SAKE BREWERY — KOCHI
西岡酒造店
紹介
江戸時代中期の天明元年(1781年)に初代井筒屋仁助が創業した、高知県最古の歴史を誇る蔵元です。高知県高岡郡中土佐町久礼に位置し、約230年前の酒蔵が今も現役で使われています。仕込み水には四万十川源流域の地下湧水(伏流水)を使用し、原料米には山田錦や四万十川源流の里で無農薬・有機栽培など自然な農法で育てられた酒造好適米を使用しています。造りは鰹のタタキをはじめとする地元の魚料理に合うキリッとした辛口やすっきりとした食中酒が特徴です。代表銘柄の「純平」は地元が舞台の漫画『土佐の一本釣り』の主人公名に由来し、「久礼」は地名にちなんでいます。自社杜氏による吟醸酒造りにも力を入れており、全国新酒鑑評会での金賞受賞や四国清酒鑑評会での優等賞受賞といった実績があります。蔵内には昔の酒造道具や漫画の原画などを展示するギャラリーも併設されています。
歴史
西岡酒造店は、江戸時代中期の天明元年(1781年)に、初代・井筒屋仁助が久礼(現在の高知県高岡郡中土佐町久礼)の地で創業した蔵元です。創業以来9代にわたって同じ土地で酒造りが続けられており、現在は西岡大介氏が代表を務めています。蔵の建物は230年以上前のものが現存する酒蔵の建物として高知県内で最も古く、今も現役で使われています。
蔵がある久礼の町は、黒潮の流れる太平洋に面し、鰹の一本釣り漁で名を知られる港町です。西岡酒造店は「世界一カツオに合う酒造り」を目指すことを方針として掲げており、地元で水揚げされる鰹をはじめとした土佐の料理に合わせやすい酒造りに取り組んでいます。代表銘柄のひとつ「純平」は、久礼を舞台にした漫画『土佐の一本釣り』の主人公の名前に由来しており、作者はすでに故人となっていますが、蔵に併設されたギャラリーには原作の原画が展示され、酒造りと地域の文化とが結びついた蔵の個性を今に伝えています。
酒蔵ギャラリーは午前9時から午後4時まで公開されており、実際に使用されていた酒造り道具や、屋根裏部屋に残る昔の道具、現存する帳場、筆で記された古い帳簿、蔵を守る神棚、絵付けされた「皿鉢」と揃いの食器・酒器、歴代銘柄のラベル、地元にゆかりのある銘木の工芸作品などを見ることができます。蔵の見学は事前の電話予約制で、仕込み作業の都合により内部に入れない時期もありますが、そうした時期でもギャラリーでは酒造りの様子を収めた映像が常時流されており、酒造りの雰囲気に触れることができます。
酒造り
仕込み水には、清流として知られる四万十川の源流域から湧き出る地下水を使用しています。原料米は兵庫県産の山田錦のほか、高知県産の酒造好適米「吟の夢」を用いており、四万十川源流の里で自然栽培された米を取り入れた酒造りにも力を入れています。近年は自社の杜氏が中心となって吟醸酒造りに取り組んでいます。こだわりの酒造りを求める人向けに「酒造トラスト」という会員制度も設けており、無農薬栽培の酒造好適米を50%精米し、会員専用のタンクで寒仕込みした純米大吟醸酒を、4月に全会員の名前をラベルに印刷した新酒として届けています。
吟醸酒造りの成果は受賞歴にも表れています。全国新酒鑑評会では平成17年、平成25年、平成26年、平成30年、令和4年に金賞を受賞しているほか、そのほかの年にも入賞を重ねています。四国清酒鑑評会では優等賞を受賞した実績もあり、地域の鑑評会でも評価を得ています。
仕込まれた酒は、主に県外へ出荷される「久礼」と、主に高知県内で流通する「純平」という二つの柱を軸に展開されています。久礼シリーズは精米歩合の異なる純米大吟醸から純米酒、辛口純米まで幅があり、純平にも創業以来の銘柄「雪柳」を受け継ぐ本醸造や、山田錦を35%まで磨いた大吟醸原酒「一本釣り」など、燗酒に適したものから冷やして楽しむタイプまで、料理や好みに合わせて選べる商品構成になっています。
蔵データ
代表銘柄
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久礼
3432円
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- 九礼
- 純平
久礼:久礼は、主に高知県外へ出荷されている銘柄です。四万十川源流域の地下湧水と、高知県産の酒造好適米「吟の夢」や兵庫県産山田錦を使い、純米大吟醸から純米酒まで精米歩合の異なる複数のタイプがそろっています。純米大吟醸・純米吟醸はフルーティーな香り、純米酒は米の旨味とコクのある味わいが特徴で、辛口純米は日本酒度+10のきりりとした辛口に仕上げ、豪快な土佐料理に合わせやすく燗にも向いています。梅や仏手柑を使ったリキュールにも「久礼」の名が用いられています。
純平:純平は、久礼を舞台にした漫画『土佐の一本釣り』の主人公の名前を冠した、高知県内で主に流通している銘柄です。純米吟醸はフルーティーな香りとすっきりした味わいが特徴で、特別本醸造は日本酒度+10の超辛口に仕上げ、飲み口はすっきりしており燗酒にも向いています。自社杜氏が手がける吟醸酒は全国新酒鑑評会で複数回金賞を受賞しており、蔵の吟醸酒造りを代表する銘柄になっています。
見学・購入
あり(要事前確認)
当社商品は専用フォーム(オンラインショッピング)・メール・FAX・電話でご購入いただけるほか、蔵に併設された店舗でも直接お買い求めいただけます。高知県内の約50店をはじめ、東京・神奈川・埼玉・千葉・北海道など県外の酒販店でも広く取り扱われています。
蔵内部の見学は事前の電話予約制で、仕込み作業など蔵の都合により立ち入れない時期があります。酒蔵ギャラリーは午前9時から午後4時まで公開されていますが、休蔵日は不定休です。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
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出典
jyunpei.co.jp / japansake.or.jp / tosa-sake.jp / kochi-tabi.jp / nishitora.jp / kochi-gaisho.com / nrib.go.jp / kochike.jp / sake-times.com
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