SAKE BREWERY — MIE
寒紅梅酒造
紹介
安政元年(1854年)に伊勢別街道沿いの地で創業した、三重県津市に所在する酒蔵です。大量生産を行わず、代々受け継がれてきた手間と暇を惜しまない手作業による丁寧な酒造りを守り続けています。
酒造りの特徴として、主に山田錦を原料米とし、精米歩合に幅を持たせた多彩な商品展開を行っています。また、季節の動物(シロクマ等)を描いた季節限定酒シリーズや、三重大学と連携した酒造りなど、工夫を凝らした取り組みも行っています。
近年では高い評価を受けており、2016年に「寒紅梅 純米大吟醸 朝日」がJAL国際線ファーストクラスラウンジの採用酒に選出されたほか、市販酒の品評会「SAKE COMPETITION 2025」では「寒紅梅 純米吟醸 山田錦50%」が純米吟醸酒部門にて第1位を獲得しています。
歴史
寒紅梅酒造は、三重県津市栗真中山町の伊勢別街道沿いに1854年(安政元年)に創業した酒蔵です。旅人と伊勢神宮を結ぶこの街道沿いで、代々家族による手造りの酒を醸してきました。蔵の名は「万花の魁をなして咲き、香り高く色美しく紅をさし、実に綺麗で爽やかである」梅の花のように良い酒ができるようにとの願いを込めて「寒紅梅」と名付けられました。「寒紅梅」のほかにも「白雪盛」「酒屋五兵衛」「伊勢の銘酒鬼ころし」「赤のれん」など複数の銘柄も手がけてきました。
長らく梅酒を主力商品としており、先代からの蔵元である増田明弘氏自身も、当時は自社の日本酒をあまり口にすることがなかったといいます。2010年、多くの酒蔵から師と仰がれる「東一」蔵元の醸造責任者・勝木慶一郎氏から技術指導を受けたことを転機に、寒紅梅の日本酒造りは大きく花開きました。
2016年にはJAL国際線ファーストクラス・ラウンジで「寒紅梅 純米大吟醸 朝日」が提供されました。「SAKE COMPETITION 2025」の純米吟醸酒部門では、「寒紅梅 純米吟醸 山田錦50%」が1位を獲得しました。
地域や教育機関との連携にも取り組んでおり、三重大学生物資源学部の学生がインターンシップを通じて醸造から商品化まで携わり、日本酒・梅酒「三重大学」を商品化するなど、次世代の担い手を育てる場としての役割も果たしています。
現在の代表者は増田慶次氏で、資本金1000万円、従業員10名の体制で酒造りを続けています(2026年2月時点)。
酒造り
仕込み水には鈴鹿山脈の伏流水を使用しており、その柔らかく澄んだ性質がすっきりとした口当たりの酒を生み出しています。原料米には山田錦、五百万石、三重の香りなど厳選した国産米を用い、精米から発酵まで一貫して丁寧に仕込んでおり、伊勢の地で代々受け継いできた手作業による酒造りを守っています。
商品は看板銘柄「寒紅梅」を中心に、精米歩合の異なる純米大吟醸・純米吟醸を揃え、山田錦を主体としつつ雄町を使った限定品や、辛口タイプ、季節ごとに味わいを変えたシリーズなど、幅広いラインナップを展開しています。うさぎ(春)・ペンギン(夏)・ふくろう(秋)・しろくま(冬)と季節ごとに異なる動物ラベルをまとった季節限定シリーズも人気があり、冬季限定の「しろくま」ラベルは、しぼりたての純米原酒をうすにごりのまま瓶詰めした商品です。
蔵データ
代表銘柄
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寒紅梅
1573円
楽天で見る
- 丿貫
- 三重大学
- しろくま 冬のうすにごり
寒紅梅:蔵の看板銘柄で、万花に先駆けて咲く梅の花のように香り高く色美しい酒を目指して名付けられました。精米歩合の異なる純米大吟醸から純米吟醸まで幅広く展開し、2016年にはJAL国際線ファーストクラス・ラウンジで「純米大吟醸 朝日」が提供されたほか、「SAKE COMPETITION 2025」では「純米吟醸 山田錦50%」が純米吟醸酒部門で1位を獲得しました。
三重大学:三重大学生物資源学部の学生がインターンシップを通じて醸造から商品化まで携わった産学連携商品です。ワインのように飲みやすい日本酒をという学生の発想から企画され、三重県の酒米「弓形穂」で仕込んだ酒に南高梅と青梅をブレンドした梅酒のほか、日本酒も商品化されています。
しろくま 冬のうすにごり:うさぎ(春)・ペンギン(夏)・ふくろう(秋)と続く季節の動物ラベルシリーズの冬版で、ラベルにはしろくまが描かれています。しぼりたての純米原酒をうすにごりのまま瓶詰めした季節限定品で、「純米しぼりたて原酒(冬のうすにごり)」の名で毎年11月から1月にかけて販売されています。
見学・購入
あり(要事前確認)
蔵見学を受け付けており、酒造りの様子を間近で見学できます。公式サイトの申込フォームまたは電話で問い合わせのうえ訪問する形です。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
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出典
sakenomy.jp / sake-times.com / sake-kagiya.com / sakurasaketen.com / mie.lg.jp / reika-sake.com / kankoubai.jp / mie-sake.or.jp / pref.mie.lg.jp / mie-u.ac.jp / jizake-mie.jp / hasegawasaketen.com
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