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御祖酒造

代表銘柄:遊穂・ほまれ・遊穂の湯〜ほっ。

石川県

ISHIKAWA

1897年創業

1897年(明治30年)、旧御祖村(現・石川県羽咋市)にて創業しました。蔵名は地名に由来し、かつては地元向けの銘柄「ほまれ」を中心に展開していました。1979年に現在の社長・藤田美穂氏の父親が蔵を引き継ぎ、2003年に藤田氏が入社。2005年には能登杜氏の横道俊昭氏と共に新ブランド「遊穂」を立ち上げました。銘柄名は、羽咋市に伝わるUFO伝説などに由来しています。

仕込み水には能登の霊峰・石動山の伏流水を使用し、全量手造りの麹で醸しています。控えめな香りとしっかりとした米の旨味、切れの良い酸味が調和した「料理に寄り添う食中酒」を目指した酒造りが特徴です。熟成酒をお燗で愉しむ「遊穂の湯〜ほっ。」などの個性的な商品も手掛けています。受賞歴として、2006年の「能登杜氏自醸清酒品評会」で金沢国税局長賞および能登杜氏名工賞を受賞しています。

御祖酒造の歩み

御祖酒造は1897年(明治30年)、現在の石川県羽咋市大町にあたる地で創業しました。蔵名は創業地の村名にちなんで名付けられました。能登半島の付け根に位置する羽咋の風土の中で、長らく地元向けの銘柄「ほまれ」を中心に、田畑で働く地元の人々の晩酌に寄り添う酒を造ってきました。

1979年、当時経営が厳しくなっていた蔵を、現社長・藤田美穂氏の父親が引き継ぎました。藤田氏は東京で社会人生活を送ったのち、蔵を継ぐために2003年に御祖酒造の代表取締役に就任します。就任後は試行錯誤を重ね、2005年に杜氏として横道俊昭氏を迎え入れました。

新しい銘柄名を考えていたとき、羽咋市がUFOの町として知られていることにちなみ、「遊ぶ」の「遊」と稲穂の「穂」を組み合わせて「遊穂」と名付けられました。当初のラベルは平仮名の「ゆうほ」でした。蔵元と杜氏は、自分たちが好きな豚肉料理やお好み焼き、中華料理に合う酒を造ることから、この新しい酒造りを始めています。

2007年から2012年にかけては、全国新酒鑑評会で6年連続の金賞を受賞しました。2006年には「能登杜氏自醸清酒品評会」でも金沢国税局長賞と能登杜氏名工賞を受賞しています。

2024年1月の地震では、蔵の建物や蔵人に大きな被害はなかったものの、瓶貯蔵を中心とする保管方法のため多くの瓶が破損しました。仕込みは通常どおり続けられ、出荷も程なく再開されています。2024酒造年度からは、蔵付きの酵母無添加で仕込む生もと純米に木桶を導入しました。木桶職人や木桶そのものが減っていく状況を見据え、杜氏の横道俊昭氏がより自然環境に近い形で微生物の力を引き出す酒造りを目指し、新しい試みに踏み出したものです。

酒造りの特徴

仕込み水には、能登の霊峰・石動山に降った雪どけ水が地中深くしみ込んだ地下水を用いています。麹はすべて手造りで仕込んでいます。日本酒の欠点とされがちな味わいも抑え込むのではなく、全体のバランスの中で活かすことで、味に幅と深みを生み出す考え方を大切にしています。看板銘柄「遊穂」は、米の旨味と調和のとれた酸を軸に、吟醸酒であれば料理の邪魔をしないほのかで上品な吟醸香も併せ持つ食中酒を目指して造られています。

純米酒は火入れのあと暗室で常温のまま瓶貯蔵し、時間をかけて熟成させることでまろやかな味わいに仕上げます。濃醇な味わいながらキレのよい口当たりが特長で、燗をつけると旨味がいっそう膨らみます。一部の商品では、手間のかかる生もと造りにも取り組んでいます。

蔵元の藤田美穂氏と杜氏の横道俊昭氏は、一日の仕事を終えて寛ぎながら気軽に楽しめる、日常の食卓に寄り添う日本酒を目指して酒造りを続けています。

代表銘柄

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遊穂

羽咋市がUFOの町として知られていることにちなみ、「遊ぶ」の「遊」と稲穂の「穂」を組み合わせて名付けられた看板銘柄です。米の旨味と調和のとれた酸を軸に、吟醸酒であれば料理の邪魔をしないほのかで上品な吟醸香も併せ持つ食中酒を目指しています。火入れ後は暗室で常温のまま瓶貯蔵して熟成させ、まろやかな味わいに仕上げます。燗をつけると旨味がいっそう膨らみます。

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ほまれ

古くから地元で親しまれてきた銘柄です。普通酒や本醸造が中心で、田畑で働く人々の一日の疲れを癒す、ほっとする甘みが特長です。冷やでも燗でも気軽にぐいぐいと呑める、日常の晩酌にふさわしい味わいです。新ブランド「遊穂」の誕生後も、蔵元と杜氏が代替わりした後も、この慣れ親しまれた味は受け継がれ、より日常の食に寄り添う酒へと磨かれ続けています。

遊穂の湯〜ほっ。

手間のかかる生もと造りで仕込んだ純米酒を、五年以上の熟成を経て仕上げた商品です。しっかりとした旨みと酸が調和し、燗をつけると柔らかな旨みが口いっぱいに広がります。独特な香りと色味も熟成酒ならではの持ち味です。まず60度ほどまで温め、そこから少し冷ました燗冷ましにすると、この持ち味がいっそう引き立ちます。

見学・購入

蔵見学
なし
補足
小人数で酒造りを行っているため、蔵見学および試飲販売は行っていません。「遊穂」は蔵での直接販売がなく、取扱酒販店での購入となります。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
石川県羽咋市大町イ8
創業
1897年
公式サイト
mioya-sake.com

出典

japansake.or.jp / japan-sake.site / saketime.jp / kabuto-live.com / jizake.com / sake-times.com / ishikawa-sake.jp / yajima-jizake.co.jp / sakesake.com / mioya-sake.com / jp.sake-times.com / sakenomy.jp / nrib.go.jp / kokushu-museum.com

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