SAKE BREWERY — KOCHI
菊水酒造
紹介
高知県安芸市に所在する菊水酒造は、江戸時代に創業された老舗蔵元です(1948年に法人化)。社名の「菊水」は、菊の花的雫を飲んで長寿を得たという中国の「菊滋童(きくじどう)」の伝説に由来しています。
酒造りの仕込み水には四国山脈から流れる地元安芸の名水を使用。昭和元年(1926年)には日本初となる冷蔵貯蔵設備を酒蔵に導入し、温暖な南国土佐の気候下で高品質な清酒造りを可能にしました。
清酒の代表銘柄である「菊水」「四万十川」「龍馬」のほか、近年では女性スタッフによる「女性による女性のためのお酒づくりプロジェクト」を発足。県産の柑橘や乳製品等を活かした「ゆず酒」「ヨーグルトのお酒」をはじめとする各種リキュールや焼酎など、伝統技術を応用した個性豊かな酒造りにも注力しています。
歴史
菊水酒造株式会社は、高知県安芸市本町に蔵を構える酒蔵です。創業は江戸時代にさかのぼり、同地で酒造業を営んできました。社名の「菊水」は、中国の伝説上の人物「菊滋童(きくじどう)」が菊の花弁に滴る露を飲み続けて700歳あまりの長寿を得たという逸話に由来すると伝えられています。
昭和23年(1948年)11月に菊水酒造合資会社として法人化され、平成14年(2002年)7月には株式会社へと組織を変更しました。2016年には新会社「株式会社菊水酒造」が設立され、同年10月3日付で事業が譲渡されるなど、時代に応じて経営体制を刷新しながら酒造りを継続しています。
高知県は温暖な気候で知られ、清酒造りには不向きとされてきましたが、菊水酒造は昭和元年(1926年)に日本で最初となる冷蔵貯蔵設備を酒蔵へ導入し、この課題を克服しました。地元安芸の名水を仕込み水に用い、杜氏たちの技術とあわせて、南国土佐にありながら淡麗な清酒を醸してきました。
近年は9代目社長の春田和城氏のもとで、2009年頃から女性社員が中心となって一般女性との座談会を重ねる「女性による女性のためのお酒づくりプロジェクト」に取り組んでいます。この取り組みから、ヨーグルトのお酒や柚子のお酒、タピオカのお酒、ソフトクリームのお酒など個性的なリキュール類が数多く生まれ、清酒・焼酎・リキュールを合わせた製品数は300種類を超えるといわれています。
酒造り
菊水酒造の酒造りを支えるのは、四国山脈から流れる伏流水です。地元では「天下の霊水、菊水」とも称される良質な水を仕込み水に用い、淡麗辛口を基調とした土佐酒らしい香味の清酒を醸しています。看板銘柄の「菊水」をはじめ、酒造好適米「山田錦」を用いた純米吟醸「四万十川」などが、この仕込み水から生み出されています。
清酒づくりで培った技術は、焼酎やリキュールづくりにも応用されています。室戸海洋深層水を仕込み水に、室戸産の金時芋を原料とした芋焼酎「空海」のほか、地元産のさとうきびを原料に、オークの新樽で3~6ヶ月熟成させた後にホーロータンクへ移し、合計3年以上熟成させるジャパニーズラム「SEVEN SEAS」など、地域の素材を生かした酒質設計が特徴です。
蔵データ
高知県安芸市本町4丁目6番25号
代表銘柄
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四万十川
909円
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- 菊水
- 龍馬
- ヨーグルトのお酒
- ゆず酒
菊水:菊水酒造の社名を冠する看板銘柄です。四国山脈からの伏流水を仕込み水に用い、江戸時代から受け継がれてきた技術で醸される清酒で、純米大吟醸菊水のほか、長寿伝説にちなんだ「不老・長寿 菊水」などがラインアップされています。淡麗な香味を持ち、土佐の郷土料理と合わせやすい食中酒として親しまれています。
龍馬:幕末に活躍した土佐藩出身の坂本龍馬にちなんで名付けられた銘柄です。純米大吟醸・純米吟醸・純米酒の清酒に加え、麦焼酎や芋焼酎、さとうきびを原料とした黒糖酒「JAPANESE RUM RYOMA」まで幅広く展開されており、菊水酒造の中でも特に商品ラインアップが豊富なシリーズです。
四万十川:日本最後の清流とも呼ばれる四万十川にちなんだ銘柄です。酒造好適米「山田錦」を60%まで磨いた純米吟醸酒で、添加物を使わずに醸されています。爽やかな香りと淡麗な味わいが特徴で、キレのある喉ごしから高知の魚介料理との相性が良いとされています。アルコール分は14度台で、冷やして味わうのに適しています。
ヨーグルトのお酒:「女性による女性のためのお酒づくりプロジェクト」から生まれたリキュールです。ヨーグルト、糖類、酒精などを原料とし、アルコール分は5~6%程度と低め。プレーンのほか、マンゴーやラズベリー、ゆずなど複数のフレーバーが展開され、ストレートやロックのほか、凍らせてアイス感覚でも楽しめます。
ゆず酒:同じく女性プロジェクトから生まれた「あらごしシリーズ」の柚子リキュールです。太陽の光をたっぷり浴びた土佐産の柚子に良質な糖類を加え、つぶつぶとした果実感を残して仕上げられています。爽やかな柚子の香りとすっきりした後味が特徴で、720mlと1800mlの容量で販売されています。
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出典
japansake.or.jp / tosa-kikusui.co.jp / wikipedia.org / youtu-bu.jp / sakenomy.jp / meti.go.jp / tosa-sake.jp / kpta.or.jp / kochi.lg.jp / ja.wikipedia.org / jp.sake-times.com / nishitora.jp / kondosaketen.com / kochike.jp / saketime.jp
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