経つほどに味が深まります。大根の酒粕漬けは、11月下旬から5月上旬の冬季限定の商品です。
アイスキャンデーは、酒の仕込水で造る無添加の手作りで、抹茶・チョコ・ミルク・小豆(豆入り)の4種類があります。北部九州の店でおもに夏季に販売されるほか、直営の大保酒店では一年中買えます。
代表銘柄
嘉六
「嘉六」は、初代の名前に由来する銘柄で、大吟醸が看板です。山田錦を40%まで磨き、低温発酵で時間をかけて醸す蔵の最高級酒で、フルーティな香りとふくよかな味わいを楽しめます。贈答用としても選ばれており、このほかに純米吟醸の「嘉六」もあります。
月の桂
「月の桂」は、森山酒造の代表銘柄で、小郡唯一の酒蔵が造る地酒です。大吟醸、純米酒、純米吟醸、本醸造などがあり、キレのある辛口が持ち味です。純米吟醸はやや辛口で、のどごしがすっきりとした爽やかな飲み口、純米酒は米と米麹だけで造り、遠方へは配送で届けています。
見学・購入
- 直売所
- 直営店「大保酒店」が蔵の北側に併設されています。営業時間は9:00〜19:00で、日本酒のほか、奈良漬け、酒粕、アイスキャンデーなどを購入できます。西鉄大牟田線の大保駅から徒歩約7分です。
- 補足
- 毎年4月の第1土曜・日曜に新酒まつりとして酒蔵を開放するほか、2026年は10月にも、ひやおろしを中心とした「秋の酒蔵開き」を開きました。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
蔵の基本情報
- 所在地
- 福岡県小郡市大保1067-1
- 創業
- 1915年
- 公式サイト
- karoku-sake.com
出典
sakenomy.jp / mishiran-ogori.org / japansake.or.jp / kanko-ogori.net / crossroadfukuoka.jp / karoku-sake.com / ginjoka.com / jal.co.jp / sake-guide.com / chikugo-ikoi.com / web.archive.org
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