SAKE BREWERY — KYOTO

宝酒造

京都府京都市伏見区竹中町609番地(本社所在地)/京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町20(本社事務所) 1842年創業

紹介

宝酒造は、天保13年(1842年)に京都・伏見で酒造業を開始した蔵元です。慶祝や贈答の場で広く親しまれる代表銘柄「松竹梅」のほか、「豪快」などを手がけています。清酒「松竹梅」の製造は1933年(昭和8年)に引き継ぎ開始されました。酒造りには伏見の名水(伏水)を用い、上撰松竹梅には「蔵付き半兵衛酵母」が使用されています。1988年(昭和63年)に伏見に四季醸造蔵を建設したほか、2001年(平成13年)には兵庫県神戸市に特定名称酒の生産拠点「松竹梅白壁蔵」を設立しました。手造りの伝統技術と最新設備を組み合わせた酒造りを行っており、スパークリング清酒「澪」など多様な商品を開発・提供しています。全国新酒鑑評会では伏見工場や白壁蔵の出品酒が金賞を受賞した実績を持ちます。

歴史

宝酒造の歴史は、天保13年(1842年)に四方家4代目・四方卯之助が京都・伏見で酒造業の譲渡を受けたことに始まります。伏見はかつて「伏水」と呼ばれる良質な地下水に恵まれた土地として知られ、古くから酒どころとして栄えてきました。宝酒造はこの伏見を発祥の地とし、大正14年(1925年)9月に寳酒造株式会社として設立されました。

清酒「松竹梅」は大正9年(1920年)に灘・魚崎で生まれたブランドですが、宝酒造が商標を引き継いで製造を始めたのは昭和8年(1933年)のことです。以来、伏見区竹中町の伏見工場を中心に、慶祝や贈答の場で親しまれる清酒として全国に広まりました。伏見工場は竹中町の伏見工場(東)と下鳥羽葭田町の伏見工場(西)の二拠点からなり、昭和63年(1988年)には伏見工場に四季醸造蔵が建設され、季節を問わず安定した酒造りができる体制が整えられました。

兵庫県神戸市では、1954年から続く灘工場を全面改築し、平成13年(2001年)11月に特定名称酒の生産拠点「松竹梅白壁蔵」が稼働を開始しました。伏見工場は幅広いグレードの松竹梅シリーズを手がける生産拠点として、創業の地での酒造りを現在まで続けています。平成14年(2002年)4月には持株会社体制への移行に伴い、現在の宝酒造株式会社が発足しました。

2017年には創立90周年記念事業の一環として伏見に「宝ホールディングス歴史記念館」が開設されました。同館は研修施設として位置づけられており、一般来場者の受け入れは行われていません。伏見工場(東)では2026年3月に「蔵開き」が開催され、鏡開きや振る舞い酒、金賞受賞酒などの有料試飲会が一般来場者向けに行われました。

酒造り

伏見工場では、伏見の名水「伏水」を仕込み水に用いた酒造りが行われています。上撰松竹梅には、宝酒造独自の「蔵付き半兵衛酵母」が使用されています。商品説明では、ふくらみのある味わいをもたらす米麹を用い、口あたりが良くまろやかな味わいに仕上げているとされています。

伏見工場は、独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会が共催する全国新酒鑑評会において、平成15〜18・20〜25・28〜30・令和2〜4・令和6の各酒造年度に金賞を受賞しています。伏見工場は上撰・佳撰・特撰など幅広い価格帯とグレードの松竹梅シリーズを担っており、日常のよろこびから贈答用途まで、伏見発祥のブランドとして全国の食卓に清酒を届けています。

蔵データ

所在地

京都府京都市伏見区竹中町609番地(本社所在地)/京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町20(本社事務所)

創業

1842年(京都府)

公式サイト

www.takarashuzo.co.jp

代表銘柄

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松竹梅:「松竹梅」は大正9年(1920年)に灘・魚崎で誕生した銘柄で、宝酒造が商標を引き継ぎ伏見工場での製造を開始したのは昭和8年(1933年)です。伏見の名水「伏水」を仕込み水とし、上撰・佳撰・特撰など幅広いグレードを展開しています。上撰松竹梅には蔵付き半兵衛酵母が用いられています。慶祝や贈答の場でも親しまれ、まろやかで口あたりの良い味わいが特徴の、宝酒造を代表する清酒ブランドです。

豪快:「松竹梅 豪快」は、松竹梅シリーズの中でも辛口でキレのある酒質を特徴とする銘柄です。特に燗をつけたときに味わいが引き立つ酒として位置づけられ、上撰・佳撰・純米・生酒など複数のグレードを展開しています。上位グレードには酒造好適米の代表格である山田錦を使用した特別純米タイプもあり、飲食店向けを中心に流通しています。

見学・購入

直売所

宝酒造オンラインショップ(shop.takara.co.jp)などで松竹梅シリーズを購入できます。

補足

一般向けの工場見学は行われていませんが、伏見工場(東)では春に「蔵開き」が実施される年があり、鏡開きや振る舞い酒、金賞受賞酒の有料試飲などが行われます。来場は公共交通機関の利用が案内されています。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

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出典

fushimi.or.jp / takarashuzo.co.jp / takara.co.jp / sakenomy.jp / kyoto-kankou.or.jp / japansake.or.jp / nihonshugaumai.jp / shop.takara.co.jp / totteoki.kyoto.travel

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