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東山酒造

代表銘柄:坤滴・六玄・魯山人

京都府

KYOTO

1945年創業

東山酒造は、もとは京都市左京区で代々酒造業を営み、1945年に法人へと改組、数回の移転を経て1984年に現在の伏見区塩屋町に蔵を構えました。1967年からは伏見の酒造メーカー・黄桜と提携し、特定名称酒を専門としたこだわりの純米酒造りを行っています。

仕込み水には、日本名水百選に選ばれた御香水と同じ水脈から湧き出る京都の名水「伏水」を使用。伏見では珍しく南部杜氏の技術と経験を継承しており、伝統的な仕込みによる米本来の旨さを引き出した酒造りを徹底しています。

代表銘柄「坤滴」には鳥取県田中農場の特別栽培米山田錦を使用し、全国新酒鑑評会での金賞や大阪国税局清酒鑑評会での優秀賞といった受賞歴を持ちます。また、京都産の酒米「祝」を用いた「魯山人」など、米による味わいの違いを追求しています。緩やかな濾過によって日本酒本来の味を残した、少し山吹色で濃醇な味わいと香りが特徴です。

東山酒造の歩み

東山酒造は、もともと京都市左京区新麩屋町仁王門下ル大菊町で代々酒造業を営んでいた蔵元でした。家業として続けてきた酒造りを昭和20年(1945年)6月に法人へと改組し、東山酒造として新たな歩みを始めました。

昭和21年(1946年)10月には松本司馬之助が代表取締役に就任し、昭和42年(1967年)には伏見区塩屋町へ移転するとともに、松本司朗が代表取締役を継ぎました。同じ昭和42年からは伏見の酒造メーカー・黄桜酒造との提携を結びました。現在は特定名称酒を専門とし、こだわりの純米酒造りに力を注いでいます。

昭和47年(1972年)6月には伏見区奈良屋町に酒蔵を借りて一時移転しましたが、昭和59年(1984年)10月にふたたび伏見区塩屋町へ戻り、現在の場所で酒造りを続けています。

酒造りの特徴

仕込み水には、日本名水百選の第一号に選ばれた御香宮神社の「御香水」と同じ水脈から湧き出る京都の名水「伏水」を使用しています。伏水はカリウムとカルシウムをバランスよく含む口当たりの柔らかい中硬水で、低温でもしっかりと発酵を進める力を持つ水です。東山酒造は蔵の見学や直接の販売を行わず、こだわりの純米酒造りに専念しています。

酒造りを率いるのは南部杜氏の矢追誠司で、伏見では珍しく岩手発祥の南部杜氏の技術と経験を受け継ぎながら、丹念な仕込みを行っています。原料米による味わいの違いを追求しており、坤滴と魯山人はいずれも精米歩合60%まで磨いた米を使用し、日本酒本来の旨さを引き出すためにゆるやかな濾過を行うことで、無色透明ではなく少し山吹色を帯びた濃醇な味わいと香りに仕上げています。

こうした酒造りは各種の鑑評会でも高く評価されています。全国新酒鑑評会では平成15・17・21・23・24、令和2・3・6の各酒造年度に金賞を受賞しているほか、大阪国税局清酒鑑評会でも令和元酒造年度から令和7酒造年度まで7年連続で優秀賞を受けており、令和6酒造年度は吟醸酒部門と燗酒用清酒部門の両部門で選ばれました。令和6年には全国燗酒コンテストのプレミアムぬる燗部門で最高金賞にも選ばれています。東山酒造は伏見酒造組合にも加盟しています。

代表銘柄

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坤滴

坤滴は、鳥取県田中農場でほぼ有機栽培に近い方法で育てられた特別栽培米の山田錦を100%使用した特別純米酒です。「坤」は土と伸びるを合わせた文字で大地を意味し、大地からの滴という名に込められています。精米歩合60%まで磨き、ゆるやかな濾過で山吹色を帯びた濃醇な味わいに仕上げています。全国新酒鑑評会では金賞を重ねて受賞し、大阪国税局清酒鑑評会でも吟醸酒部門・燗酒用清酒部門で優秀賞を重ねています。令和6年の全国燗酒コンテストでは最高金賞も受賞しました。

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六玄

六玄は、岡山県で国定豪氏が減農薬・減化学肥料にこだわって栽培した山田錦を使用し、京都の名水「伏水」でじっくりと丁寧に醸した特別純米酒です。気品のある香りと幅のある味わいを持ちながら、すっきりとして飲み飽きしない旨さに仕上げられています。坤滴が鳥取県産、魯山人が京都府産の酒米を使うのに対し、六玄は岡山県産の山田錦を用いており、原料米による味わいの違いを追求する酒造りの姿勢がよく表れた一本です。

魯山人

魯山人は、京都府産の希少な酒米「祝」を100%使用した特別純米原酒です。精米歩合60%まで磨いた米を用い、ゆるやかな濾過によって日本酒本来の味を残しているため、山吹色を帯びた濃醇な味わいと香りが楽しめます。名前は美食家として知られる北大路魯山人にちなんでおり、素材の魅力を引き出しながら造り手の信念を感じさせる、個性の光る一本に仕上げられています。

見学・購入

蔵見学
なし
補足
蔵での見学や直接の販売は行っていません。営業時間は土日祝を除く平日の午前8時30分から午後5時までです。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
京都府京都市伏見区塩屋町223
創業
1945年
公式サイト
higashiyamasake.com

出典

fushimi.or.jp / sakeworld.jp / higashiyamasake.com / nrib.go.jp / saketime.jp / nta.go.jp

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