SAKE BREWERY — HIROSHIMA

亀齢酒造

広島県東広島市西条本町8-18 1898年創業

紹介

広島県東広島市西条に位置する亀齢酒造は、1898年(明治31年)創業の酒蔵です。明治時代は屋号から「吉田屋の酒」として親しまれ、後に「鶴は千年、亀は万年」の言葉にちなみ、長寿と永遠の繁栄の意を込めて「亀齢」と命名されました。

やわらかな甘口の日本酒が多い広島県において、創業当初より一貫してすっきりとした「辛口」の酒造りを追求しているのが大きな特徴です。「人中心ではなく酒中心の酒造り」を信条とし、洗米や麹造りなど手間暇を惜しまない伝統的な手造りの工程を大切にしています。

1917年(大正6年)には、全国清酒品評会(現・全国新酒鑑評会等)において、その卓越した醸造技術が高く評価され、京都の月桂冠や広島の賀茂鶴とともに日本初となる「名誉賞」を受賞しました。蔵の敷地内にある直売所・ギャラリー「万年亀舎(まねきや)」では、限定酒や酒粕を使ったオリジナル商品などを販売しています。

歴史

亀齢酒造は、広島県東広島市西条本町に蔵を構える酒蔵です。公式サイトの会社案内によれば、1898年(明治31年)に「吉田屋」の屋号で酒屋として創業しました。西条は兵庫県の灘、京都府の伏見と並び「日本三大銘醸地」の一つに数えられる酒どころで、亀齢酒造もJR西条駅近くの酒蔵通りに蔵を構えています。

その後、「鶴は千年、亀は万年」という言葉にちなみ、長寿と永遠の繁栄への願いを込めて酒銘を「亀齢」と改めました。1939年(昭和14年)には亀齢酒造株式会社として法人化され、現在の社名となりました。

1917年(大正6年)には全国清酒品評会において、京都の月桂冠、広島の賀茂鶴とともに日本で初めてとなる「名誉賞」を受賞し、その醸造技術の高さが広く評価されました。

広島県は軟水醸造法の発祥地として知られ、やわらかな甘口の酒が主流とされていますが、亀齢酒造は創業以来一貫して「すっきりとした辛口」の酒造りを追求してきたことが大きな特徴です。蔵の敷地内には、毛利家の家臣筋であることを示す「一文字に三ツ星」の家紋が刻まれているとも紹介されています。

酒造り

杜氏を務める西垣昌弘氏は兵庫・但馬杜氏の系譜に連なり、父で先代杜氏の信道氏が杜氏を務めた香川県の丸尾本店(悦凱陣)で修業しました。1998年に父とともに亀齢酒造の酒造りを任され、2001年の代替わりで杜氏を継承しました。但馬杜氏の系譜に連なる技術を受け継ぎ、「人中心ではなく酒中心の酒造り」を信条として、洗米や製麹などに手間を惜しまない手造りの工程を大切にしています。

仕込み水には、蔵の敷地内にある井戸「万年亀井戸」から汲み上げる、龍王山の伏流水を使用しています。酒米には山田錦のほか、広島県原産の八反や八反錦といった酒米を用いており、普通酒は15度未満、吟醸酒は10度未満という低温での発酵を徹底することで、荒々しさのないクリアな味わいを実現しています。

近年の実績として、2023年(令和5年)3月24日に開催された第72回西条清酒品評会では、亀齢酒造 五号蔵の大吟醸が1位に選ばれました。杜氏の西垣昌弘氏はこれで3度目の受賞となり、「淡麗辛口でキレのある酒に仕上がった」とコメントしています。

蔵データ

所在地

広島県東広島市西条本町8-18

創業

1898年(広島県)

代表銘柄

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亀齢:創業当初から、甘口が主流とされる広島県にあってすっきりとした辛口を追求してきた、亀齢酒造の看板銘柄です。龍王山の伏流水と山田錦や広島県産の八反・八反錦などの酒米を用い、低温発酵でじっくりと仕込みます。1917年の全国清酒品評会では名誉賞を受賞するなど、辛口の実力派として評価されてきました。純米大吟醸から普通酒まで幅広いラインナップがあります。

吉田屋:亀齢酒造のもともとの屋号「吉田屋」を冠した、直売所「万年亀舎」限定の蔵元限定酒です。蔵のタンクで熟成した日本酒を数種ブレンドして仕上げる限定酒で、毎回約100本のみの販売です。時期によりブレンドが変わる一期一会の味わいで、冷酒から常温・ぬる燗まで楽しめます。蔵を訪れた際にしか入手できない一本です。

亀齢萬年:亀齢酒造が手掛けるもうひとつの銘柄です。広島県造賀地区産の線状心白米を50%まで磨いた純米大吟醸原酒「五拾」や、山田錦を用いた純米吟醸などがラインナップされています。「五拾」は甘・辛・旨・酸のバランスと濃厚な味わいが特徴とされています。

見学・購入

蔵見学

なし

直売所

蔵に併設する直売所・ギャラリー「万年亀舎(まねきや)」で、日本酒のほか酒粕を使った豆菓子「亀齢の豆氏さん」、うどん、甘酒、石鹸などのオリジナル商品を販売しています。営業時間は平日9:00〜16:00(昼休憩あり)、土日祝10:30〜16:00です。

補足

定例の蔵見学は行っていませんが、直売所「万年亀舎」へは営業時間内に自由に立ち寄ることができます。正月を除きほぼ通年営業ですが、土日祝日は不定期に休業することがあるため、訪問前に公式サイトでの確認が勧められています。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

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出典

e-sake.jp / japansake.or.jp / higashihiroshima-kanko.jp / jimdofree.com / goshu-pro.jp / at-living.press / dive-hiroshima.com / sakagura-press.com / tanoshiiosake.jp / kireikireikirei.jimdofree.com / nihonmono.jp / saketime.jp / higashihiroshima-digital.com / news.nissyoku.co.jp

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