SAKE BREWERY — AOMORI

三浦酒造

青森県弘前市石渡5-1-1 1930年創業

紹介

青森県弘前市に位置する三浦酒造は、1930年(昭和5年)に創業し、2007年(平成19年)に法人化した酒蔵です。家族中心の小さな蔵で、岩木山・赤倉山系の伏流水と、全国で同蔵のみが契約栽培を行っている青森県の酒造好適米「豊盃米(ほうはいまい)」を中心に用い、丁寧な小仕込みの酒造りを行っています。 "和醸良酒"の精神を掲げ、蔵人や米農家など酒造りに携わる人々が一致団結し、飲む人の心が和む酒造りを目指しています。1999年からは三浦家の兄弟が5代目蔵元・杜氏として酒造りの陣頭に立っています。代表銘柄である「豊盃」をはじめ、手軽に楽しめる純米酒「ん」、ユニークなネーミングとインパクトのあるラベルで知られる季節限定酒「モヒカン娘」や「ビキニ娘」など、多様な銘柄を展開しています。

歴史

三浦酒造は、青森県弘前市石渡に蔵を構える日本酒蔵です。創業は昭和5年(1930年)で、家族を中心とした小さな蔵として酒造りを続けてきました。平成19年(2007年)には三浦酒造株式会社として法人化し、現在に至っています。

2000年代前半、三浦家の兄弟が20代の若さで蔵に入り、自ら酒造りを手掛けるようになりました。蔵では杜氏、頭、麹屋、もと屋、釜屋、精米屋など、酒造りに携わるさまざまな役職の職人たちが一致団結して良い酒を醸すという「和醸良酒」の精神が受け継がれており、現在は三浦剛史氏が代表者を務めています。

代表銘柄「豊盃」は「ほうはい」と読みます。名前の由来は、豊かな盃という意味に加え、かつて津軽藩祖為信公が合戦で家臣の志気が著しく落ちた際、志気を鼓舞するために唄った歌にあるとされています。この歌は今日、津軽民謡「ホーハイ節」として知られており、そのユーモアと勝利にあやかって、音が同じ「豊盃」と名付けられたと蔵では伝えています。

酒類総合研究所が実施する全国新酒鑑評会では、令和3酒造年度および令和4酒造年度に金賞を受賞しています。令和2酒造年度にも入賞しており、青森県を代表する蔵のひとつとして評価を受けてきました。

酒造り

酒造りに使う水は、蔵のすぐ後ろにそびえる岩木山の伏流水です。蔵の複数の井戸から常時湧き出ており、水源に困ることはないといいます。

使用する酒米のうち「豊盃米」「華吹雪」「華想い」は、蔵の周辺の農家が丹精込めて栽培したもので、使用する酒米全体の約80%を占めます。残り約20%は、兵庫県西脇からの「山田錦」「山田穂」、秋田県大潟村からの「亀の尾」「美郷錦」です。豊盃米は昭和51年(1976年)に青森県農業試験場が開発した、この地での日本酒造りに適した酒造好適米で、蔵では「豊盃米で日本酒を醸す蔵は、私どもの蔵だけになりました」と紹介しており、全国で唯一この米を用いて醸す蔵になったとしています。

これらの原料を用い、造り手の顔が見える丁寧な小仕込みにこだわって酒造りを行っています。小さな規模の蔵でありながら大型の自家精米機を備え、自ら精米を行うことで、繊細な酒質づくりに取り組んでいます。

蔵データ

所在地

青森県弘前市石渡5-1-1

創業

1930年(青森県)

公式サイト

houhai.co.jp

代表銘柄

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豊盃:蔵の看板銘柄です。契約栽培の豊盃米や華吹雪、華想いなど青森県産米を主体に、岩木山の伏流水を用いて丁寧に醸されています。純米大吟醸から特別純米酒、しぼりたての生酒まで幅広いラインナップを展開しており、津軽の気候風土を映した、甘みと酸味のバランスが取れた飲み口が特徴です。

モヒカン娘:豊盃を醸す三浦酒造が数量限定で蔵出しする純米吟醸酒です。豊盃米を原料に精米歩合55%で仕込まれ、東京・中野の酒販店「味ノマチダヤ」でのみ販売される限定流通の一本として知られています。予約や取り置きは行わず、店頭での販売発表後に直接購入する形が取られています。

:蔵の商品一覧にも掲載されている、豊盃ブランドの純米酒です。「安い、旨い、覚えやすい、三拍子揃ったお酒」であることを打ち出しており、気軽に楽しめる普段使いの一本として位置づけられています。一文字の銘柄名が印象的で、手に取りやすい価格帯の商品です。

ビキニ娘:「モヒカン娘」の夏季版として知られる限定銘柄で、同じく東京・中野の酒販店「味ノマチダヤ」で数量限定で販売されています。甘みとフルーティーな香りがあり、柔らかな飲み口が特徴とされ、モヒカン刈りの娘を描いた個性的なラベルデザインでも知られています。

見学・購入

直売所

青森県弘前市石渡5-1-1の蔵に直売所があり、最大8種類の銘柄を30ml・60ml・90mlの3段階で楽しめる有料試飲コーナーが設けられています。営業時間は8時30分から17時までで、土曜・日曜・祝日は休業です。

補足

直売所は令和2年(2020年)11月にリニューアルされ、敷地面積が従来の約10倍に拡大しました。試飲は銘柄と分量に応じて100円から1,300円の有料制です。

見学・販売の情報は変わることがあります。訪問前に公式サイト等でご確認ください。

同じ青森県の酒蔵

出典

aomori-sake.or.jp / japansake.or.jp / wikipedia.org / hirosaki-navi.jp / goodoldboy.jp / saketime.jp / houhai.co.jp / jp.sake-times.com / aomori-tourism.com / nrib.go.jp

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