SAKE BREWERY — NIIGATA
塩川酒造
紹介
塩川酒造は1912年(大正元年)、新潟市西区の内野町にて創業した酒蔵です。蔵がある内野町は西川と新川の立体交差が一望できる穀倉地帯に位置し、砂丘地帯で砂濾過された地下水や信濃川の伏流水など良質な水に恵まれています。伝統的な土蔵倉の仕込蔵には自動冷却装置を備えた25基のサーマルタンクを配備し、醪の発酵管理から貯蔵まで徹底した温度管理を実施。基本となる味わいは数値的に辛口でありながら日本酒本来の旨みを感じられる「淡麗旨口」を目指しています。代表銘柄の「越の関」や「願人」といった定番酒を守る一方で、肉料理に合わせる山廃純米吟醸「COWBOY YAMAHAI」や魚料理向けの「Fisherman Sokujo」などのユニークな商品を開発。海外への輸出や現地での製造支援にも積極的に取り組み、伝統を継承しつつ日本酒の新たな可能性に挑んでいます。
歴史
塩川酒造は1912年(大正元年)、新潟市西区内野町で創業した酒蔵です。仕込み蔵には創業当時に建てられた土蔵造りの建物を現在も使用しています。蔵がある内野町は、江戸時代に地域の発展のために開削された新川が流れる地域で、西川との立体交差が見られる穀倉地帯に位置しています。
現在の代表を務めるのは4代目社長の塩川和広氏で、2016年に就任しました。塩川氏は千葉県生まれで、小学校卒業を機に新潟へ呼び戻され、長く杜氏として酒造りに携わってきました。「毎年新しい取り組みを必ず一つ行う」ことをモットーに掲げ、大正時代から続く定番銘柄を守りながらも、新分野への挑戦を重視する姿勢で蔵を率いています。
塩川酒造は新商品開発と海外での現地製造支援に力を入れており、出荷量の17%を輸出に充てています。輸出先はアメリカ、イギリス、香港、インドネシア、カナダなど多岐にわたり、農林水産省の「日本酒輸出の優良事例」にも選定されています。
酒造り
仕込み水には、砂丘地帯で砂濾過された中硬水の地下水と、信濃川の伏流水を使用しています。土蔵造りの仕込み蔵には自動冷却装置を備えたサーマルタンクを25基配備し、醪の発酵管理を徹底しています。屋外の大型冷蔵庫3基とあわせて、出荷する全商品を約5度の低温で保管する体制を整えています。
原料米は新潟県産米を主軸としつつ、銘柄によっては生産者を指定した特定品種を用いています。目指す酒質は、数値上は辛口でありながら日本酒本来の旨みを感じられる「淡麗旨口」で、香りと旨みの豊かさと、飲み口の良い切れの良さを両立させることを狙っています。商品ラインナップは大吟醸酒から普通酒まで幅広く、いずれの工程でもきめ細かな温度管理を徹底しています。
蔵データ
代表銘柄
[PR] 本セクションは楽天アフィリエイトのリンクを含みます。
-
COWBOY
1375円
楽天で見る
- 越の関
- 千の風
- 越
- 願人
越の関:大正時代から続く塩川酒造のメインブランドで、蔵の看板銘柄として長く親しまれてきました。純米吟醸は香りと旨みが豊かで、飲み口の良い切れの良さを兼ね備えた味わいに仕上げています。普段の食卓に寄り添う定番酒として、地元新潟を中心に飲み継がれています。
千の風:芥川賞作家・新井満氏がプロデュースした清酒です。ラベルの題字は新井氏によるもので、背景のデザインは鈴木八朗氏が手がけています。新井氏が訳詞・作曲を手がけた楽曲「千の風になって」に着想を得た一本で、普通酒・吟醸・大吟醸など複数のグレードで展開され、現在も各地の酒販店で販売が続いています。
越:新潟県燕市の生産者・田中氏が育てた酒米「亀の尾」を100%使用した純米吟醸です。亀の尾は出穂期に穂先から長い芒(のぎ)が伸び、田んぼ一面が白い絨毯のように見えるといわれる古くからの品種です。上品な香りとすっきりとした味わい、良好な切れ味が特徴で、生産者の顔が見える一本に仕上げています。
COWBOY:サンフランシスコの日本酒専門店「True Sake」創業者ボー・ティムケン氏の発案により誕生した、肉料理に合わせることをコンセプトにした山廃仕込みの純米吟醸原酒です。山廃由来のしっかりとした酸味が肉の脂を洗い流し、山廃らしい凝縮した旨みがステーキのコクと調和します。スモーキーな含み香を伴う、ドライで切れの良い辛口に仕上げています。
願人:2009年に完成した山廃仕込み専用の銘柄で、江戸時代に地域の発展に貢献した先人たちへの敬意を込めて名付けられました。酒米「越淡麗」を使用した山廃純米吟醸原酒で、酸度1.9、アルコール度数18%と、すっきりとした旨みと酸味を併せ持つ骨太な味わいが特徴です。
見学・購入
あり(要事前確認)
蔵見学は事前申込制で、受付は5月から9月の金曜日のみ、時間帯は10時から11時、13時から16時に限られます。受け入れ人数は7名程度で、繁忙期は対応を断る場合があります。問い合わせは電話025-262-2039またはメールsyuzou@shiokawa.bizで受け付けています。所在地はJR越後線「内野駅」から徒歩5分、北陸自動車道「新潟西IC」から車で10分の立地です。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
同じ新潟県の酒蔵
出典
niigata-sake.or.jp / shiokawa.biz / niigata-kankou.or.jp / sake-harasho.com / sakeworld.jp
本ページは自動収集した情報を編集したものです。内容の正確性を保証するものではありません。