SAKE BREWERY — YAMAGATA
男山酒造
紹介
山形県山形市八日町に位置する男山酒造は、寛政元年(1789年)創業という200年以上の歴史を持つ老舗酒蔵です。看板銘柄の「羽陽男山」は京都の男山八幡宮に由来し、「羽陽」は出羽国の南部を意味しています。
酒造りには蔵王山系の清冽な伏流水(地下150メートルから汲み上げる清浄な水)と、厳選された良質米を使用しています。醸し出される日本酒は、すっきりとした辛口でキレの良い味わいが特徴です。「地元に支持されるまじめな酒造り」を基本姿勢とし、伝統の技術と設備を活かした酒造りに取り組んでいます。
代表銘柄には「羽陽男山」のほか、大吟醸の「壺天」や、純米酒・純米吟醸酒の「山男山」などがあります。品質への評価も高く、全国新酒鑑評会では5年連続を含む通算16回の金賞を受賞した実績を持っています。(390字)
歴史
男山酒造は、山形県山形市八日町に蔵を構える酒蔵です。創業は寛政年間にさかのぼり、200年以上にわたって酒造り一筋に歩んできました。株式会社としての設立は昭和四十八年十月です。蔵は東に蔵王連峰、西に霊峰月山を望む土地に位置し、蔵王山系から発して最上川に注ぐ馬見ヶ崎川がつくる扇状地の上にあります。この一帯は良質で豊富な地下水にも恵まれています。
看板銘柄「羽陽男山」の「男山」は、京都の男山八幡宮にちなんで名づけられました。同社は「地元に支持されるまじめな酒造り」を基本姿勢に掲げています。酒をかもすのは麹菌や酵母という生き物であることから、それらに接する造り手の心が酒質に反映すると考え、醗酵科学が明らかになる以前から先人が酒の無事な仕上がりを祈った心構えに思いを馳せながら、自然の営みへの畏敬の念を持ち続けて酒造りに取り組んでいます。優れた原料の選定や技術の研鑽、設備の充実にも努めていますが、何より造り手の心を大切にする姿勢を貫いています。全国新酒鑑評会において最高位の金賞を受賞するなど、その品質は高く評価されています。
全国新酒鑑評会における金賞は、令和6酒造年度までに9年連続で受賞した時期を含み、通算32回にのぼります。このほか、仙台国税局が主催する東北清酒鑑評会でも金賞を含む受賞を重ねており、複数の鑑評会で高い評価を受けてきました。
2016年には、山形県内の老舗酒蔵4社(水戸部酒造・楯の川酒造・小嶋総本店・男山酒造)による共同醸造プロジェクト「山川光男」を結成しました。参加各蔵の代表銘柄から一文字ずつをとって名づけられたこのお酒は、はる・なつ・あき・ふゆの季節ごとに4蔵が持ち回りで醸造を担当し、年ごとに異なるテーマのもとで仕込まれています。山形の日本酒の認知度を高め、産地としてのブランド力を高めていくことも目的の一つに掲げており、老舗でありながら新しい挑戦にも積極的な蔵としての一面をのぞかせています。
酒造り
酒米には、酒造り専用品種の美山錦や出羽燦々をはじめ、掛け米には特別栽培の「はえぬき」など、栽培する農家の顔が見える県産米を選んで使用しています。社員が管理する圃場で栽培した新品種米を用いた試験醸造にも取り組んでおり、原料米への探究心を絶やさない姿勢がうかがえます。仕込み水には、敷地内の地下100メートルから汲み上げる水を用いており、ミネラル分を多く含む硬水で、キレのよいすっきりとした辛口の酒に仕上がる要因となっています。
同社が酒造りにおいて最も大切にしているのは、造り手の心です。麹菌や酵母という生き物を相手にする酒造りである以上、それに携わる人間の気持ちが酒質に表れると考え、知識と経験を積み重ねながら、常に研鑽を怠らない姿勢で醸造に取り組んでいます。こうして生まれる酒は、男山の名にふさわしく、すっきりとした辛口でキレのよい味わいに仕上がります。
蔵データ
代表銘柄
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羽陽男山
1870円
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- 壺天
- 山男山
羽陽男山:看板銘柄「羽陽男山」は、京都の男山八幡宮にちなんで名づけられました。蔵王山系から汲み上げる地下水と、美山錦や出羽燦々など地元産米を用いて醸されており、すっきりとした辛口でキレのよい味わいが持ち味です。同社は「地元に支持されるまじめな酒造り」を基本姿勢に掲げ、優れた原料の選定や技術の研鑽を重ねながら地道な酒造りを続けています。
壺天:「壺天」は、男山酒造が全国新酒鑑評会に出品してきた銘柄で、公的な受賞記録でも同社の金賞の多くはこの壺天によるものです。大吟醸壺天は山田錦を精米歩合35%まで磨いて醸し、特別純米酒壺天・特別本醸造壺天は出羽燦々を60%まで磨いて仕込んでいます。蔵王山系の伏流水を用いた酒質は、すっきりとした辛口で飲むほどにキレのよい味わいに仕上がります。
見学・購入
あり(要事前確認)
見学は事前に電話で申し込む形式で、平日午前10時から午後4時までの間に対応しています。所要時間は30分から60分程度で、土曜・日曜・祝日は受け付けていません。決まったコースがあるわけではなく、その時々の作業状況にあわせた案内となりますが、1月から3月にかけての仕込み期には、実際の醸造工程をひと通り見学でき、試飲も楽しめます。ただし繁忙期など蔵の都合により、見学をお断りする場合もあります。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
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出典
yamagata-sake.or.jp / otokoyama.co.jp / sakenomy.jp / meimonshu.jp / ynet.or.jp / nrib.go.jp / jp.sake-times.com
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