SAKE BREWERY — FUKUI

畠山酒造

福井県南条郡南越前町今庄109-14 1835年創業

紹介

畠山酒造は、天保6年(1835年)に創業した福井県南条郡南越前町の酒蔵です。かつて北国街道の要所・宿場町として栄えた今庄にて、旅籠の片隅で自家製のにごり酒を振る舞ったことが始まりとされています。山々に囲まれた北陸屈指の豪雪地帯という気候風土のもと、夜叉ヶ池を源とする日野川の伏流水と、「五百万石」や福井県の酒造好適米「さかほまれ」など地元の原料米を使用し、昔ながらの品質本位の手造りによる酒造りを継承しています。代表銘柄には「雪きらら」「百貴船」「智慧の水」があり、無濾過原酒を長期間熟成させた「智慧の水」や、フランスで開催された日本酒コンクール「Kura Master 2023」の純米大吟醸酒部門でプラチナ賞を受賞した「雪きらら 純米大吟醸 さかほまれ」など、地域に根差した個性豊かな地酒を手掛けています。

歴史

畠山酒造は、天保6年(1835年)に創業した福井県南条郡南越前町の酒蔵です。宿場町の旅籠を営むかたわら、自家製のにごり酒を振る舞ったのが始まりと伝えられています。蔵がたたずむ今庄宿は、かつて北国街道の要所として栄えた宿場町で、文化や人、物資が行き交う拠点として重要な役割を果たしてきました。創業から190年を超えた現在も、蔵の周囲には往時の面影を残す古い街並みが続いています。

今庄は北陸の中でも指折りの豪雪地帯として知られ、冬には周囲の山々が白く染まります。しんしんと冷え込む厳しい寒さは、酒造りに適した低い温度を保ちやすいという恩恵をもたらしており、澄んだ空気と豊かな自然が酒づくりの土台を支えています。蔵では、夜叉ヶ池を水源とする日野川の伏流水を仕込み水として用い、この土地ならではの酒を醸してきました。

経営母体は畠山酒造株式会社で、清酒の製造と販売を手がけています。現在は蔵元の畠山拓也氏が杜氏を兼ね、公式サイトや公式インスタグラムを通じて新酒などの情報を発信しています。代表銘柄は「雪きらら」で、蔵の顔となる存在です。派手なことはできない小さな蔵だからこそ、すべての工程に蔵人自らの手が届く手造りの姿勢を守り続けている点が特徴です。

酒造り

酒造りは、しんしんと冷え込む冬の時期に仕込む「寒仕込み」を基本としています。低温でゆっくりと発酵を進めることで、雑味の少ない澄んだ味わいと、繊細な香りを引き出すことを心がけています。原料米は酒質によって使い分けており、純米吟醸や純米酒、純米原酒、山廃純米辛口には福井県産の五百万石を、大吟醸クラスには兵庫県産の山田錦を、上位の純米大吟醸には福井県が生んだ酒造好適米「さかほまれ」を用いています。

仕込む酒は、華やかな香りが持ち味の大吟醸・純米大吟醸から、常温でもぬる燗でも楽しめる純米酒、濃醇で厚みのある山廃純米辛口、水を加えない純米原酒まで幅広く、季節ごとに夏酒やひやおろし、しぼりたての新酒なども手がけています。福井県産の五百万石を精米歩合40%まで磨いた純米大吟醸のシリーズ「智慧の水」もあり、無濾過の原酒を五年にわたり熟成させたタイプと、まろやかで上質な味わいに仕上げたタイプの2種を揃えています。地元・河野の梅を使った梅酒などのリキュール類も手がけ、日本酒以外の商品も揃えています。

2023年に開催されたフランスの日本酒コンクール「Kura Master」では、純米大吟醸酒部門において「雪きらら 純米大吟醸 さかほまれ」がプラチナ賞を受賞しました。小さな蔵でありながら、海外の審査でも評価される酒質を実現しています。

蔵データ

所在地

福井県南条郡南越前町今庄109-14

創業

1835年(福井県)

公式サイト

yukikirara.co.jp

代表銘柄

[PR] 本セクションは楽天アフィリエイトのリンクを含みます。

雪きらら:「雪きらら」は畠山酒造の代表銘柄で、現在の蔵の顔ともいえる存在です。大吟醸は華やかな香りが特徴の淡麗な味わいに仕上げられており、上位ラインの純米大吟醸には、福井県が誇る酒造好適米「さかほまれ」が使われています。口に含むと香りが広がり、芳醇な旨味とともにすっきりとした穏やかな後味が楽しめます。この純米大吟醸さかほまれは、2023年のフランスの日本酒コンクール「Kura Master」純米大吟醸酒部門でプラチナ賞を受賞し、小さな蔵の手造りの酒が国際的な舞台でも高く評価されました。

百貴船:「百貴船」は畠山酒造がレギュラー酒を中心に育ててきた銘柄です。上撰は精米歩合65%に仕上げた、地元で長く親しまれてきた定番酒です。金印は蔵の原点というべき一本で、飾らない日本酒らしさへのこだわりから生まれました。上位に位置する大吟醸には兵庫県産の山田錦を精米歩合40%まで磨いて用い、杜氏と蔵人が丹念に仕込んだ一本に仕上げています。華やかな吟醸香を持ち味とする「雪きらら」に対し、百貴船は普段の食卓に寄り添うレギュラー酒としての役割を担ってきました。

智慧の水:「智慧の水」は、今庄宿に伝わる言い伝えを名の由来とするシリーズです。大本山永平寺を開いた道元禅師が、峠越えで疲れた身体を谷間に湧く水で癒したと伝えられており、宿場町に迸るこの癒しの水が名の起こりとなりました。原料米には福井県産の五百万石を精米歩合40%まで磨いて用い、純米大吟醸無濾過原酒のタイプは搾ったままの原酒を五年にわたり熟成させ、米由来の旨みとコクを凝縮させています。もうひとつの純米大吟醸智慧の水は、まろやかで上質な味わいに仕上げられており、化粧箱入りで贈り物にも向く一本です。

見学・購入

直売所

畠山酒造では蔵での店頭販売のほか、公式のオンラインショップからも商品を購入できます。営業時間は8時から19時まで、定休日は不定休です。店頭在庫については、事前に問い合わせると確実です。

補足

蔵見学を希望する場合は、訪問前に電話で相談することをおすすめします。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

同じ福井県の酒蔵

出典

fukuisake.jp / japansake.or.jp / yukikirara.co.jp / kineno-nanjo.com / minamiechizen.com / kuramaster.com / fukui-bussan.or.jp / saketime.jp / fukui-fukuraku.com / livedoor.blog / nrib.go.jp / sakenomy.jp / hyakuyoko.com / sakeai.com

本ページは自動収集した情報を編集したものです。内容の正確性を保証するものではありません。