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錦爛酒造

代表銘柄:羽陽錦爛

山形県

YAMAGATA

1772年創業

錦爛酒造株式会社(旧名:後藤康太郎酒造店)は、山形県東置賜郡高畠町に蔵を構える安永年間(1772年頃)創業の酒蔵です。代表銘柄は「羽陽錦爛」。

「品質第一」をモットーとし、自家の井戸水を仕込み水に使用しながら、地元の酒米や自家精米にこだわった丁寧な酒造りを行っています。きれいで柔らかく、ふくみのある旨味が特徴です。純米酒や純米吟醸酒の製造研究に注力しているほか、社長自らがタイプ別や熟成年数別などの清酒の熟成研究にも取り組んでいます。

受賞歴としては、全国新酒鑑評会において平成14酒造年度以降だけでも9回の金賞を受賞しており、これに加え平成11酒造年度にも金賞を受賞した記録があります。

錦爛酒造の歩み

錦爛酒造株式会社は、山形県東置賜郡高畠町元和田に蔵を構え、安永年間(1772年ごろ)の創業から二百五十年以上にわたって酒造りを続けてきました。置賜盆地の南部にあたるこの地は、古くから稲作が盛んな農業地帯としても知られています。

かつては創業家の名を冠した「後藤康太郎酒造店」の屋号で個人経営を続けてきましたが、2020年に法人化し、現在は「錦爛酒造株式会社」の商号で酒造りを続けています。代表銘柄「羽陽錦爛」は、出羽(羽陽)と「錦爛」を組み合わせた酒名です。現在の代表は後藤隆暢氏で、小さな蔵元ながら、高畠町元和田の地で今も醸造を続けています。

高畠町には、米鶴酒造や後藤酒造店など複数の老舗酒蔵があり、錦爛酒造もそうした蔵元のひとつとして長く地域の酒造りを支えてきました。

全国新酒鑑評会では、平成14酒造年度以降に限っても16回入賞しており、うち金賞は平成14、16、17、23、24、25、28酒造年度と令和3、令和4酒造年度の9回です。これに加えて、平成11酒造年度にも金賞を受賞しています。なお令和元酒造年度は、この年に限り決審が中止されて金賞そのものが選定されなかったため、入賞にとどまっています。

酒造りの特徴

仕込み水には自家の井戸水を用い、「品質第一」をモットーに酒造りを行っています。「より優しく、より丁寧に」を心がけ、目指す酒質は、きれいで柔らかく、旨味のある酒です。原料米には出羽燦々、山田錦、トヨニシキなどを用い、自家精米機で酒米を丁寧に磨き上げています。

純米酒や純米吟醸酒の製造研究に力を入れ、商品ごとに異なる味や香りの個性を持たせています。清酒の熟成についても代表自らが取り組み、熟成方法の違いやタイプ別、熟成年数別など、さまざまな熟成酒の研究を続けています。従業員数名という小さな蔵元です。

看板商品には、山田錦を精米歩合35%まで磨いた大吟醸「羽陽錦爛 黒フロスト」(アルコール分15.5%、日本酒度+5、酸度1.0)、同じく山田錦を40%まで磨いた「羽陽錦爛 純米吟醸生」、五百万石を用いた「羽陽錦爛 手造り純米酒」、出羽燦々を自家精米で50%まで磨いた純米吟醸の生酒「羽陽錦爛 DEWA33 生酒」、山形県オリジナル酒米「雪女神」を33%まで磨いた大吟醸「羽陽錦爛 雪女神33」などがあります。

純米吟醸「赤鬼の涙」と純米大吟醸「青鬼の微笑」は、高畠町出身の童話作家・浜田廣介の代表作「泣いた赤おに」に由来する銘柄で、地域ゆかりの物語を酒名に込めています。普通酒から大吟醸まで幅広い酒質を手がけているのも特徴で、地元では吟醸生貯蔵酒が「緑のビン」の愛称で親しまれています。

フランス発の日本酒コンクール「Kura Master」では、2020年度に純米吟醸「赤鬼の涙」が出羽燦々部門でプラチナ賞を受賞し、出品824点の中から上位18銘柄にも選ばれました。純米吟醸「雪若丸55」は2024年度の純米酒部門で金賞を受賞し、純米大吟醸「青鬼の微笑」は2023年度の純米大吟醸酒部門で金賞、2024年度は同部門でプラチナ賞を受賞、「赤鬼の涙」も2023年度・2024年度とも同部門でプラチナ賞に輝いています。

国内でも「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」で高い評価を受けており、2021年には大吟醸「雪女神33」がプレミアム大吟醸部門で最高金賞を受賞したほか、2022年と2024年にも同部門で金賞を重ねています。

代表銘柄

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羽陽錦爛

蔵の代表銘柄で、出羽(羽陽)と「錦爛」を組み合わせた酒名です。大吟醸「黒フロスト」や生酒仕立ての純米吟醸、五百万石を使う手造り純米酒など幅広いラインナップを持ち、きれいで柔らかな旨味が持ち味です。全国新酒鑑評会では平成14酒造年度以降だけで9回金賞を受け、フランスのKura Masterでも2020年度にプラチナ賞と上位18銘柄選出、純米大吟醸「青鬼の微笑」がプラチナ賞、純米吟醸「雪若丸55」が金賞を受賞するなど、国内外で評価されています。

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見学・購入

蔵見学
あり(要事前確認)
直売所
蔵に直営の売店はなく、よねおりかんこうセンターや太陽館売店など高畠町内の物産施設で購入できます。
補足
蔵見学は事前予約が必要とされています。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

蔵の基本情報

所在地
山形県東置賜郡高畠町元和田732
創業
1772年

出典

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