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男山

代表銘柄:男山・静熟

北海道

HOKKAIDO

1887年創業

旭川・男山の資料館
旭川・男山の資料館(撮影年不詳)「Otokoyama, Asahikawa.jpg」 — 写真:K. Takeda / CC BY-SA 3.0縮小・WebP変換

北海道旭川市に蔵を構える男山株式会社は、1887年(明治20年)に前身の山崎酒造として創業しました。1968年に江戸時代から伊丹で銘酒として親しまれた「木綿屋山本本家」の「男山」の正統を継承し、現在の社名となりました。酒造りには日本百名山である大雪山系の伏流水を仕込み水として使用しており、寒冷な気候風土を活かした清酒醸造を行っています。米の旨味とキリッとした切れ味を備えた淡麗辛口の酒質が特徴です。代表銘柄の「男山」のほか、5年熟成を施した蔵元限定酒「静熟」などの商品を展開しています。

1977年には「男山 純米大吟醸」が日本酒として世界で初めてモンドセレクション金賞を受賞し、以降40年以上にわたって金賞を受賞し続けるなど、国内外で高い評価を得ています。敷地内には「男山酒造り資料舘」を併設しており、歴史展示や試飲、工場見学などが楽しめる観光拠点としても親しまれています。

男山の歩み

男山株式会社の前身である山崎酒造は、1887年(明治20年)に北海道で創業しました。日本百名山に数えられる大雪山系の伏流水という、酒造りに適した自然の恵みに支えられ、酒蔵は長きにわたり酒を醸してきました。家業として歩みを始めた酒蔵は、1952年(昭和27年)に近代的な会社組織として男山株式会社を設立し、山崎與吉氏がその代表を務めています。現在の本社は北海道旭川市にあります。

男山という名は、江戸時代に関西・伊丹の地で「木綿屋」の屋号を掲げていた山本三右衛門が、男山八幡宮にちなんで生み出した銘酒に由来します。「御免酒」と呼ばれる江戸幕府の官用酒にも指定され、歌舞伎や浄瑠璃、浮世絵にも描かれるほどの人気を誇りました。山崎酒造はこの名跡に連なる蔵として、1968年(昭和43年)に木綿屋本家の山本家から「男山」を正統継承し、社名を「男山株式会社」へと改めました。以来、伊丹で生まれた名酒の系譜を、北海道の風土のなかで受け継いでいます。

酒造りに使う仕込み水は、大雪山の万年雪から染み出る伏流水です。清酒醸造に適した厳しい寒さの気候風土と、選び抜いた酒造好適米、こだわりの精米歩合が組み合わさることで、米の旨味をしっかり感じながらも口当たりの軽い、キリッとした淡麗辛口の酒質が生まれます。丹精込めた酒を世界にも届けたいという思いから、1977年に「男山 純米大吟醸」をモンドセレクションに初出品し、日本酒としては世界で初めて金賞を受賞しました。

この受賞を足がかりに1984年からはアメリカ向けの本格的な輸出を開始し、現在では20か国以上に酒を届けるまでになっています。

酒造りの特徴

男山の酒造りの根幹にあるのは、大雪山系から湧く伏流水と、酒造りに適した北海道の寒冷な気候です。米の旨味を残しながらもキレのある淡麗辛口を目指し、酒造好適米を吟味した精米歩合で仕込みます。代表銘柄「男山 純米大吟醸」は兵庫県産山田錦を38%まで磨き上げ、洗米や蒸米、製麹など醸造工程の大半を蔵人の手作業で行う、蔵の最高峰に位置づけられる一本です。

この酒質の高さは、全国新酒鑑評会の受賞歴にも表れています。デジタル目録で追える平成14酒造年度以降でみると、男山株式会社は平成15酒造年度を皮切りに、平成21酒造年度から平成22酒造年度、平成24酒造年度から平成27酒造年度にかけての4年連続、平成29酒造年度から平成30酒造年度、さらに令和2酒造年度、令和4酒造年度、令和6酒造年度から令和7酒造年度と、通算13回の金賞を受賞しました。入賞の実績は通算17回に及んでいます。

毎年、蔵で搾りたての酒を味わってもらう催しを開催しています。1979年に「酒蔵開放」として始まったこの催しは、長らく2月に行われてきましたが、現在はイベント名を「男山市民感謝デー」に改め、4月に開催されるようになりました。直近の開催では8千人を超えるお客様で賑わいました。入場は無料で、開催日時はホームページで案内されています。

代表銘柄

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男山

男山は蔵の代表銘柄で、普通酒から純米大吟醸まで幅広い酒質を展開するブランドの中核です。大雪山系の伏流水を仕込み水に、米の旨味を残しながらもキレのある淡麗辛口に仕上げているのが共通の持ち味です。中でも兵庫県産山田錦を38%まで磨いた「純米大吟醸」は、1977年に日本酒として世界で初めてモンドセレクション金賞を受賞した蔵の看板酒です。男山株式会社としては、平成14酒造年度以降の全国新酒鑑評会で通算13回の金賞に輝いています。

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静熟

静熟は、男山が手がける銘柄のひとつです。大雪山系の伏流水を仕込み水とする男山らしい酒質を受け継ぎ、日本酒愛好者によるチェックインでは辛口の傾向を示すタグが付けられています。男山の多彩なラインナップの一角を占める銘柄として、覚えておきたい一本です。

見学・購入

蔵見学
あり(要事前確認)
直売所
2024年にリニューアルした「OTOKOYAMA SAKE PARK」内の売店で購入できるほか、公式のオンラインショップ「男山オンラインショップ」でも代表銘柄や季節限定酒を取り扱っています。
補足
男山酒造り資料舘の開館時間は9時から17時までで、休舘日は年末年始(12月31日から1月3日)、入館は無料です。隣接する売店では、季節にあわせた数種類の有料試飲(専用コイン制)を16時30分まで楽しめるほか、蔵元限定の商品も並びます。ただし運転される方や未成年の方の試飲はできません。本蔵前では、仕込み水である「延命長寿の水」を1人18リットルまで、9時から17時まで無料で汲むことができます。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
北海道旭川市永山2条7丁目1番33号
創業
1887年
公式サイト
www.otokoyama.com

出典

japansake.or.jp / sakedata.jp / otokoyama.com / omoikkiri-hokkaido.jp / wikipedia.org / tanoshiiosake.jp / yoppawriter.com / livedoor.jp / hokkaido.lg.jp / taisetsu-kamui.jp / miraic.jp / otokoyama.shop / sakenowa.com / nrib.go.jp

本ページは自動収集した情報を編集したものです。公開資料に基づく記事で、現地取材・実飲による評価ではありません。内容に関するご指摘はお問い合わせへお寄せください。