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伊勢乃神酒造

代表銘柄:きげんよし・白砂青松・伊勢乃神

三重県

MIE

1860年創業

伊勢乃神酒造は、三重県津市香良洲町にある酒蔵です。前身の今村酒造が万延元年(1860年)に創業しました。伊勢湾に面した風光明媚な香良洲の地で酒造りを行っています。

代表銘柄の「きげんよし」は、「酒は陽気に飲むもの、このお酒を飲めば上機嫌になる」という想いに由来して命名されました。仕込み水には雲出川(くもずがわ)の清冽で良質な伏流水を使用し、山田錦・五百万石などの原料米と水の旨味を引き出した酒造りを特徴としています。淡麗でやわらかな酒質と、バランスが良く飲み飽きない味わいを醸しています。

主な銘柄には「きげんよし」のほか、「白砂青松」「国ノ春」「初夢」「伊勢乃神」などがあります。なお、2025年9月に松阪興産株式会社が株式を取得して子会社化し、2026年10月1日付で同社が今村酒造株式会社を合併しました。香良洲町の酒蔵は現在、「伊勢乃神酒造」の名称で営業を続けています。

伊勢乃神酒造の歩み

伊勢乃神酒造の前身である今村酒造は、万延元年(1860年)に創業した酒蔵です。蔵があるのは伊勢湾に面した風光明媚な香良洲の地で、現在の津市香良洲町263にあたります。長く蔵元の今村健児氏が杜氏を兼ねる体制で酒造りを続け、代表銘柄は「きげんよし」です。

令和7年(2025年)9月30日に、砕石や生コンクリートなどを手がける三重県の松阪興産株式会社が株式を取得し、今村酒造株式会社はその子会社となりました。その後、令和8年(2026年)10月1日付で松阪興産が今村酒造株式会社を合併し、酒造業を引き継いでいます。これまで今村酒造として営業してきた香良洲町の酒蔵は、「伊勢乃神酒造」という名称で引き続き営業しています。

2026年4月時点の代表者は松阪興産の中川祐氏、杜氏は中道健一郎氏で、見学は受け付けていません。

酒造りの特徴

仕込み水には、清冽で良質な雲出川の伏流水を使います。米と水がもつ本来の旨さが引き立つ酒を目指しており、蔵の酒質は、淡麗でやわらかなタイプです。

「きげんよし」のラインナップは、大吟醸、純米吟醸、純米生粋、上撰、丹精の5種です。大吟醸は山田錦を40%まで磨き、日本酒度は+5、酸度は1.2、アルコール度数は16度です。長期の低温発酵で造られ、上品な旨みのなかにフルーティで華やかな香りがあり、冷やして食前酒として楽しむのに向きます。大吟醸に使う山田錦は三重県産です。

純米吟醸は五百万石を50%まで磨き、日本酒度は+3、酸度は1.4、アルコール度数は15度です。低温発酵で造られ、おだやかな香りと米の本来の味わいが広がる食中酒です。純米生粋は五百万石を60%まで磨いた特別純米酒で、日本酒度は+1、酸度は1.5、アルコール度数は15度です。淡麗で甘辛中庸の酒質で、米の香りと味わいを楽しめます。上撰と丹精は三重県産の酒米を原料とし、アルコール度数はどちらも16度です。五味のバランスがよく、飲み飽きしない酒に仕上げています。

季節の酒にも力を入れており、2016年10月のお知らせでは、ひと夏を涼しい蔵で過ごした秋酒は落ち着いた味になり、まろみも増して秋の食材の味を引き立てると案内しています。このほかの銘柄に「国ノ春」「初夢」があります。

代表銘柄

きげんよし

蔵の代表銘柄で、酒は陽気に飲むもの、このお酒を飲めば上機嫌になる、という思いから命名されました。雲出川の伏流水で仕込み、米と水がもつ本来の旨さが引き立つ酒です。5種のうち大吟醸は、長期低温発酵で華やかな香りに仕上げています。平成3年度の全国新酒鑑評会では金賞を受賞しました。大吟醸のほか、純米吟醸、純米生粋、上撰、丹精と、価格帯の異なる複数の酒をそろえています。

白砂青松

白砂青松は、香良洲町の白砂青松の浜をイメージした銘柄で、純米吟醸があります。おだやかな香りと米の本来の味わいが広がる酒で、低温発酵で造られており、食中酒として楽しむのに向きます。アルコール度数は16度です。刺身や魚介の天ぷら、冷奴などの和食と合わせやすく、おすすめの温度は15度以下です。同じ蔵で造る、きげんよしに並ぶもう一つの銘柄です。

伊勢乃神

令和8年(2026年)4月に一般販売が始まった純米吟醸「伊勢乃神 初囁」があります。松阪興産の農業事業部が栽培した「神米」と呼ばれるイセヒカリを60%まで磨き、今村酒造で醸造しました。やわらかな口当たりと華やかでみずみずしい香りが特徴で、フルーティーな甘酸っぱさと優しい甘み、キレの良い酸が調和します。名前は、発酵中に酵母が生む音が囁きのように感じられたことに由来します。

見学・購入

蔵見学
なし
補足
2026年4月時点で、見学は受け付けていません。お問い合わせは電話(059-292-3311)で受け付けています。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
三重県津市香良洲町263
創業
1860年
公式サイト
r.goope.jp

出典

youtube.com / goope.jp / sake-times.com / japansake.or.jp / tsushi-shokokai.or.jp / ztv.ne.jp / sakenomy.jp / pon.sh / mie-sake.or.jp / sakeai.com / matsusaka-kosan.co.jp / kotobank.jp

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