SAKE BREWERY — NIIGATA
越後桜酒造
紹介
1890(明治23)年、水原町(現在の阿賀野市)にて白井酒造として創業。1993年に社名を「越の日本桜酒造」へ改名し、2009年の蔵の全面改装に伴い「越後桜酒造」へと変更した。白鳥の飛来地として知られる「瓢湖」の近くに位置し、見学施設「白鳥蔵」を構えている。
設備投資とオートメーション化により工程の効率化と徹底した品質管理を両立しており、高品質な「大吟醸 越後桜」などを日常で楽しめるリーズナブルな価格で提供しているのが特徴である。代表銘柄には「越後桜」「越乃日本桜」「越冬匠蔵」などがある。
評価も高く、「全国新酒鑑評会」での金賞(第101回、第103回、第105〜107回など)をはじめ、「関東信越国税局酒類鑑評会」「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」「全国燗酒コンテスト」といった国内外のコンテストで数多くの賞を受賞している。
歴史
越後桜酒造は、1890年に新潟県北蒲原郡水原町(現在の阿賀野市)にて白井酒造として創業しました。創業地は白鳥の飛来地として知られ、ラムサール条約の登録湿地でもある瓢湖に近く、稲作が盛んな土地柄であったことから、地元産の米を用いて酒造りを始めたのが蔵の出発点です。旧蔵は明治初期に建てられた建物で老朽化が進んでいたほか、新潟地震も経験するなど、長い歴史の中で幾多の変化を乗り越えてきました。
1993年には社名を「越の日本桜酒造」に改めました。その後、大吟醸酒が全国的に高い評価を受けるようになり販売数量が増加したことを受け、既存の生産能力では需要に応えることが難しくなったため、2009年に蔵を全面改装し、大吟醸酒を大量生産できる最新設備を導入するとともに、社名を現在の「越後桜酒造」へ変更しました。この改装により、年間を通じて効率的に大吟醸を醸造できる体制が整いました。
改装後に新設された見学用施設は、白鳥の飛来地であることにちなんで「白鳥蔵」と名付けられました。発酵タンクが整然と並ぶ蔵内では、かつては来場者が実際に蔵内を見学できていましたが、その後、衛生管理上の理由から蔵内に立ち入ることができなくなり、現在はVRゴーグルを用いたバーチャル酒蔵見学に切り替えて対応しています。
蔵を率いる羽澤清人執行役員社長は、高級酒とされる大吟醸を日々の食卓で気軽に味わってほしいという考えのもと、「テーブル大吟醸」を蔵の理想として掲げています。20代から60代まで幅広い年齢層の蔵人が力を合わせて醸造にあたっており、杜氏の大竹豪氏は、コンパクトに設計された蔵の構造ゆえに各工程の進み具合をひと目で把握できる点が、チームワークの良さにつながっていると説明しています。
酒造り
越後桜酒造は、高級酒とされる大吟醸酒をリーズナブルな価格で提供することに力を入れており、2009年の全面改装で導入した最新設備により、季節を問わず年間を通じて大吟醸酒を効率よく醸造できる体制を実現しています。フレッシュローテーションが可能になったことで、品質の高さと手に取りやすい価格の両立を図っている点が特徴です。
主力銘柄「大吟醸 越後桜」は、精米歩合50%の米(国産米・国産米こうじ)と醸造アルコールを原料とし、アルコール分15度、甘辛の傾向はやや辛口に仕上げられています。丁寧に醸された華やかな香りとすっきりとした味わいが特徴で、冷やでの飲用が勧められています。上位ラインの「越後桜38大吟醸premium」は、精米歩合38%まで磨いた米を用いた贅沢な仕込みで、ブリュッセル国際コンクールの日本酒部門「SAKE selection」において2018年に金賞を受賞するなど、海外でも評価されています。
国内のコンクールでも実績があり、全国新酒鑑評会では金賞を複数回(第101回、第103回、第105〜107回)受賞しているほか、関東信越国税局酒類鑑評会でも吟醸酒の部・純米酒の部で優秀賞を重ねています。ワイングラスでおいしい日本酒アワード2023では純米大吟醸と大吟醸がともに金賞を受賞し、全国燗酒コンテスト2023では大吟醸が最高金賞を受賞しています。
新潟県内限定で販売される「越後桜白鳥蔵」は、2Lパック・900mlパックなどの紙パックを中心に展開し、冷やから常温、燗まで楽しめる普段使いの一本です。このほか、無濾過生原酒や生しぼりなど蔵限定・季節限定の商品、ゆずレモンを使ったリキュールや甘酒も手掛けており、定番の大吟醸とは異なる多彩な商品構成となっています。
蔵データ
代表銘柄
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越後桜
739円
楽天で見る
- 越冬匠蔵
- 越乃日本桜
- 越の日本桜
越後桜:看板商品は精米歩合50%の米・米こうじ・醸造アルコールを原料とする「大吟醸 越後桜」で、丁寧な醸造による華やかな香りとすっきりとした後口が特徴のやや辛口酒です。アルコール分は15度で、冷やでの飲用が勧められています。ブランド「越後桜」には純米大吟醸(精米歩合45%)や特選純米、普通酒、生貯蔵酒なども揃い、幅広い価格帯で展開しています。
越乃日本桜:旧社名「越の日本桜酒造」と同じ名を冠する純米酒で、越後桜酒造が手掛けています。精米歩合72%の米と米こうじを原料とし、アルコール分15.6度、日本酒度プラス3、酸度1.5に仕上げられています。1.8L入りが複数の酒販店で扱われており、越後桜ブランドの純米酒と同様に精米歩合70%台の純米酒です。
見学・購入
あり(要事前確認)
白鳥蔵内に売店があり、商品は1個から購入できます。蔵出しの生しぼりを試飲できます。
見学施設「白鳥蔵」は開館しており、VRゴーグルによるバーチャル酒蔵見学(無料・約9分)を実施しています。ただし衛生管理上の理由から実際の蔵内には立ち入れません。個人は5名まで予約不要、団体(20名まで)は1週間前までの事前予約が必要です。開館時間は10:00〜16:30、定休日は毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)です。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
同じ新潟県の酒蔵
出典
niigata-sake.or.jp / echigozakura.co.jp / ponshukan.com / niigata-kankou.or.jp / rakuten.co.jp / saketime.jp / sakenomy.jp / ng-life.jp
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