SAKE BREWERY — SAITAMA
麻原酒造
紹介
1882年(明治15年)創業。初代・麻原善次郎が滋賀県(琵琶湖の畔)から東京・青梅の酒蔵への奉公を経て、29歳で毛呂山にて開業した埼玉県入間郡の酒蔵です。代表銘柄の「琵琶のささ浪(さざ浪)」は、真面目に努力し人に喜ばれる酒を造れば、人から人へ「ささ浪」の如く世界に伝わっていくだろうという初代の歌に由来します。
酒造りでは、埼玉県産の酒造好適米「さけ武蔵」などを中心に使用し、醪・麹造り・原料処理を徹底管理しながら1本1本小仕込みで醸造を行っています。キレがあり甘くなく透明感のある味わいや、搾りたてのすっきりとした無濾過生酒・純米酒などにこだわっています。
清酒の「琵琶のささ浪」「武蔵野」などのほか、地元の特産品である柚子や梅を使用したリキュール、ワイン、クラフトビール、甘酒など多種多様な酒類の製造も展開しています。また、はせがわ酒店(東京駅グランスタ店)限定の「東京駅ラベル」純米吟醸などを手掛けていることでも知られています。
歴史
麻原酒造株式会社(英文表記:ASAHARA BREWERY CO. LTD.)は、埼玉県入間郡毛呂山町に本社を置く酒蔵です。創業は明治15年(1882年)、初代・麻原善次郎によるものです。善次郎は滋賀県の琵琶湖の畔に生まれ、9歳のときに東京・青梅の酒蔵へ奉公に入り、そこで酒造りの技術を身につけました。並外れた勤勉さで修業を重ね、29歳のときに現在の毛呂山町の地で自身の酒蔵を開業しました。蔵のある毛呂山町周辺は秩父と川越の間に位置し、自然と水に恵まれた土地です。
代表銘柄「琵琶のさざ浪(さゝ浪)」の名は、善次郎自身が詠んだ「近江やに名高き松の一本木 先から先へと開くさざ浪」という歌に由来します。真面目に努力を重ね、人に喜ばれる酒造りを続けていれば、その評判は人から人へとさざ浪のように広がり、やがて大きな波となって世界中に浸透していくだろう、という願いが込められています。故郷である近江(滋賀県)への思いとともに、この創業の理念は代々の当主に受け継がれてきました。琵琶のさゝ浪は地元では埼玉を代表する銘酒の一つとしても紹介されています。
酒蔵の歩みの中で、1991年には杜氏制度を廃止し、日本酒以外の酒類の製造にも着手しました。さらに2001年からは、地元の特産品である柚子や梅を用いたリキュールの製造を開始しています。現在は埼玉県入間郡越生町にワインとリキュールの製造工場「越生ブリュワリー」を構え、直営の店舗を併設するなど、日本酒に加えて地ビール・地ワイン・本格焼酎・リキュールまで手がけるハイブリッドな酒蔵として事業を広げています。近年は社員杜氏の体制のもとで日本酒造りにも力を入れ、若い世代にも受け入れられる、毎日飲みたくなるような酒を目指した取り組みを続けています。
酒造り
仕込みに使用する米は、埼玉県が開発した酒造好適米「さけ武蔵」や山田錦、八反錦などを使い分けています。代表的な純米吟醸クラスでは精米歩合60%前後まで磨いた米を使用し、上品な旨みとキレの良い後味を持つ酒質を目指しています。2016年には、八反錦を50%まで磨き、酸を低く抑えつつ吟醸香のもとになるカプロン酸エチルを生み出す協会1601号酵母を用いた新ブランド「天喜」を立ち上げるなど、酒質向上への取り組みも続けています。
かつては杜氏を招く形で日本酒を造っていましたが、1991年に杜氏制度を廃止して以降は、蔵元・社員による自社体制で酒造りを行っています。日本酒に加えて、地元埼玉県産の柚子や梅を使ったリキュール、ワイン、クラフトビール、本格焼酎まで手がける多角的な酒蔵であることも特徴で、精米歩合70%の米を使い、ほのかな甘みを残した日本酒スパークリング(アルコール分12度)のような低アルコール商品も展開するなど、幅広い酒質・度数の製品を造り分けています。
蔵データ
代表銘柄
[PR] 本セクションは楽天アフィリエイトのリンクを含みます。
- 東京駅ラベル
- 武蔵野
琵琶のさざ浪:麻原酒造の代表銘柄で、初代・麻原善次郎が詠んだ「近江やに名高き松の一本木 先から先へと開くさざ浪」という歌に由来する名前です。真面目な酒造りの評判が人から人へさざ浪のように広がってほしいという創業の願いを受け継ぐ銘柄として、純米酒・純米原酒・大辛口・純米吟醸など幅広いラインアップを展開しています。地元では埼玉を代表する銘酒の一つとしても紹介されています。
琵琶のささ浪:「琵琶のさざ浪」ブランドの純米吟醸で、精米歩合60%、アルコール分15度に仕上げられています。公式サイトでは「上品な旨みと丸みのある酸の調和の取れた後味すっきりな純米吟醸」と紹介されており、原材料は国産米と国産米こうじのみといたってシンプルです。すっきりとした後味で、食事にも合わせやすい一本です。
武蔵野:埼玉県産の酒造好適米「さけ武蔵」を100%使用した純米吟醸「武蔵野ホワイト」を中心とするシリーズです。精米歩合60%、アルコール分15~16度で、公式サイトでは「爽やかで品のある香りとすっきりとした飲みやすさ」が特長と紹介されています。同シリーズには精米歩合70%・アルコール分12度に仕上げた、ほのかな甘みが特徴の日本酒スパークリングもあり、幅広い飲み方で楽しめる展開となっています。
見学・購入
なし
埼玉県入間郡越生町にある「越生ブリュワリー」に直売所を併設しており、ワインやリキュールの製造工場を兼ねる同施設で、麻原酒造の日本酒・地ビール・リキュールなど各種商品を購入できます。営業時間は午前10時から午後5時までです。
本社工場は埼玉県入間郡毛呂山町毛呂本郷94、越生ブリュワリーは埼玉県入間郡越生町上野2906-1にあります。公式サイトの案内では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため試飲・工場見学は中止となっています。一方で近年は川越の小江戸蔵里や地域の祭りなど、蔵外のイベントへの出店・有料試飲は積極的に行っています。
見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。
同じ埼玉県の酒蔵
出典
sakenomy.jp / japansake.or.jp / saisake.com / musashino-asahara.jp / sakagura-press.com / kago-ya.net / farmers-ikesun.jp / sake-times.com / fc2.com / sakura.ne.jp / ja.wikipedia.org
本ページは自動収集した情報を編集したものです。内容の正確性を保証するものではありません。