SAKE BREWERY — GUNMA
龍神酒造
紹介
慶長2年(1597年)、毛塚大膳守が酒造りを始めたとされる群馬県館林市の老舗酒蔵です。蔵内に掘られた名泉「龍神の井戸」から湧き出るやわらかな極軟水を仕込み水として使用しています。主力銘柄の「尾瀬の雪どけ」は尾瀬の雪解け水の清らかさに由来し、高精白による高品質な酒造りとコストパフォーマンスの高さで定評があります。酒造りでは、ぬかを徹底的に落とす手磨き洗米(全量手洗い)や酒米ごとの工程変更、瓶火入れ後の急冷・冷暗貯蔵など、手作業と独自の設備による厳重な品質管理を実施しています。山田錦をはじめ雄町、五百万石、愛山など多様な酒米の個性を引き出し、米本来の旨味を味わえる芳醇旨口な酒質を目指しています。全国新酒鑑評会における金賞受賞歴(平成2・4・18・19年度など)も有しています。
歴史
龍神酒造は、群馬県館林市西本町に蔵を構える日本酒蔵です。戦国時代末期の慶長2年(1597年)、毛塚大膳守が刀を捨てて酒造りを始めたのが創業と伝えられています。蔵の敷地内に掘られた名水「龍神の井戸」の上に土蔵造りの酒蔵を建てたとされ、この井戸が蔵名と酒造りの起点になっています。
「龍神の井戸」は、尾瀬の雪解け水が浸み込んでできた名水と伝えられています。かつての代表銘柄は蔵名と同じ「龍神」でしたが、平成年間に入り、この井戸の由来にちなんだ「尾瀬の雪どけ」へと主力銘柄が改められました。なお、龍神酒造の蔵自体は群馬県館林市にあり、銘柄名の由来となった尾瀬(群馬県利根郡片品村など)そのものからは離れた土地に位置しています。
酒造りの評価としては、全国新酒鑑評会において平成18酒造年度・19酒造年度に金賞を連続受賞したことが、日本吟醸酒協会の加盟蔵元紹介ページで紹介されています。
現在、清酒は特定名称酒のみを手がける吟醸蔵として、代表者の毛塚勲氏のもと、地元出身の若手社員が中心となって酒造りにあたっています。杜氏は群馬県出身の堀越秀樹氏が務め、機械に頼りすぎない伝統的な手作業を重視した造りを続けています。
販売面では、館林駅から徒歩圏内の富士見町に直売店を構え、蔵元ギャラリーを併設しています。
酒造り
仕込み水には、蔵内に掘られた「龍神の井戸」から汲み上げるやわらかな極軟水を使用しています。
洗米は全量を手作業で行う手洗米にこだわり、酒米ごとに洗米・浸漬などの工程を変えて対応しています。自社精米機やもろみの温度管理を担うサーマルタンクを備えるほか、火入れ用のプレート式ヒーターを導入し、瓶詰め後は専用の冷蔵庫で貯蔵するなど、品質管理に力を入れています。
原料米は兵庫県産山田錦を中心に、雄町、五百万石、愛山など複数の酒造好適米を使い分けています。米ごとの個性を引き出しながら、米本来の旨味を感じられる芳醇旨口タイプの酒質を目指しています。
代表銘柄は「尾瀬の雪どけ」と「龍神」の2つで、尾瀬の雪どけはほぼ純米大吟醸規格で造られコストパフォーマンスの高さで知られる一方、龍神は契約農家から仕入れる希少な酒米を用いた酒米別ラインナップを展開するなど、銘柄ごとに性格を分けた商品構成になっています。
蔵データ
代表銘柄
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尾瀬の雪どけ:龍神酒造の主力銘柄で、ほぼ純米大吟醸規格(精米歩合50%前後)で造られ、コストパフォーマンスの高さで知られています。ラインアップには「純米大吟醸 桃色にごり」があり、赤色酵母の働きで自然な桃色に色づき、着色料は使用していません。甘酸っぱくクリーミーな口当たりが特徴の春季限定商品です。
龍神:蔵名と同じ名を持つ、名水「龍神の井戸」にちなむ銘柄で、仕込み水にも同じ井戸の極軟水が使われています。愛山や山田穂、雄山錦といった希少な酒造好適米を契約栽培で仕入れ、酒米ごとに個性を打ち出したラインナップを展開しています。派手さは控えめながら、和食から洋食まで幅広い料理に寄り添う懐の深い酒質と評されています。
見学・購入
龍神酒造富士見町売店(群馬県館林市富士見町4-35、電話0276-70-8000)。営業日は月曜日から金曜日、営業時間は10時00分から17時30分で、土曜日・日曜日・祝日は定休日です。蔵元ギャラリーを兼ねています。
尾瀬の雪どけの公式オンラインショップ(ozeyuki.raku-uru.jp)でも商品を購入できます。公式サイトでは大手ECサイト等での非正規流通品に注意するよう呼びかけ、正規取扱酒販店での購入を案内しています。蔵見学の実施可否は公表されていないため、希望する場合は蔵元へお問い合わせください。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
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出典
sakenomy.jp / japan-sake.site / sakedata.jp / kotobank.jp / xrea.com / nomooo.jp / ryujin.jp / ginjyoshu.jp / gunma-saketsugu.jp / saketime.jp / sakeno.com / hasegawasaketen.com / hobbytimes.jp / ekiten.jp / ozeyuki.raku-uru.jp
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